「落第騎士の英雄譚 16巻」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|海空りく

「落第騎士の英雄譚 16巻」

【ネタバレ有り】落第騎士の英雄譚 16巻 のあらすじを起承転結でネタバレ解説!

著者:海空りく 2019年4月にSBクリエイティブから出版

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落第騎士の英雄譚 16巻の主要登場人物

黒鉄一輝(くろがねいっき)
本作の主人公。瀕死の重傷から復活したが、小さくなってしまった。

ステラ・ヴァーミリオン(すてら・ヴぁーみりおん)
一輝の彼女にしてメインヒロイン。

東堂刀華(とうどうとうか)
破軍学園の生徒会長。「若葉の家」出身。

播磨天童(はりまてんどう)
天導衆教祖であり大罪人。拘束されていたが逃亡する。

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落第騎士の英雄譚 16巻 の簡単なあらすじ

オルゴールの引き起こした事件の影響で各地の囚人たちが逃亡してしまった為、学生騎士達にも召集がかかった。ほどなくして事態は収束し、事件も解決したと思われたが「天導衆教祖」であり大罪人の「播磨天童」の行方が分からなくなってしまった。 彼の目的とは、これから日本に降りかかる厄災とは。

落第騎士の英雄譚 16巻 の起承転結

【起】落第騎士の英雄譚 16巻 のあらすじ①

それぞれの課題

オルゴール達との死闘の末、勝利を収めたヴァーミリオン皇国側であったが、第一線で戦った騎士たちの消耗は激しく、黒鉄一輝は妹の黒鉄珠雫の尽力により瀕死の重傷から生還しました。

しかし、その代償に大量の生命力を消費した一輝はの体は幼児のごとく小さくなってしまい元の体に戻るまでに時間を要するというのが珠雫の見解でした。

傷も癒え日課の鍛錬を開始する一輝でしたが、体が小さくなったことの影響は大きく、すぐに息が上がってしまいます。

事件はひと段落したとはいえ、別の脅威に見舞われる可能性も考えた一輝は、「この体で以前の自分よりも強くなる。

それが完治するまでに僕に与えられた課題だ」と言い放ち鍛錬を再開しました。

一方のステラも先の決戦で覚醒超過してしまったので、その影響が身体に現れてないか、精密検査を行ってました。

珠雫が担当したという事もあり、いつもの痴話げんかも垣間見られましたが、結果は異状なしでした。

但し再び覚醒超過してしまったらどうなるか保証は出来ないと告げられ、魔人化無しでも強くならねばと奮起するステラでした。

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【承】落第騎士の英雄譚 16巻 のあらすじ②

学生騎士の活躍

一方、日本国内ではオルゴールの操り糸が原因となり、各地で囚人たちが逃げ出しました。

それを解決すべく政府は特例として学生騎士に囚人の捕縛を要請します。

それを受けた破軍学園の生徒会メンバー並びに葉暮桔梗、牡丹姉妹は闇闘技場に乗り込みました。

6人vs数百人という様相を呈しましたが、圧倒的な力をもって制圧しました。

他の学園の尽力もあり、短期間で多くの囚人を捕縛する事に成功しました。

事件もひと段落し、報酬をもらいに来た東堂刀華と貴徳原カナタは、同級生の綾辻絢瀬と教員である、折木有里と会い、話がてらシャワーを浴びることになりました。

そこで彼女らは、異国の地で国を救う為に戦った一輝の事を称賛すると共にどんどんと高みに登っていく彼と実力が離されていく事に焦りを感じます。

困難な状況に直面しその度にボロボロになる一輝を見てきた折木は、何度も一輝に騎士をやめようとさせていましたが、今回の彼の活躍を見る事で「そんな私の見立てが間違いだった。

