童話「おおかみがきた!」のあらすじと結末を全編解説

おおかみがきた!

【ネタバレ有り】おおかみがきた! のあらすじを起承転結で紹介

ごんぎつねの主要登場人物

男の子
村に住む羊飼いの男の子

村人たち
羊飼いの男の子と同じ村に暮らす村人たち

おおかみがきた! の簡単なあらすじ

ある村に暮らす羊飼いの男の子。羊の世話だけでは退屈になり、何か面白いことはないかと探していました。そこで男の子のひらめいた事とは?

おおかみがきた! の起承転結

【起】おおかみがきた! のあらすじ①

羊飼いの男の子

ある村に男の子が暮らしていました。

男の子の仕事は羊飼いでした。

肉食動物から羊を守ったり、羊がえさとなる牧草をきちんと食べているか、具合の悪い羊はいないか見守るお仕事です。

しかし、男の子は羊飼いの仕事がだんだんとつまらなくなってしまいました。

「毎日ひつじの世話だけなんて、退屈な仕事だなあ。

何か楽しいことはないかなあ?」ため息をつきながら言いました。

「そうだ、いい考えがあるぞ。

みんなをびっくりさせてやろう!」男の子は何かを思いつきました。

【承】おおかみがきた! のあらすじ②

「おおかみがきたぞ!」

そして突然男の子は叫びました。

「おおかみだ!おおかみがきたぞ!助けてー!」その声を聞いて驚いた大勢の村人たちは、男の子や羊を助けるために手に武器を持って大急ぎで駆けつけました。

「おおかみはどこだ?」村人たちは心配して聞きました。

しかし、そこにおおかみはいません。

村人たちが不思議そうな顔をして帰ると、男の子は笑い出しました。

「はははー!おおかみなんているわけないさ。

面白かったー!またやってみよう。」

【転】おおかみがきた! のあらすじ③

再び「おおかみがきたぞ!」

村人たちを驚かせたことに味をしめた男の子は、何日か経ってまた叫びました。

「おおかみだー!おおかみがきたぞー!助けてー!」たくさんの村人が心配してまた直ぐに助けに駆けつけました。

「おおかみはどこだ?」村人たちは聞きましたが、しかしそこにおおかみはいません。

村人たちはカンカンに腹を立てました。

「あの子は嘘つきだ!」「急いでやって来たが、おおかみなんてどこにもいやしないじゃないか!」村人たちは怒って帰って行きました。

【結】おおかみがきた! のあらすじ④

本当に「おおかみが来た!」その時、村人たちは

次の日、男の子が羊の世話をしていると、何と本当におおかみが現れました。

男の子は叫びました。

「助けてー!おおかみだー!おおかみが羊を襲っているよー!早く誰か来てー!」男の子は必死に助けを求めましたが、村の人々は男の子の声に耳を貸しません。

もう誰も男の子のことを信じていなかったのです。

「あの子がまた嘘をついているぞ。」

「もうおおかみが来ただなんて言っても騙されないぞ。」

と、男の子を助ける者はいませんでした。

その間に、おおかみは羊を全部襲い食べてしまいました。

男の子はわんわん泣きました。

日頃?をついていると、本当のことを言ったとしても誰も信じてもらえなくなります。

おおかみがきた! を読んだ読書感想

子どもが嘘をつく時は、相手との信頼関係を確かめたい時だと聞いたことがあります。

この少年も嘘をつく楽しさというよりは、「おおかみがきたぞ」と言えば皆が自分に注目してくれることに気付き、自己肯定されたような嬉しさがあったのではないかと思います。

おおかみが実際に現れ、飼育していた羊が全頭襲われてしまった時、男の子は何を思ったのでしょうか。

嘘をつくことの代償を考えさせられる作品だと思います。

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