【ネタバレ有り】転生したらスライムだった件4 のあらすじを全章ネタバレ解説!
著者:伏瀬 2015年5月7日にGCノベルズから出版
転生したらスライムだった件4の主要登場人物
リムル・テンペスト(りむる・てんぺすと)<情報>転生者なスライムで主人公です。この度ジュラ・テンペスト連邦国盟の盟主となりました通称テンペスト。魔物の国の国王としながら、人間、魔王と盟約を結び、共存を目指しています
シズ(しず)
爆炎の支配者としてかつて活躍した女性。魔王レオンにより召喚され召喚獣イフリートを憑依されました。異世界人の子供たちの教導者をしていたのですが、とある理由にて離れ、イフリートの制御ができず暴走しリムルにイフリートの呪いから救われ、捕食されリムルの中に魂が融合しました。
カリオン(かりおん)
獅子王カリオンで獣王国ユーラザニアの国王。テンペストとの交流の為に使者を送りました。
ユウキ・カグラザカ(ゆうき・さくらざか)
イングラシア王国に住む自由組合のグランドマスターでシズ、ヒナタと同じく召喚者です。
ヒナタ・サカフチ(ひなた・さかぐち)
シズだけを心の支えとし慕っていた召喚者の女性です。神聖法皇国ルべリオスに住む法皇直属近衛師団筆頭騎士兼聖騎士団長ですが本人曰く仕えているのは法皇ではなく神ルミナスです。魔物を憎み、シズを殺したリムルを恨んでいます。
転生したらスライムだった件4 の簡単なあらすじ
魔物の国が順調に生まれている中、ドワーフ王国と盟約を結び貿易が始まっています。前作で登場した魔王カリオンから使節団を互いに送ることになりその準備もします。道路の整備、迎賓館の建設などやることは様々で忙しいですが楽しくやっています。
序章「動き出す麗人 」のあらすじ
ヒナタ・サカグチのことについて回想の様に書かれています。
彼女が15歳の時、この世界へ落ちてきました。
宗教にはまった母親、それに嫌気がさし蒸発した父親。
それが嫌で高校の入学式に家にいたくないという理由で登校していた所突風が吹き目を開けると異世界へ来ていました。
彼女は喜びました。
これで母親から救われる、とです。
彼女の父親は蒸発したことになっていますが、父親からの暴力に耐えきれず宗教に逃げた母、そして競馬で大当たりを狙い莫大な借金を抱えた父親を、ヒナタは蒸発したように見せかけ殺しました。
母親の為に生命保険金が下りるようにしたのにですがこのままでは母の宗教関係者も殺さないといけなくなってしまうと冷静に考えていた時に異世界へ来たのです。
救われた、もう罪を犯さなくてもよい、そう思っていたヒナタは絶望します。
この世界でも罪を犯すしかなかったのです。
その時のヒナタの気持ちを世界は受け入れ彼女にスキルを2つ与えました。
「ウバウモノ」と「ハカルモノ」です。
ヒナタはこの世界の人で優しくしてくれる人を信じられませんでした。
理由は自分より弱いからです。
人から離れ、人を殺し、彼女は知識と技術を奪い、この世界に君臨する強者となったのです。
それからしばらくして。
彼女は自分が使えるにふさわしいものと出会ったのです。
1章「獣王国との交易 」のあらすじ
寝れない体(スライム)になったリムルですが最近夢を見ることができるようになりました。
そしてその夢の中にまるで自分がそうしているような感覚に陥ります。
何度か夢を見るたびに、それは捕食したシズの心残りが夢に現れたのだとわかりました。
そしてシズの思いも伝わったのです。
子供たちを助けてほしい、時間がもうない。
、急いで……です。
獣王国に使節団をおくることになり、軍事関係からベニマルに、そしてリグルと数名を派遣することにしました。
獅子王カリオンから互いに使節団を派遣し、国交を結ぶにふさわしいか見極めるため、ということです。
