童話「あかいろうそく」のあらすじと結末を全編解説

童話「あかいろうそく」

【ネタバレ有り】あかいろうそく のあらすじを起承転結で紹介

イワンのおばけたいじの主要登場人物

さる
本作の主人公。赤いろうそくを拾う。

かめ
くじで当たり、花火に火をつける事になる。

いたち
ひどい近眼。花火に火をつける役。

しし
猪。最後に火をつける事になる。

あかいろうそく の簡単なあらすじ

新美南吉さんの書いた作品です。猿が1本の赤いろうそくを花火だと思い込み、山の動物たちみんなで花火を見ようとするお話です。

あかいろうそく の起承転結

【起】あかいろうそく のあらすじ①

赤いろうそくを拾ったさる

ある日、山から里の方へと遊びに行ったさるが、1本の赤いろうそくを拾いました。

赤いろうそくはたくさんあるものではないので、さるはそれを花火だと思い込んでしまいます。

さるはその後、拾ったろうそくを大事にして山に持ち帰ることにしました。

そして、山の動物たちに知らせると、みんな大騒ぎになります。

何しろ誰も、花火を見たことがなかったのです。

その花火を、さるが拾ってきたというのだから、みんな大興奮してしまったのでした。

【承】あかいろうそく のあらすじ②

花火の想像

花火を知らない動物たちは、ろうそくをこぞって覗きにきました。

しかし、さるはそんなに近寄ると爆発するから危ないとみんなに注意します。

そして、花火がいかに大きな音で飛び出し、いかに美しいものであるかをみんなに教えるのでした。

そんなに素晴らしいものなら、ぜひとも花火を見たいと、みんなは思います。

そこで今晩、山のてっぺんでこの花火を打ち上げることに決めたのでした。

みんなは花火を想像しては、うっとりとしながら夜を待ちました。

【転】あかいろうそく のあらすじ③

火がつけられない

夜になり、みんなは胸を踊らせて山のてっぺんにやって来ました。

さるは、もう赤いろうそくを木にくくりつけて待っていました。

しかし、困ったことに誰も花火に火をつけようとする者がいませんでした。

みんな花火を見るのは好きでも、火をつけにいく事は好きじゃなかったのです。

結局、くじ引きでかめが火をつけることになりました。

しかし、かめは怖くて首がひっこんでしまい、火がつけられませんでした。

次のくじ引きでは、いたちが火をつけることになりました。

しかし、いたちは酷い近眼で火をつけることが出来ませんでした。

【結】あかいろうそく のあらすじ④

ろうそくの火

その様子を見ていたししが、とうとう飛び出してきました。

ししは、本当に勇ましい獣で、本当に火をつけてくれたのです。

みんなはびっくりして草むらに飛び込み、耳を塞ぎました。

何しろ、花火なら大きな音が鳴るはずだからです。

耳だけではなく、目までも塞いでしまうほどでした。

しかし、いつまでたってもボンという音もしません。

それもそのはず、これは花火ではなく赤いろうそくなのです。

赤いろうそくは音を鳴らすこともなく、ただただ静かに、燃えているばかりなのでした。

あかいろうそく を読んだ読書感想

オチが分かっているはずなのに、最後にクスッとわらえる童話になっていてオススメです。

初めての花火にワクワクする動物たちの様子と、最後に呆然としてしまう動物たちの様子が本当に面白いです。

ろうそく1本で一喜一憂している動物たちが、可愛くもあり、読んでいるだけで和やかな気持ちになれました。

小さい子供でも、自分で読める内容なので、初めての本読みとしてもオススメです。

コメント