童話「かぐや姫」のあらすじと結末を全編解説

童話「かぐや姫」のあらすじと結末を全編解説

【ネタバレ有り】かぐや姫 のあらすじを起承転結で紹介

かぐや姫の主要登場人物

かぐや姫(かぐやひめ)
竹の中から生まれるが実は、月の都の姫。

おじいさん(おじいさん)
竹の中からかぐや姫を発見し連れて帰る育ての親。

おばあさん(おばあさん)
おじいさんの奥さんでかぐや姫を実の娘のように可愛がる。

かぐや姫 の簡単なあらすじ

子供の居ないおじいさんおばあさんは、竹の中から発見したかぐや姫を養育し大変美しい姫に成長しました。時の権力者達がこぞって、求愛し帝迄求愛しますが、かぐや姫は、実は、月の住人だったのです。

かぐや姫 の起承転結

【起】かぐや姫 のあらすじ①

かぐや姫発見

おじいさんとおばあさんは、子供に恵まれず夫婦二人で穏やかに暮らしていました。

しかし、ある時おじいさんは、しばかりに出掛けた竹藪で光る竹を発見中には、何と可愛らしい女の赤ちゃんが居ました。

おじいさんは、喜んで連れて帰りました。

おばあさんと共に実の娘のように可愛がり手塩をかけて養育しました。

そんなおじいさんとおばあさんの元で愛情いっぱいに育てられたかぐや姫は、時が立ち順当に美しい姫と成長して行きました。

【承】かぐや姫 のあらすじ②

かぐや姫の難題

かぐや姫は、大変美しい姫と成長し、その噂は、都でも評判となりました。

そんなかぐや姫を是非嫁に欲しいと五人の権力者が立候補します。

彼等は、全員時の権力者で皆お金持ちです。

おじいさんは、決めかねかぐや姫本人に相談すると其々五人に大変難しい難題を突き付けました。

そして、その難題をクリア出来た者の元へ嫁ぐと宣言したのです。

皆かぐや姫を我が物にするべく奮闘しますが誰も達成出来ず結局かぐや姫を娶る事は、誰も出来ませんでした。

【転】かぐや姫 のあらすじ③

帝からの求愛

そんなお騒がせの噂は、この国の一番偉い人帝の耳にも及びます。

帝は、是非かぐや姫を宮廷に迎え入れたいと懇願します。

おじいさんとおばあさんは、大喜びしますが、当のかぐや姫は、帝からの求愛も断りました。

しかし、諦めきれない帝は、かぐや姫と和歌を交換し合いかぐや姫が嫁いでくれる事を夢見て心待にしていました。

そんな日々が三年続きました。

しかし、かぐや姫は、一向に嫁がないどころか、ある時から月を眺めては、涙するようになりました。

【結】かぐや姫 のあらすじ④

月への帰還

心配になったおじいさんおばあさんが尋ねるとびっくり仰天、かぐや姫は、月の住人だったのです。

そして、月に帰らねばならない日が近付いてると話します。

おじいさん達は、かぐや姫を帰したくないので、帝にお願いし守りの軍勢を手配します。

しかし、そんな軍勢月の力には、叶わずとうとうかぐや姫姫が帰還するその日がやって来てしまい、月の迎えの輿に乗り今迄養育してくれた感謝を述べるととうとう月に帰ってしまいました。

月の力には、帝もなす術が有りませんでした。

かぐや姫 を読んだ読書感想

かぐや姫は、竹取物語としも親しまれ多くの日本人が一度は、読んだ事の有る古典作品です。

かぐや姫が何故人間界に来たのか等突っ込みどころも満載です。

また、最初からおじいさんとおばあさんだったのにおじいさん達も割りと長生きな事に色々驚かされます。

当時は、今よりも寿命は、短い筈です。

改めて考えると設定の不思議に気付く事が出来面白いです。

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