出発するとき、リムルは長い話は嫌だろうと簡潔に送り出そうと言葉を送ったところ、みなもっと話してほしかったらしく「え?それだけ?」とシュナがもっとリムルの言葉を待っていると伝えリムルは思いを話して送り出しました。
獣王国からも使者が来るということですので迎賓館を作り、ゴブリナ達にシュナとべスターが作法をしっかりと身に着けさせたのです。
さすが貴族なべスターです。
彼の指導によりより精進すればどこの王侯貴族をももてなせられる、と満足気です。
豪華な馬車からまず女性2人が下りてきて、片方の女性、スフィアがリムルを侮辱し、ドワーフと魔物ならまだしも、偶然来ていたヨウム、人間まで侮辱したのです。
挑発に乗るな、と言っていたリムルですが、自分が侮辱されるならまだしも仲間を侮辱されるのは我慢ならないとヨウムに戦うようにけしかけます。
それにスフィアが動き出そうとしたとき、秘書でもあるリムルが大好きなシオンが怒り爆発でスフィアに攻撃を仕掛けます。
仕方ないのでもう一人女性アルビスが従者の一人であるグルーシスにヨウムの相手をさせました。
こちらから喧嘩を挑発する気はなかったのですが売られたのなら買う、といったリムル。
しばらくシオンVSスフィアとヨウムVSグルーシスが繰り広げられ、シオンが大技を放とうとしたとき、アルビスが戦いを止めました。
そして言いました、「我らと対等に扱う価値がある者たちか見極めていた」と。
リムルはそれに気づいていて戦いに乗ったのです。
グルーシスの方も、「自分とここまで対等に戦えたのだから人間だからと馬鹿にすることは許さない」と。
グルーシスとヨウムは和解し、解決したのですがシオンは大技を放とうとしているところで消すことは不可能、そしてそろそろ限界、というところをリムルがグラトニーを使いそれを受け止めました。
夜に歓迎の宴を開くとスフィアもアルビスもリムルたちがリンゴで作ったブランデーを気に入り酒樽ごと抱えて飲んでいるのを見て、これは危険だ、と感じましたが翌日二日酔いなどなくけろっとしているのに驚いていました。
そして貿易を結ぶことを許可し、リンゴなど果物を渡すのでそれでお酒を造ったらこちらに回してほしいといいながら着々と進み、割合などを聞いたところ、スフィアもアルビスもそこは専門外で他の担当者と話すことになり、リムルはこれは商人であるコボルトに任せることにし彼らに通行許可証と獣王国内での安全を約束してくれました。
呼ばれたコボルトは最初は戸惑い「?」だかれでしたが大仕事を任されたとしりリムルに感謝をしていました。
2章「ガゼル王の招待 」のあらすじ
シズの思いがまた伝わってきます。
シズの悲しい気持ちがリムルにも伝わります。
夢のはずなのに重くリムルの心にかかるのです。
獣王国へ行っていたベニマルたちがそろそろ帰ってきます。
それを見計らってリムルはドワルゴン国王ガゼル王の招待に応えようと支度をします。
視察から帰ってきたベニマルは獣王国の軍事についてみてきたことをリムルに伝え、リムルはそれに対し話します。
なんでも正面の相手を倒すことだけを考えるのではなく、オークロードと戦った時と同じように指揮官を倒せばよい、とそれを聞いたベニマルは新しい策略を思いついたようでハクロウのところで新たな修行、訓練をするようです。
リグルは暮らしについてみてきたようで、特に農業について思うところがあったそうで、テンペストでもできる技術か、とリムルが聞いたら可能とのことで次の視察では管理部門のメンバーを加え、テンペストでも応用できるかどうかをみるようです。
ベニマルを国の守護に残し、リムルはドワーフとシュナとシオン、護衛にゴブリンライダーを数名引き連れドワルゴンへ行きました。
行くときにドワーフたちはまた祖国に帰れるなんて、と感激していました。
優先して舗装されている道を狼馬車で通り、無事につきます。
