童話「水の魔女」のあらすじと結末を全編解説

水の魔女

【ネタバレ有り】水の魔女 のあらすじを起承転結で紹介

ごんぎつねの主要登場人物

兄(あに)
主人公。妹と共に泉の中に落ちたところを魔女に捕らえられてしまう。

妹(いもうと)
主人公。兄と共に泉の中に落ちたところを魔女に捕らえられてしまう。

魔女(まじょ)
主役である兄妹達が落ちた泉の中にいた魔女。兄妹を捕らえ、召使いとしてこき使う。

水の魔女 の簡単なあらすじ

ある泉に落ちた兄妹は、そこで魔女に捕らえられてしまいます。逃げ出した2人が追ってくる魔女へ様々な道具を投げると、道具は全て大山に変貌。魔女の行く手を阻む事に成功した2人は遠くへ逃げていったのでした。

水の魔女 の起承転結

【起】水の魔女 のあらすじ①

魔女に捕らえられた兄妹

昔、ある泉の近くで、とある兄妹が遊んでいました。

しかしその最中、2人はうっかり泉の中に落ちてしまいました。

泉の中には魔女が住んでおり、落ちてきた2人を捕まえると、自分の召使いにしてしまいました。

魔女は妹の方には汚い亜麻を渡して糸を取らせたり、底のないタルへ延々と水を運ばせたさせました。

兄の方には切れ味の悪い斧を渡して、延々と木を切らせ続けました。

魔女は2人に食べ物を与えることもありましたが、与えられたそれは石のように固い団子で食べられたものではありませんでした。

【承】水の魔女 のあらすじ②

魔女の留守中に逃げ出した兄妹

兄妹はしばらくの間は魔女に従ってこき使われ続けていましたが、ある日ついにこの現状に耐えられなくなります。

逃げる事を決めた兄妹は、日曜日に魔女が教会へ行っている瞬間を狙って、こっそりと2人で魔女の家から逃げ出しました。

しかしその直後に教会での祈りを済ませた魔女が帰ってきてしまいます。

魔女はもぬけの殻になっている家を見て、2人が逃げ出した事を知りました。

そうして家を飛び出すと、大股で逃げ出した2人を追いかけ始めました。

【転】水の魔女 のあらすじ③

魔女からの逃亡劇

魔女が追いかけてきている事に気づいた妹は、魔女に向かって刷毛を投げました。

すると途端、1本だけだった刷毛は1000本になり、1000倍もの棘を持つ大山に姿を変えました。

魔女は兄妹を追いかける為、その山を登り始めました。

しかし山を登りきるのは簡単な事ではありませんでしたが、魔女は山を越え、兄妹を追いかけました。

すると、そんな光景を見た兄が、櫛を魔女の方へ投げました。

櫛も刷毛と同じように1000本に増え、ギザギザな棘で覆われた大山となりました。

しかし魔女はその山も越え、兄妹を追いかけました。

すると今度は妹が鏡を投げつけました。

鏡も1000個に増え、大山を築き上げました。

【結】水の魔女 のあらすじ④

鏡の山に負けた魔女

魔女は鏡の山も他の2つの山と同じように越えようとしましたが、鏡でできた山はつるつるで登る事ができません。

困った魔女は鏡の山を壊そうと考えました。

そうして鏡の山を怖す為に、斧を取りに一旦家へ帰りました。

斧を手にした魔女は、すぐさま鏡の山のもとへ戻り、鏡の山を壊しました。

けれど魔女が鏡の山を壊した頃には、兄妹はすでに遠くに逃げてしまっており、2人の姿はもうそこにはありませんでした。

魔女は2人を諦め、家へと帰ったのでした。

水の魔女 を読んだ読書感想

「水の魔女」はグリム童話の1つです。

自分達を捕らえようとしてくる魔女から逃げる兄妹の逃亡劇となっており、恐ろしい魔女から逃げる展開にはドキドキハラハラするものがあります。

投げた道具が全て大山に変わるという予想外の展開も目を瞠るものがあり、とてもわくわくさせられるお話となっています。

またこの童話は日本の昔話「三枚のお札」にも親しい内容となっており、思わず物語の展開の仕方を比較してみたくなる1作でもあります。

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