童話「ガラスの少女」のあらすじと結末を全編解説

童話「ガラスの少女」

【ネタバレ有り】ガラスの少女 のあらすじを起承転結で紹介

さるのキモの主要登場人物

ガラスの少女(がらすのしょうじょ)
体のすべてがガラスでできている少女。一人で寂しい思いをしている。物語に主人公。

鉄の少年(てつのしょうねん)
鉄でできていて、硬くて真っ黒の体をしている少年。

木の少年(きのしょうねん)
木でできていて、全身に綺麗な木目がある少年。

ガラスの少女 の簡単なあらすじ

体がすべてガラスでできている少女が居ました。唯一、心臓だけはハートの形をしているのが見えていて、動いているのが見えました。1人で暮らしていたガラスの少女ですが、鉄でできている鉄の少年と、木でできている木の少年に出会い、仲良く暮らし始めました。ある日、強い風が吹いて、ガラスの少女は粉々になってしまいましたが、少女は最後には星の川になることができ、少年たちは悲しまずに済みました。

ガラスの少女 の起承転結

【起】ガラスの少女 のあらすじ①

1人で暮らすガラスの少女

体の、すべてがガラスでできている少女が居ました。

少女は、一人で暮らしていて、言葉を話すことができませんでした。

踊りが好きで、天気の日には、動物と踊りを踊ったりしていました。

すべてがガラスでできている少女ですが、心臓だけはハートの形をしていてドクンドクンと動いているのが分かり、うれしいときにはピンク色、悲しいときにはブルーの色をしていました。

ある日、湖で氷に映った自分を見て、友達ができたと思った少女はうれしくなりましたが、氷が解けてしまうとその姿を見ることができなくなり、ガラスの少女は、自分が氷に映っていただけとは気づかず、その少女を探す旅に出かけます。

【承】ガラスの少女 のあらすじ②

2人の少年との出会い

ガラスの少女は、森を抜けて、険しい山道を歩き、遠くまでやってきました。

疲れてしまったガラスの少女は、道端で眠り込んでしまいます。

すると、何か耳元で音がし、起きてみると、何者かがガラスの少女を見下ろしていました。

真っ黒な人の形をした者、木でできている形をした者の二人は、自分たちと違う体をしているガラスの少女に興味を持ち、少女の力になろうとしました。

鉄でできた少年と、木でできた少年との出会いから、三人で暮らし始めることになりました。

【転】ガラスの少女 のあらすじ③

突然の悲劇

鉄の少年な力持ちで、大体のことを任せることができました。

木の少年は手先が器用なので、いろいろなものを作り出すことができました。

ガラスでできた少女は、二人のためにできることといえば、二人が働いて休憩している時に、踊りを踊って二人を癒し、楽しませることでした。

ガラスの少女は、少し心苦しくは思っていましたが、二人の少年はガラスの少女が踊る姿を見るのが好きでした。

しかし、楽しい日々が続いていたのですが、ある時、突風が吹き、細かい石が三人を打ち付けました。

急いでみんなは物陰に隠れましたが、少女の姿が見つかりません。

【結】ガラスの少女 のあらすじ④

星になったガラスの少女

夜になり、少年たちは、少女の姿を探しますが見つけられず、小さなガラスの粒が散らばっていることに気が付きます。

少女が粉々になってしまったことに悲しみを隠し切れない少年たちでしたが、ふと、鉄の少年は空を見上げると星の川がきれいな音を立てて流れていることに気が付きました。

少年たちは、星の川の真ん中あたりに、きれいなピンク色をした星が輝いているのを見つけ、ガラスの少女が星の川になったんだと理解します。

ガラスの少女は、風に飛ばされ粉々になってしまいましたが、神様が心優しい少年、少女を悲しませないよう、天に住まわせてくれたのでした。

ガラスの少女 を読んだ読書感想

登場人物のすべてがとても心が優しく、温かい気持ちになれる作品です。

それぞれの得意とすることを生かし、役割分担をしながら共に暮らし、離れ離れになっても空を見上げることで会えるという安心感を与えてくれます。

ガラスでできているけれど、心臓の部分がピンクやブルーで気持ちを伝えることができ、星になってピンク色に輝いているガラスの少女は、幸せになれたんだと思うと、安心します。

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