べスターも読んだのですが、彼は研究をしたいからと辞退しました。
スライムの姿で馬車に乗っていましたがドワルゴンにつくとヒト型にな正装をし、門番に声をかけるとスライムの姿でないので驚かれますが特にいさかいなく門をくぐります。
大門を開いて迎えられたリムルたちは周りの声を聴き、数がづくなかったか、と反省します。
どこかの小国の王族でも開かない大門を開けて入ってきた割には護衛が少なかったので姫かな、と思われたのです。
城に入りガゼル王との謁見の前に武器を預け中に入り、そこでは堅苦しい話しかせず、夕食に晩餐会を開くというのでしばらく大気となります。
晩餐会中、リムルは緊張でマナー違反をしないか気にしながら食事をしていたので味がよくわかりませんでした。
晩餐会の後、腹を割って話すことになり時間を待ちます。
ドルドの作ったガラス細工の盃にガゼルは感動しさらにテンペスト産のお酒に喜びました。
酒が回る前に確認した、とカリュブディスを倒した経緯を知りたいとガゼルはいい、リムルは誰も信じてくれなかったのですがあれは自分たちではなく本当に魔王ミリムが倒したとこといいますがならなぜそこでミリムが出てくるか、について少し長くなりましたが説明をしましたところ、魔王ミリムを手なずけるとは……と感心していました。
そしてリムルがせっかく果物の貿易ができるのに、食料を運搬するに転移魔法は使えないと知り残念がりました。
それを聞いたガゼルがどこの国かきいたところ獣王国、と言われまさかあの国が外交を持つとは!と大驚きしています。
いつかテンペストは貿易の中心になるだろう、といったガゼルはではその貿易の品は?との言葉にタイミングよくシュナが蒸留酒と果実酒をグラスに注いで差し出しました。
そしてしばらく飲んでいた所、シオンがリムルに任せればALL OKと丸投げし幸せそうに眠ってしまいました。
次の日に二国間の友好宣言の日になり、ニコニコしていればいいといわれていたのですが、リムルも挨拶があると知りリグルドたちと考えた内容を思い出し演説しました。
ガゼルにダメ出しをされたのですが相談したのがリグルドたちであったので目をつぶっていただきたいところです。
技術協定も結んでいるので機密事項の部分も見せてもらいました。
夜、リムルはシオンとシュナの目をかいくぐカイジンたちドワーフとゴブリンライダーのメンバーとエルフのいる夜の蝶で楽しく過ごすのですが、ゴブタの部下のゴブゾウがシュナに行き先を聞かれ素直に全て話してしまったのことで、急いでばれないように帰ろうとしたところちょうどシュナとシオンに見つかってしまい涙ながら誤り倒しました。
帰国する前にガゼル王にリムルがお願いした薬師移住についての草案をもらい、帰路につきました。
3章「人間の国へ 」のあらすじ
最近、リムルはまた夢を見ます。
以前より鮮明になってきて、イングラシア王国の首都にいるという子供たちを手おくれになる前に助けてほしい、というシズの願いを聞き目が覚めるとリムルは泣いていました、夢で済ませてよい話ではないと判断したリムルは一国の猶予もなく人間の国に行くことに決めたのです。
久しぶりにテンペストへ戻ったリムルはベニマルとリグルドたちがしっかりしてくれたおかげでトラブルなかったとの報告を受けました。
そして魔王カリオンから早速果物が届いたのですが運搬に制限があることも聞きました。
ヨウムたちもテンペストを拠点として森の探索やハクロウから訓練を受けたりしていました。
この調子ならリムルは自分がいなくても大丈夫だと判断しランガを連れてカバル達に協力してもらい人間の国に行くことにしました。
カバル達はたびたびテンペストを訪れてきて交流をしていました。
今回呼び出されたときやっと頼ってもらえたか、喜んでテンペストのリムルのところへ向かいます。
