童話「はだかの王様」のあらすじと結末を全編解説

【ネタバレ有り】はだかの王様 のあらすじを起承転結で紹介

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はだかの王様の主要登場人物

王様(おうさま)
心優しい働き者だが、自分の事には無頓着。

家来(けらい)
王様の下で働く家来。プライドが高い。

仕立て屋(したてや)
王様のために素晴らしい服を作ろうとする。

民衆(みんしゅう)
王様の治める国に住む国民。

子ども(こども)
「王様は裸だ」とばらす素直な少年。

はだかの王様 の簡単なあらすじ

ある国で王様のための新しい服が作られ、それは「バカには見えない服」でした。王様は自分の服を見せるためにパレードをしましたが、ある一人の子どもが「王様は裸だ」と言ったために王様は帰ってしまいました。

はだかの王様 の起承転結

【起】はだかの王様 のあらすじ①

心優しい働き者の王様

昔、あるところに王様がいました。

王様はとても働き者で、民衆のために尽くす人でした。

そして民衆の方も王様の働き振りを賞賛し、その国はとても平和でした。

しかし、自分の服は着たきりすずめの1着しかなく、いつの間にかボロボロになっていました。

その姿を見て家来達はいつも嘆いていました。

「王様はいつも民衆のことを考える心優しい働き者だが、ご自分の事に関してはまるで無頓着だ。

もっと王様らしく、贅沢をしてもいいのに。」

と家来達は心配していました。

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【承】はだかの王様 のあらすじ②

王様のために新しい服を作らせる

家来達は王様のために「この国の王にふさわしい、素晴らしい服を作った者には高額の褒美を遣わす。」

と言うお触れを出し、国中から仕立て屋を集めました。

ある者は金で出来た服、他の者は銀で出来た服、またあるものは宝石で飾られたどれもきらびやかな服を作り、王様の前に差し出してきました。

しかし、王様はどの服にもあまり興味を示しませんでした。

そこに、何も持っていない一人の仕立て屋がいました。

家来が理由を尋ねるとその仕立て屋は「これはバカには見えない服です。」

と言いながら服を見せる素振りをしました。

しかし、そこには服の影も形もありません。

けれども王様も周りの家来達も、自分はバカだと思われるのが嫌なので「これは素晴らしい服だ」と褒め、王様はその見えない服を新しい服として着る事にしました。

【転】はだかの王様 のあらすじ③

パレードを開くが、子どもに「裸だ」と見破られる

王様は新しい「バカには見えない服」を気に入り、それを民衆に見せびらかそうと思い、パレードを行う事を決めました。

パレードを開くにあたり、家来達は民衆に対して「王様が新しい服をお召しになるのでパレードを開いて皆に見せたいとおっしゃっている。

なおこの新しい服は『バカには見えない服』という。

つまりこの服が見えない者はバカである。」

と触れ回っていました。

いよいよパレードが始まり、王様はたくさんの家来達を引き連れて行進しました。

しかし、どう見ても王様は裸でした。

パレードを見ている民衆達は、王様が服を着ていないのは分かっていましたが、周りから「自分はバカだ」と思われるのが嫌なので口々に王様の事を「素晴らしい服をお召しになっている」と褒め称えていたのでした。

しかし、民衆の中にいたある一人の子どもが「王様は裸だ!」といきなり叫んだのです。

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【結】はだかの王様 のあらすじ④

パレードの後の王様と民衆達

民衆達はその子どもに対し「お前がバカだから見えないんだ」と罵りました。

しかし民衆の中からも「王様は裸だ」と言う声がだんだん増えていき、パレードにいる家来達がいくら必死に「この服が見えない者はバカだ」と躍起になっていましたが、王様はだんだん恥ずかしくなってきてしまい家来を引き連れて大急ぎでお城に戻ってしまいました。

その後王様は風邪を引いたのと、裸で街を出歩いたことが恥ずかしくなり、当分の間城から一歩も出ることは出来ませんでした。

そして王様も家来達も、そして民衆達も自分達が見栄を張るよりも正直に生きるべきだと気付くようになりましたとさ。

はだかの王様 を読んだ読書感想

「裸の王様」はアンデルセンの代表的な童話の一つです。

この物語で教えられる事はまず世の中には人を騙す人がいるから気をつけろということ、そしていくら「偉い人」であってもその言動の全てが正しいわけではない、世の中の「真理」は地位や名誉などには関係がない、だから常に真実を知り、自分に正直に生きるべきだと言う事なのです。

今の日本でも一人ひとりの今の暮らしや世の中の状況を素直に見れば決して「満足できる」世の中ではないと思います。

多くの人々が世の中で起こっているさまざまな事実から目をそらさず、自分に正直に生きるべきだと言う事を教えているのだと思います。

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