それを彼は彼の最強で証明してくれた」と言い一輝の力を認めざるを得なくなりました。

【転】落第騎士の英雄譚 16巻 のあらすじ③

公式戦

女子トークも終り返ろうとした一行の元に、前七星剣舞祭の王者である諸星雄大が現れます。

南郷寅次郎に教えを乞うべく東京にやってきた諸星でしたが、空振りに終わってしまったと陽気に伝えると共に、国外リーグに参戦する旨を話しました。

そんな矢先に、綾辻家に教えを請い絢瀬の弟弟子になった倉敷蔵人が現れ、お互いに挑発をしあった事から、公式戦で決着をつける事になりました。

一見すると実績のある諸星が有利と思われましたが、刀華の見立てによると、諸星にとって倉敷は相性最悪の相手であり倉敷が勝つと予想していました。

倉敷の姉弟子である絢瀬も彼の勝利を確信した様子で試合を見つめていました。

2人の予想通り倉敷が常に優位な状況で試合は進み、途中、諸星の新技により形成を逆転したかに思えましたが倉敷のマージナルカウンターにより対処されてしまいます。

勝負も終盤に差しかかり、とどめの一撃を繰り出そうとする倉敷に対して、諸星も最後のあがきをします。

結果、倉敷の刃が先に諸星に届き圧勝に思えましたが、試合を終えた倉敷は何かにおびえた様子でした。

最後の攻防において倉敷は諸星から今までに感じたことのない怖気を感じた様で、言い知れぬ恐怖に見舞われた倉敷でした。

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【結】落第騎士の英雄譚 16巻 のあらすじ④

悲劇の幕開け

諸星たちの決闘を見届けた、刀華・カナタ・御祓泡沫は博多を訪れていました。

刀華が幼いころ育った「若葉の家」に顔を出すために来た一行でしたが、商店街のラーメン屋から漂う豚骨スープのいい匂いに吸い寄せられます。

こうなった刀華は止められないと知っている2人は、とめもせず一緒にラーメンを食べました。

寄り道もしながら、若葉の家に着いた一行でしたが、何人かの子供たちが怪我をしているのを見つけます。

どうやら、特定の近隣住民から嫌がらせを受けており、子供たちもいじめられている様でした。

その直後、施設に石が投げつけられガラスがれます。

刀華たちは、一目散に犯人(子供)を捕まえ親を呼び出します。

しかし、その親も毒親で一向に非を認めようとせずあろうことか責任転嫁してきます。

それに耐えられなくなり今にも飛びかかろうとする刀華でしたが、突如として現れた老人に水を差され事なきを得ました。

その後再び嫌がらせをしてくる毒親でしたが、その老人の助言によりボランティアなど開始します。

初めはこんなことをしても無駄だと思っていた刀華でしたが次第に効果は表れ、いじめをしていた子供たちが自ら誤りに来て和解しました。

その後、姿を消そうとする老人と2人きりで話を進める刀華でしたが、次第に老人の様子がおかしくなっていき、刀華の中に眠る本能が彼は危険だと判断し、首筋に一撃かまそうとします。

しかし、いともたやすく受け止められあっけにとられる彼女に対し、「われは天導衆教祖、播磨天童」と名乗りこれから起きるであろう顛末を語りだすのでした。

落第騎士の英雄譚 16巻 を読んだ読書感想

前回までの張りつめた決戦も終え、前半はまったりとした日常も描かれており閑話休題として良かったと思います。

物語中盤で唐突に始まった諸星と倉敷の対決は、今後の伏線になるのではないかと思います。

特に決着のシーンで倉敷が感じた恐怖の念は、諸星の今後の成長並びに活躍を示唆しているのではないかと感じました。

物語終盤では、正直言って胸糞悪い嫌がらせの話でしたが、老人の「知らないものに対して人は恐怖を抱く、だから自分たちの事を知ってもらう事が大切である」という考えの元行動をした結果、孤児院の子供たちが認められていく様にはすっきりし感動しました。

ラストは、これから起きる災厄の前触れを障り程度に話されており、次回の内容が気になります。

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