彼らはテンペストにおいてある資源をちょくちょく譲りうけており、実はそれは自由組合からの採取依頼の資源だったらしくいつの間にかBランクになっていました。
もうそろそろカバル達がリムルのところへ着くという連絡が来た頃、リムルはべスターのところへ行き、人材派遣のめどが立ったので誰がよいか選別してほしいと頼みました。
べスターは資料を見せてもらい、この人材なら全員来てほしい、と答えました。
そしてガビルにこの仕事がうまくいったらたとえガビルがドラゴニュートの長になったとしても変わらず幹部にする、と約束しました。
ガビルは混乱しながらも喜び、やる気が増しました。
そしてリムルはカバル達と合流し度に出ました。
舗装された道の続く限り狼馬車は時速40㎞で揺れも少なく快適に過ごしていました。
カバル達はこんな快適なことは初めてでこんなことじゃ旅と言えない、とまで言っていましたが途中で舗装は終わりそこから徒歩になったのですが進んでも進んでも意味がなく幻妖花のせいで迷ったとわかりました。
ゲルドたちはこれのせいでうまくいかないので根こそぎ採取しましたが燃やしたら粉が舞い散るなどで困っていたのでリムルの『胃袋』に全て納めました。
カバル達に何度でもまた旅をしたいと笑顔で言われたリムルはいつか自分の役目が終わった時は自由気ままな旅をしたい、と思ったのですがその頃にはもうお前たちは死んでいるだろうがな、と少し悲しくなり、魔王ミリムもきっとこんな気持ちだったのだろうか、と想いそれなら己は孤独を選ぶか?今はわからない、そう思ったのです。
4章「ブルムンド王国 」のあらすじ
ブルムンド王国の農村に昼前についたリムルたち。
ここで昼食をとり王都にあるという自由組合へ行きギルマスのフューズさんからグランドマスターユウキ・カグラザカへの紹介状を書いてもらう予定です。
宿屋兼飯屋で昼食をとっているとホーンラビットの角を熊の額につけただけの偽物のホーンベアを倒したと自慢しているビッドという男がいまして、リムルが即座にあれは嘘だと見抜き、カバル達にああいうのはありなのか聞いたところ、その会話が本人にも聞こえ、いちゃもんをつけられるがそれがカバル達だとわかると態度を変えていました。
ブルムンドの王都へ着き、周りを見回すリムルですがそこで解析を行いながら見ていました。
そうしますと、テンペストより質が悪い装備が多いのです。
それだけ優秀な鍛冶師がいないということです。
無事に自由組合についたリムルたちですが、冒険者について聞いたリムルにカバル達はリムルなら試験なしでもあっても余裕でBランクまでいける、と言いました。
リムルは冒険者登録をしようとしたのですが受付嬢に渋られますがカバルのおかげで登録申請ができました。
いろいろ心配され一番試験が難しいといわれる討伐で登録することにしたリムルはBランクまで上り詰めるため試験を受けようとします。
試験管は片足が義足のギーギスという男性で、カバルたちが旧スピードでBランクになったのが信じられずリムルを少し見下していました。
試験開始です。
ギーギスは魔物を召喚しリムルはそれを1撃で仕留めること数回、最後の試験、Bランクへの試験ですがギーギスが召喚したのはレッサーデーモンでBランクにふさわしくないのでは?ギルマスを呼んでくる!という声が聞こえる中、リムルはあっさりと倒してしまいます。
それをみたギーギスはリムルは本物の実力と認めました。
フューズがざわめきを止め、カバル達に声を投げます。
リムルの実力ならギルマス権限でBランクまで一気にできる、着いたらまっすぐ来るように言ったはずなのになぜ来なかった?と怒鳴りカバル達のことは今日から3馬鹿と呼ぶ!と言いました。
