100人が選んだ村上春樹さんのオススメ人気小説ランキングを大発表!
村上春樹さんのオススメ人気小説について100人にアンケートしました!集計結果をランキング形式で紹介しています。面白いポイントや感想を見て、結果をチェックしましょう!
第5位は「1973年のピンボール」
さようなら、3フリッパーのスペースシップ。さようなら、ジェイズ・バー。双子の姉妹との“僕”の日々。女の温もりに沈む“鼠”の渇き。やがて来る一つの季節の終り―デビュー作『風の歌を聴け』で爽やかに80年代の文学を拓いた旗手が、ほろ苦い青春を描く三部作のうち、大いなる予感に満ちた第二弾。
-「BOOK」データベースより
読者の声
「登場人物がユーモアすぎて村上ワールドに魅了された。」
40代
女性
「僕たちが共有しているものは、ずっと昔に死んでしまった時代の断片にすぎなかった。それでもその暖かい想いの幾つかは、古い光のように僕の心の中をさまよいつづけた」の一文で私は最後恥ずかしくも泣けてしまった。
第4位は「風の歌を聴け」
一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、“僕”の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。
-「BOOK」データベースより
読者の声
「病的な若者の心理描写が細かく描かれている。」
20代
女性
「何故かもう一度読みたくなる作品」
20代
女性
第3位は「海辺のカフカ」
「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」―15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。
-「BOOK」データベースより
読者の声
「2人の主人公の不思議な世界に引き込まれる。」
20代
女性
この物語は、「僕」と知的障害を持ち、猫と話すことが出来る「ナカタ」という老人の2人が主人公。
全く離れた場所にいて、関係のない2人だが、物語を読み進めるうちに接点が見え始めるなど、段々とその全貌が明らかになっていく。
ギリシャ神話や日本の古典文学など様々な文学の引用や設定が散りばめられており、謎が謎を呼ぶ。個性的のキャラクターも多いため、読み始めは何が何やら、全く分からないが段々とその独特な世界観に引き込まれてゆく。
とてつもなくファンタジーであるのだが、自分も何処かで不思議な体験が出来るのではないかと感じさせられた。日常から逃げ出して旅に出たくなった。
「想像しない展開と結末に面白さを感じた。」
30代
男性
「カフカくんのタフさ」
30代
女性
第2位は「1Q84」
「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。書き下ろし長編小説。
-「BOOK」データベースより
読者の声
「惑わされる感覚がすごい。」
30代
男性
「日常にない世界観に引き込まれる。」
20代
女性
「村上春樹さんの世界観を思う存分堪能できるから。」
30代
男性
堂々の第1位は「ノルウェイの森」
暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。
-「BOOK」データベースより
読者の声
「若さゆえの不安定さから、だんだんと成長していく様子がわかる。」
20代
女性
「世界観がすごい!」
20代
女性
最初に読んだときは、10代で学生の時だったのですがその時には理解できなかった部分が、20代になり読み返してみると理解できる男と女のリアルな部分が見えてきました。
「よかった」
20代
女性
だなぁと思いました。
登場人物が魅力的で描写も文体も素晴らしい。
痛みや哀しみ生きていれば誰しもかかえているもので
少しずつでも前に進めるということを考えさせられる
きもちになりました。
「昔の学生運動中の恋模様がなんとも言えず悲しい」
50代
男性
単なる恋の話しならばよいのですが、女性が死を選ぶという劇的な幕切れに心が揺らぎます。
「複雑な人間心理と感情の行方」
30代
女性
以上100人に聞いた村上春樹さんのオススメ人気小説ベスト3でした!よかったらリンクからぜひご購入ください!
アンケートの内訳
以下の性別、年齢層の方にアンケートをとりました。
回答者の男女比
男性 | 33% |
---|---|
女性 | 67% |
村上春樹さんのオススメ人気小説 番外編!
TOP5には入らなかったが根強いファンがいた作品
「かえるくん、東京を救う」
「短くてサクッと読めます。」
20代
女性
「スプートニクの恋人」
「すみれの行方はいったいどこなのか謎に包まれた作品です。」
30代
女性
「遠い太鼓」
「人生の休息ともいえる現実を離れた旅の魅力がおもしろいです。」
60代以上
男性
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
「不思議な世界観、これが村上春樹ワールド」
30代
男性
「東京奇譚集」
「作者円熟の短編小説集」
30代
男性
怖いというわけではありませんが、どの作品にもどこか不気味さや暗さのようなものが通底しています。
個人的には、「偶然の旅人」が一番好きです。
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