童話「はちかづきひめ」のあらすじと結末を全編解説

はちかづきひめ

【ネタバレ有り】はちかづきひめ のあらすじを起承転結で紹介

ごんぎつねの主要登場人物

(はちかづき)
主人公。観音様の力で信心深い夫婦のもとに生まれ、鉢をかぶせられ育てられた女の子。

(観音様)
子供がいない夫婦に女の子と鉢を授ける。

(子供のいない夫婦)
子供が授からず、観音様にお願いし、はちかづきと鉢を授かり大事に育てる。

(ままおっかさん)
はちかづきの母親がなくなった後に家に来た継母。はちかづきが気に入らず、家から追い出そうと画策する。

(漁師)
川におちたはちかづきを助け、家に連れていき、村人に見せ、見物料でお金もちになる。ままおっかさんに脅され、はちかづきを捨てに行く。

(殿様)
はちかづきを漁師からひきとり、お屋敷で働かせる。

(殿様の末の息子)
鉢の下からのぞく、はちかづきの可愛さを気に入り、嫁にしようとする、

はちかづきひめ の簡単なあらすじ

子供のいない夫婦は、観音様に“子供を授けるが、鉢を頭に被せて育てるように”と言われます。生まれた娘・はちかづきは、継母に家を追い出され、漁師に拾われ、殿様にひきとられますが最後は幸せになります。

はちかづきひめ の起承転結

【起】はちかづきひめ のあらすじ①

はちを被った娘

昔、あるところに子供のいない夫婦がおり、毎日観音様に子供が授かるように願い暮らしていました。

観音様が夢にあらわれ、“子供を授けます。

鉢を一緒に授けるので、これを寝る時も起きている時も被せたまま育てなさい”と言います。

夫婦は観音様の言う通りにします。

近所の子供達から鉢を被っている姿を、いじめられながらも、育つはちかづき。

13歳になった時に母親が亡くなってしまいます。

後に来た継母は、はちかづきを気に入らず、辛い仕事をたくさん言いつけ、最後は家から追い出してしまおうと考えます。

【承】はちかづきひめ のあらすじ②

漁師の家で

継母は、厩番の男に言いつけ、眠っているはちかづきを捨てに行かせます。

野原で起きた、はちかづきは、川に落ちてしまいますが、鉢をかぶっていたため、浮いたまま川を流れていき、漁師の男に拾われます。

漁師は家にはちかづきを連れていくと、近所の人たちが珍しがり、鉢を被った女の子を見ようと、見物料をおいていってくれます。

漁師の家はお金持ちになりますが、その噂を聞いた継母は、占い師のふりをして、“あの娘は鬼の娘だからいまに喰われてしまう”と言いに行きます。

漁師は怖くなり、はちかづきを海に流すことにします。

【転】はちかづきひめ のあらすじ③

殿様のお屋敷へ

漁師が船にはちかづきを載せ、海を漕いでいると、舟遊びをする殿様に会います。

船の上のはちかづきに興味を持ったを殿様は、いったいそれは何だと漁師に尋ねます。

漁師は鉢を被った娘ですと答えます。

頭にかぶった鉢は取れず、鬼の娘で喰われてしまうかもしれないと聞いたので、海に捨てるつもりだと説明します。

殿様はそんな漁師を臆病だと笑い、それなら娘は私がもらおうと言います。

はちかづきは殿様のお屋敷で働くことになりました。

【結】はちかづきひめ のあらすじ④

美しいはちかづき

殿様のお屋敷で、はちかづきは毎日くるくると良く働きます。

殿様には4人の息子がいて、末の息子だけまだ独り身でした。

末息子は、はちかづきの、鉢の下から覗く口元の可愛いさ、身のこなしのよさに気づき、話しかけている間にはちかづきと仲良くなり、嫁に迎えたいと殿様に話に行きます。

殿様は、あの娘の鉢は一生取れないけど良いのか?明日、上の3人の息子の嫁と嫁比べをするけどそれでも良いのか?と聞きます。

末息子は構わないと答えます。

その話を聞いたはちかづきは、こんな鉢を被ったみにくい私が嫁比べに出て、あなたが笑いものになるならお屋敷を出ていきますと言うと、末息子は、それなら私も一緒に出ていくと言い、手を取り合って門から出ていこうとします。

すると頭の鉢が外れ、下に落ち、金銀さんごの宝物がひろがりました。

鉢が外れたはちかづきは、世にも美しい娘でした。

二人は大喜びし、嫁比べに行き、婚礼を許され、幸せに暮らしました。

はちかづきひめ を読んだ読書感想

子供むけの昔話ですが、大人になった今、この物語を読むと、沢山の教訓が含まれていることに気が付きます。

まず一つ目。

欠点だと思ってたことが長所だったりするってことです。

生まれてから一度も鉢を頭から外せず、周りから虐げられる、はちかづき。

でも何度も鉢のおかげで、助けられているのです。

二つ目は厳しい境遇にあっても健気に働く心は大事ということ。

他にも読み手によってさまざまな教訓に気づくと思うので、子供に話を聞いてみたいです。

コメント