それからギーギスにAランク試験はここでは受けられないだけでリムルの実力では無理というわけではないと説明を聞いた後カバルの紹介だからインチキかと思っていたといわれカバル達がひそかにやっていたことがギルマスにばれていたこと、資材を持ち帰っていたのはそういうことだったのか、とリムルにばれました。
本当は身分証をもらったらすぐにでも出発したかったのですが、ブルムンド王が極秘会談を希望しているとのことで3日間滞在することになりました。
王との会談の前にフューズさんの知り合いである貴族の方と先に内容を確認することになり、それを聞きすぐに王都話すより安心だ、とベルヤードを紹介されます。
そしてベルヤードとの会談を夜まで続きながら終え王との会談になりました。
無事階段を終え、ブルムンド王が王妃を伴って退出するときに放った言葉に、リムルはベルヤードに騙されていたことに気づきます。
その言葉は「森を抜けて何らかの勢力が進行してきたときには協力を頼む」です。
その言葉でリムルは森を抜けて侵攻してくるのが魔物だけでなく人間もあるということに気づき、ベルヤードにやられたと気づきただやられるだけなのは癪に障ったのか、仕返しに回復薬の卸について相談しました。
カバル達に渡している回復薬より能力は劣るがそれでも市場に出ているものより呼応化は高い、とそしてカバル達に持たせている回復薬は欠損部位を再生させることもできる、と。
事実確認のため、信用できる権限者としてギーギスが選ばれ、使うと本当に足が再生されたのです。
旅立ちの時、フューズに言葉をかけられたカバルたちは余裕だと言っていたのですがフューズはインチキをチャラにしてやるためだから!と言って送り出しました。
5章「召喚された子供達 」のあらすじ
ラプラスの説明にクレイマンは耳を傾け、ホーリーナイトの動きが活発になっているとの情報、ジュラの大森林の盟主となったスライムのリムルが人間の国に向かっていると聞き驚きます。
ラプラスが部屋を出た後、部屋の主がリムルが前世の記憶持ちの可能性を思いこれを利用できないか考えるのでした。
ジュラの大森林の周辺にはいくつかの国があり、評議会というものがありますがそれに加盟していない国もあります。
評議会の中心の国がイングラシア王国なのですが、この国はジュラの大森林に面していません、力関係でいえば加盟国の中で最大の国力を持つのはファルムス王国なのですが一国だけが特出するのを避けるためにイングラシア王国が中心に選ばれたため、ファルムス王国とイングラシア王国は仲が悪いのです。
そして教会関係の話がでたのですがいろいろ複雑だそうです。
自由組合のまとなりに教会があるのですが部外者は入れないので関係ないそうです。
自由組合につき、受付嬢に紹介状を渡してグランドマスターに会いたいと告げ、待っている間にリムルは周りの冒険者に絡まれます。
ガキだといわれたりカバルのおかげでここにいられるのにカバルを呼び捨てしているだとかこの建物はBランク以上ではないと入れない、等々。
しばらくして受付嬢がリムルにだけグラマスが会うといわれ周りの冒険者が紹介状は本物だったのかだとかめったに会えないグラマスなのにだとか言っていました。
互いに自己紹介を終え、ユウキがリムルが魔物除けをしてるのに入れることを聞いた際、喰った相手の姿になれる『万能変化』と仮面の力、と言い仮面を外すとその顔はシズで、ユウキは殺気をけりを繰り出します。
リムルもけりを繰り出し答えました。
再び座って話し始める二人。
リムルが「実は俺宇宙人なんだ」というとそんな冗談を、とユウキが行った後、まさか……となり実は俺は通り魔に刺された日本人だった、と話しました。
暗い話もよくないと思い漫画やアニメの話になるとユウキは食いつき、リムルを師匠と呼び、リムルに髪を渡すとリムルがそれを漫画本にかえてユウキに渡したり、というのもありました。
