【ネタバレ有り】ピーター・パン のあらすじを起承転結で紹介
みにくいアヒルの子の主要登場人物
ピーター・パン
この物語の主人公。おとぎの島ネバーランドに住む、永遠に年をとらない少年。
ウェンディ
永遠の少年ピーター・パンに憧れる女の子。おとぎ話が得意。ピーターに誘われネバーランドに行く。
ジョンとマイケル
ウェンディの弟たち。冒険好きで、ウェンディと一緒にネバーランドまで行く。
フック船長
ネバーランドの海賊。以前ピーターに右腕を切り落とされたことがあり、ピーターのことをいつも付け狙っている。
ティンカー・ベル 愛称ティンク
いつもピーターの傍にいる妖精。とても可愛らしく嫉妬深い。ネバーランドに行く為には、彼女の妖精の粉が必要。
ピーター・パン の簡単なあらすじ
おとぎ話が大好きなウェンディ、ジョン、マイケルは、おとぎの島ネバーランドに住む少年ピーター・パンと出会います。三人はピーターと共に様々な冒険をし、楽しく過ごしますが最後には両親の待つ家に戻ってきます。
ピーター・パン の起承転結
【起】ピーター・パン のあらすじ①
イギリスロンドンに住むウェンディ、ジョン、マイケルの子どもたちはおとぎ話が大好きでした。
ある晩、三人がすっかり寝静まった頃、お母さんが窓の人影に気付きました。
それは、三人のおとぎ話に良く出てくる永遠に年をとらない少年、ピーター・パンだったのです。
乳母である犬のナナが追いかけましたが、ピーターは飛んで行ってしまい影しか捕まえることが出来ませんでした。
お母さんはその影を大切にしまいましたが、後日ピーターは影を取りに戻って来たのです。
それに気付いたウェンディは声をかけ、ピーターと仲良くなりました。
弟たちも起きてきて、しまいにはピーターが暮らすおとぎの島ネバーランドに行こうということになりました。
ピーターが連れてきた妖精ティンカー・ベルの粉をかけてもらうと、三人はピーターと同じように飛べるようになり、夜通しかけてネバーランドへ向かうことになります。
【承】ピーター・パン のあらすじ②
ネバーランドに着く時、ピーターたちは海賊フック船長の大砲に狙われ、皆散り散りになってしまいます。
ウェンディに嫉妬していたティンカー・ベルは、島の男の子たちに命令し、ウェンディを弓で撃ち落とします。
ウェンディは助かりましたが、ティンクはどこかへ消えてしまいました。
ピーターと子どもたちはウェンディの家を作り、弟たちも合流し皆で一緒に住み始めました。
また、ピーターがインディアンの娘タイガー・リリーを海賊から救ったので、インディアンたちがピーターたちの家を守るようになります。
楽しく過ごしていましたが、両親のことを思い出したウェンディが、ある晩ピーターに帰りたいと伝えます。
ピーターが渋々承知し、皆が帰り支度を始めていると、突然海賊たちが襲って来て、インディアンたちは負けてしまいます。
しかしフック船長はわざとインディアンの勝利を告げる太鼓を鳴らし、安心して家から出てきた子どもたちを皆捕えてしまいます。
【転】ピーター・パン のあらすじ③
海賊フック船長は、ピーターに腕を切り落とされたことがあり、いつも復讐の機会をうかがっていました。
そこで、今がチャンスとばかりにピーターたちのねぐらに忍び込み、ウェンディがピーターにプレゼントした薬に毒を忍び込ませます。
戻って来ていたティンカー・ベルは、そのことに気付き、ピーターが薬を飲もうとするのを必死で止めようとします。
しかしピーターが自分の言うことを信じないので、ティンクは毒入りの薬を自分で飲んでしまいました。
妖精の光が消えかけたティンクでしたが、ピーターの涙が身体の上に滴ると同時に息を吹き返します。
元気になったティンクと一緒に、ピーターは海賊に捕われたウェンディたちを救いに向かいます。
ピーターはワニの真似をして巧みに海賊船に忍び寄り、フックに決闘を仕掛けます。
子どもたちも参戦し、最後にはフック船長はワニに飲み込まれてしまい、ピーターたちが勝利を収めました。
【結】ピーター・パン のあらすじ④
フック船長亡き今、海賊船の船長はピーター・パンです。
ピーターと子どもたちは、両親が待っているウェンディたちの家へ向かいました。
ピーターはウェンディとの別れを惜しみましたが、最後には三人のことを無事に家まで送りとどけました。
両親は子どもたちが帰って来たことに大喜びです。
年に一度は訪れるという約束をして去ったピーターでしたが、時が経つに連れその約束は忘れ去られてしまいました。
やがて、ウェンディはジェーンという女の子のお母さんになりました。
飛び方を忘れてしまったウェンディでしたが、ピーターとネバーランドのことは決して忘れたことはなく、ジェーンに今でも語り聞かせています。
ピーターはというと、今もネバーランドで少年のまま、楽しく遊び暮らしていることでしょう。
ピーター・パン を読んだ読書感想
不朽の名作「ピーター・パン」は、ディズニー映画になったこともあり大変有名です。
子どもたちの純粋な気持ちが、ピーター・パンとの出逢いを引き寄せ、様々な冒険を体験していくストーリーはとてもワクワクして読み進めていて面白いです。
誰しも子どもの頃、妖精の粉があれば飛べるのに、、と想像してみたことがあるのではないでしょうか。
今でも多くの子どもたちに夢を与え続ける「ピーター・パン」は、子どもたちの想像力をかき立て、また大人にも子どもの頃の気持ちを思い出させてくれる、素晴らしいファンタジーだと思います。
コメント
古典的なディズニーは難解で大人でもよくわからないところがあります。このピーターパンは更に難解で子供たちが理解できるかどうかとても心配です。せっかく購入しましたがこの本を読み聞かせする日はくるのでしょうか?