映画「シュレック2」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|アンドリュー・アダムソン、ケリー・アズベリー、他

映画「シュレック2」

監督:アンドリュー・アダムソン、ケリー・アズベリー、他 2004年7月にユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズから配給

シュレック2の主要登場人物

シュレック(マイク・マイヤーズ/浜田雅功)
全身緑色のオーガ(怪物)。心優しく、フィオナのことをとても愛している。

フィオナ(キャメロン・ディアス/藤原紀香)
美しい人間の姿を捨て、シュレックと同じオーガとなってシュレックと結婚したお姫様。前作で、閉じ込められた塔からシュレックに助け出された。

ドンキー(エディ・マーフィ/山寺宏一)
シュレックにまとわりつくうちに良き相棒となった、おしゃべりでハイテンションなロバ。ドラゴンに好かれている。

長ぐつをはいたネコ(アントニオ・バンデラス/竹中直人)
ハロルド王がシュレックを倒すよう雇った刺客。必殺技は、うるうる瞳攻撃。

チャーミング王子(ルパート・エヴェレット/石塚運昇)
妖精ゴッドマザーの息子。フィオナと結婚し、王の座につこうと企んでいる。

シュレック2 の簡単なあらすじ

運命的な出会いを果たし結婚したシュレックとフィオナは、フィオナの両親である国王と王妃に招待され遠い遠い国へと向かいます。

しかし、その怪物である風貌のためかあまり歓迎されません。

なんとかシュレックと両親を打ち解けさせたいと願うフィオナでしたが、チャーミング王子とフィオナの結婚を企む妖精ゴッドマザーの策略によって、2人は絶体絶命のピンチに陥ってしまうことになるのでした。

シュレック2 の起承転結

【起】シュレック2 のあらすじ①

オーガの夫婦

紆余曲折を経て結ばれたシュレックとフィオナがハネムーンから帰って来たところに、フィオナの両親で遠い遠い国のハロルド国王とリリアン王妃からの使者が訪れます。

シュレックとフィオナの結婚を祝福するため、2人を王国へと招いたのです。

シュレックは嫌がりましたが、フィオナのためにドンキーも連れて出発しました。

遠い遠い国はものすごい大都会。

シュレックとフィオナの帰還に国中が沸き立ちますが、緑色のオーガ(怪物)となったフィオナとその婿シュレックの姿を見てみな唖然となります。

ハロルドもリリアンも戸惑いつつ歓迎しますが、ハロルドとシュレックの相性は良くなく、ディナーの席でも険悪な様子にフィオナは席を立って部屋に閉じこもってしまいました。

部屋で涙をこぼしているとそこに妖精のゴッドマザーが現れ、願いをかなえてあげると言います。

しかしフィオナは断りました。

そこへシュレックがやってきて、もう家に帰ると言います。

両親と仲良くしてほしいと思っているフィオナは説得して引き留めますが、頑なな態度のシュレックとケンカになってしまいました。

【承】シュレック2 のあらすじ②

歓迎されないシュレック

ゴッドマザーはハロルドを呼び出し、自分の息子のチャーミング王子とフィオナを結婚させる約束を破ったと責めます。

2人の間には何か秘密の契約があるようで、弱みを握られているハロルドはシュレックとフィオナの仲を引き裂くよう脅されます。

ハロルドは仕方なく刺客を雇ってシュレックへ差し向けることにしました。

翌朝、ハロルドに呼び出されたシュレックとドンキーは森の中を歩いていました。

そこに子猫が姿を現します。

うるうるとした大きな瞳でシュレックを見つめるかわいい猫に、シュレックはメロメロになりました。

しかし子猫は突如狂暴になり、シュレックに襲いかかってきました。

実はこの猫がハロルドが雇った刺客、長ぐつをはいたネコだったのです。

しかし、毛玉を喉に詰まらせたネコはいとも簡単にシュレックに捕まってしまいました。

事情を知ったシュレックは自分がそこまで嫌われていたのかと落ち込み、それはこの見た目のせいだと考え、フィオナのために自分を変えようと決心します。

そして願いを叶えてあげると言っていたゴッドマザーの事を思い出し、ゴッドマザーの店に行ってみることにしました。

ネコもついていきます。

【転】シュレック2 のあらすじ③

ゴッドマザーの策略

シュレックはゴッドマザーにフィオナを幸せにしたいと相談しますが、「怪物とは幸せになれない」と追い返されてしまいました。

しかしシュレックは薬工場で、”いつまでも幸せになれる薬”を見つけて盗み出します。

その薬には、”運命2人のどちらかが飲めば効く”という効能があるようで、シュレックとドンキーは飲んでしまいます。

するとシュレックは人間のイケメンに、ドンキーは白馬へと変身しました。

お城にいるフィオナも元の美しい姿に戻ります。

この薬は、夜中の12時までに運命の人とキスをすればその効果が永遠のものとなります。

シュレックはお城に戻りますが、ゴッドマザーの策略で”人間になったシュレック”になりすましたチャーミングがフィオナを騙し、抱きしめていました。

それを見たシュレックはフィオナはチャーミングを愛していると思い、身を引くことにしました。

しかし、全てはゴッドマザーの仕組んだ策略だと知り、シュレックはそれを阻止しようとしますが、ゴッドマザーに捕えられてしまいました。

【結】シュレック2 のあらすじ④

フィオナが選んだのは

捕らえられたシュレックは沼の仲間たちに助け出され、一同はチャーミングのキスを阻止するためにお城に乗り込みます。

ハロルドは“最初にキスした人に惚れる薬”をフィオナに飲ませるよう、ゴッドマザーに命じられていました。

お城では舞踏会が始まろうとしています。

シュレックが乗り込むも時すでに遅く、チャーミングは無理やりフィオナにキスをしました。

しかしハロルドがフィオナに薬を飲ませなかったので、キスをされたフィオナは何も変わりません。

怒りに震えるゴッドマザーが魔法の杖でシュレックとフィオナを攻撃しますが、ハロルドがそれを庇います。

ゴッドマザーは消えましたが、ハロルドはカエルの姿になってしまいました。

実はハロルドは元々カエルだったのです。

昔リリアンに恋をし、ゴッドマザーの魔法で人間の姿になっていたのです。

そのためゴッドマザーに逆らえずにいましたが、カエルの姿に戻った今、心からシュレックとフィオナを祝福しました。

そしてフィオナは人間の姿ではなくオーガの姿に戻ることを選びます。

2人は元の緑色の怪物に戻り、楽しい宴が始まりました。

シュレック2 を観た感想

前作に引き続き、大人も子供も楽しめるとても面白い作品です。

子供には少しわかりづらいかもしれませんがミッションインポッシブルのパロディがあったり、少しディズニー作品のキャラをいじっているというかディスっているのも個人的には大好きです。

そして何と言っても、今作から登場の長ぐつをはいたネコがたまりません。

スピンオフ作品が作られるのも納得のかわいさです。

ストーリーは前作より少し複雑で難しいテーマになっているかもしれませんが、子供たちにもちょうどいい長さですし、登場キャラのぶっ飛んだ明るさで引き込まれていくので、きっと最後まで楽しめると思います。

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