ユウキはシズに言われてきたのだろう、と言いその目的は帰りたいからか?と聞かれユウキは自分が考えた理論を話、リムルもそれに答えますが自分が戻れたとしても死んでるしなぁ、とか思いながらも情報があればお互いに提供することに。
そしてシズが夢で言っていた「子供」の話を聞くと学園に通っている子供だと話、子供たちのことを聞き、助けるためにもしばらく教導者としてリムルは滞在することになりました。
子供たちはシズ以外には心を開かなかったようで学級崩壊を起こしていましたがリムルとの模擬戦で先にリムルが自分の力を見せたことで彼らより強いといい、お前たちを助ける、と宣言しました。
それに子供たちは信じると言ってくれたのです。
シズが子供から離れ魔王レオンの元へ急いだ理由を大賢者に解析させた結果、一つの方法が出てきました。
リムルはそれに賭けることにしたのです。
6章「迷宮攻略 」のあらすじ
昼は授業をし夜は情報収集に走るリムル。
子供たちを救う方法を大賢者が導きだしたのは上位精霊を宿らせてエネルギーの制御をさせるということでした。
それは危険なことでもありますがそれに賭けるしかありません。
ドライアドに聞いても、精霊の棲家は複数あったそうですがドライアドが知っていた道はふさがってしまっているそうです。
同じ異世界人がマスターをしているお店でケーキを食べたりと昼間は子供たちと過ごしています。
ピクニックの為にそのマスターからサンドイッチを受け取り、門を出て離れたところでお昼を食べ、模擬戦を行っていると、強いエネルギーを感じました。
そこにはスカイドラゴンが現れたのです。
スカイドラゴンの攻撃で門の外にいた人たちは瀕死になってしまいました。
ちょうどそこにはテンペストの回復薬を運んでいる商人がいました。
その商人が逃げるにも自分は足が遅いことも理解していますし商品もある、でも瀕死の母娘を見捨てられないとのことで母娘の元へ回復薬をもって助けますがスカイドラゴンの攻撃は強く、商人も瀕死になります。
そしてそこに商人に雇われていたビッドが現れ商人たちをかばってせめて死ぬ前にかっこつけたい、と言っていました。
スカイドラゴンを見たリムルはランガにまだ自分の実力を疑っている子供たちを任せ、姿を変え、仮面を預けてスカイドラゴンに向かいあっさりと倒してしまいます。
商人と話をすることになり、そこに子供達もつれていき話しているといつの間にか子供たちはランガを枕に眠ってしまっていました。
それを見たひとりの女性が「精霊嬢王の加護がありますように」と言いました。
精霊嬢王、もしかしてと聞いたリムルはその女性の出身地に入り口があることを知りました。
そして子供たちを連れて妖精の棲家へ向かいました。
中はどうなっているかわからない状態ですが子供達も覚悟を決めて進みました。
迷宮の割には1本道に見えましたがリムルは脳内マップのおかげで迷うことなく道が枝分かれしていることを理解しました。
そうしたら妖精に癪に障るクスクスという笑い声たちが聞こえました。
居場所を把握したリムルは一応お願いという形で案内をお願いしたら巨像がいる部屋に出ました。
こいつを倒したらOKとのことでリムルはオーガ達と修行して得た技で巨像を消し去ってしまいました。
脅しを加えながら出てくることを促したら魔王のラミリスと名乗った30cmほどの妖精が出てきました。
彼女は自分が精霊嬢王であったこともつげ、堕落して魔王になったと告げました。
新しいゴーレムを作るのを条件に精霊を召喚するのを手伝ってほしいと告げ、協力してくれるということになりました。
7章「救われる魂 」のあらすじ
迷宮の最奥にある精霊の棲家へ移動しました。
そこで説明を受け、リムルも立ち会うことを話、精霊召喚の仕方を聞き、一人ひとり召喚することになりました。
召喚する場所につき一人ずつリムルとミリアムで見守っていると光の粒は現れますが、それは下位精霊なのでこのままでは意味がありません。
リムルはグラトニーで精霊を捕食し精霊の統合をし、疑似上位精霊を作り出し子供たちに精霊を統合させました。
5人のうち3人が疑似上位精霊を統合させました。
一人には光の上位精霊が現れ少年に宿りました。
クロエという少女もみなと同じく祈りました、そしたら彼女にだけ変化が起こりました。
未来からきたというスピリチュアルボディーがクロエに宿りました。
ミリアムに説明を促すも理解できず、とりあえず子供たちの危険は去ったということだけわかりました。
そして約束通り巨像を作ることになり、小さいのを作ったら怒られ、100年は守ってくれる巨像がいいとのことにアークドールを作りました。
アークドールに名前をつけ、100年後エミリアを守った後はリムルのところへ行きたい、と話エミリアと別れました。
終章「魔物の天敵 」のあらすじ
ユウキや子供たちと別れテンペストへ帰ろうとしたとき、大賢者が結界を張られました、外界と遮断されましたと告げてきました。
ソウエイの分身体がリムルに逃げるよう言って消えてしまいました。
明らかな殺意がなかったので気づか中たのですが今回のはかなり危険です。
決壊はリムルのエネルギー、魔力を浄化し、自分の姿を保つので精一杯になってしまいました。
ランガを呼ぶにも外界と遮断されたのは本当の様でリムルは相手の出方を待つしかありません。
結界内での能力使用を封印されるのを抵抗はできましたが魔法系は全て制限を受けてしまいました。
今までにない緊張がリムルを襲います。
近づいてきた女性はリムルのことを知っており、テンペスト、魔物の村があることがよくないと軍を向けているそうです。
そしてここでリムルを殺そうとしているのです。
女性はヒナタと名乗りました。
イングラシア王国での密告によりリムルの正体がばれ、ここでリムルを殺しテンペストを壊すようにするとのこと。
ヒナタは魔物の言葉に興味はないといい、シズ先生の仇を打つ、と言っています。
リムルとしては話したい事もあると日本語で話しますがヒナタは予想していた、園医には騙されない、と聞く耳を持ちません。
そしてレイピアで攻撃するのです。
その攻撃はレイピアが七色に光高速で攻撃してきます。
痛覚無効も切れており攻撃を受け痛みを受けるのですが肉体には怪我がありません。
精神を攻撃するもので大賢者がいうにはあと3発受けたらリムルが死ぬということを言われ焦ります。
イフリートを召喚したところ、イフリートをヒナタに奪われそうになりました。
その時ヒナタから自分のスキルは「ウバウモノ」と言われリムルはグラトニーと似ていると思いました。
そしてレイピアの能力も分かったのですが残り1撃でリムルは殺されてしまいます。
リムルはそれを理解しながらも悪あがきをするといい、互いに最後の攻撃に入ります。
リムルはグラトニーを目覚めさせ自分の意識を手放すのでした。
転生したらスライムだった件4 を読んだ読書感想
終わり方が今までと違い続きがものすごく気になります。
今までは1冊である程度終わり次はどんなことが起こるかわくわくできたのですが、今回はあと1撃でリムルが死んでしまいます。
最後にグラトニーを使い意識を失ったリムル。
グラトニーに全てを任せてしまってよいのでしょうか?ですが結界で力を存分に発揮できずもう手がないのですよね?なら仕方ないのですが5巻ではどんな始まり方で、この戦いはどう決着がつくのかが気になります。
シズの思い、ヒナタの、シズを殺したリムルへの恨み。
ヒナタたちは魔物の天敵で無差別に魔物を見つけたら殺していくのでしょうか?神ミリアムに仕えていながら2つの肩書を持つというのはどんな気持ちなのでしょうか?とても気になりますね。
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