映画「マトリックス レザレクションズ」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|ラナ・ウォシャウスキー

映画「マトリックス レザレクションズ」

監督:ラナ・ウォシャウスキー 2021年12月にワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズから配給

マトリックス レザレクションズの主要登場人物

ネオ/トーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)
マトリックスの救世主

トリニティー(キャリー=アン・モス)
ネオの恋人

モーフィアス(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)
ネオの同士

マトリックス レザレクションズ の簡単なあらすじ

人類を解放するために、AIとの戦いを描いたストーリー。

ある日トーマス・アンダーソンは夢を見て、生きている世界に違和感を感じるようになります。

モーフィアスが現れ世界の真実を知らし、現実と信じていた世界が実は仮想世界「マトリックス」であることが分かります。

トーマスはネオに覚醒していき、人類がAIにより栽培されていることを知り、戦うことを決意します。

マトリックス レザレクションズ の起承転結

【起】マトリックス レザレクションズ のあらすじ①

トーマスはゲームデザイナーになっています

雑居ビルの部屋で、モーダルに侵入したホバークラフトとムネモシュネ号船長のバッグスが、トリニティーらしい女性を見ました。

女性はエージェントと戦っていましたが、それは既視感のある光景です。

これは罠でバッグスはエージェントたちから追われることになります。

エージェントの一人がバッグスを助けますが、それはモーフィアスというプログラムでした。

バッグスは赤いカプセルを渡すと、モーフィアスが戻ってきます。

トーマス・アンダーソンは「マトリックス」ゲームを開発したゲームデザイナーになっていました。

精神的な病気になっており、現実と創作の区別をつけずに飛び降り自殺を行なった過去があります。

今は続編の「バイナリー」を製作しています。

トーマスが同僚とカフェに行くと、ティファニーと名のるトリニティーがやって来ました。

トーマスはトリニティーと会話し、彼女には二人の子供と夫がいます。

トーマスはボスからオフィスに呼び出され、過去の宿敵であるエージェント・スミスがちらつきます。

フラッシュバックしており、落ち着かせるため青いカプセルを手にしますが、恐怖に狂いそうになりカプセルを放り投げるのです。

【承】マトリックス レザレクションズ のあらすじ②

トーマスからネオへ目覚めます

トーマスはカフェでトリニティーを見つけると声をかけました。

トリニティ—はトーマスのゲームに登場するキャラクターが自分に似ていると言います。

トーマスは過去が蘇りますが、夫がやって来てトリニティーは立ち去ります。

トーマスがオフィスに戻ると非常ベルが鳴り、トーマスにメールが届きました。

「真実が知りたいのならドアに入れ」という指示があり、向かった先にはモーフィアスがいます。

警察官が突入してきて、激しい銃撃戦となります。

モーフィアスは応戦していると、ボスがトーマスの頭に拳銃を付きつけました。

ボスはエージェント・スミスで、トーマスが死を覚悟した瞬間アナリストの部屋で目覚めます。

トーマスは屋上で酒を飲み、心を解き放てと言いながら飛び降りようとします。

しかしバッグスに助けられ、二人は光るドアに入ると大きな部屋に出ました。

トーマスは過去の自分やモーフィアスなどが映し出されます。

バッグスとモーフィアスはずっとネオを探していて、やっと見つけることができました。

モーフィアスは赤と青の二種類のピルを出し、真実を知りたいなら赤いピルを、元の生活に戻りたいなら青いピルを、どちらか選択しろと言います。

トーマスは赤い方を選び、ネオへと覚醒するのです。

【転】マトリックス レザレクションズ のあらすじ③

トリニティ—を救出しようと動きます

ネオは現実の世界で目を覚ますと、ポッドの中にいました。

自力で抜け出すと、向かいのポッドにはトリニティーが眠っています。

バッグスたちのマシンに救出され、ネオはムネモシュネ号に来ました。

彼は本来の記憶を取り戻していきますが、平和が続かなったことも知らされます。

電力不足になった世界ではマシン同士の戦争が起こってしまい、人類の都市であるザイオンでも戦いが続きました。

新都市アイオの指導者はネオの仲間だったナイオビで、彼女は人類を守るためトリニティーの救出には反対します。

しかし指示に背いて、仲間たちはマトリックスへと戻るのです。

ネオやバッグス、レクシーらはトリニティーのいるガレージへ向かいます。

エージェント・スミスが邪魔に入りますが、トリニティーの元へ到着しました。

ネオを待っていたのはアナリストで、彼はマトリックスの維持のためにネオとトリニティーを蘇らせたのです。

アナリストは強く、ネオは一旦去りました。

ネオが地下鉄で会ったサティはネオを見守っていて、ポッドを作ったサティの父は設計図をサティに渡しアナリストに殺害されていました。

サティの助言を得て、トリニティーの救出作戦に動きます。

バッグスらはトリニティーのポッドに行き、直接プラグを抜くことにしました。

一方、ネオはカフェでアナリストといて、トリニティーが戻ることを選択したら解放してほしいと交渉しています。

【結】マトリックス レザレクションズ のあらすじ④

救世主はトリニティーでした

トリニティーがカフェにやってきて、ネオは彼女を説得します。

そこへ彼女の夫と子供がやってきて、トリニティーを店から連れ出します。

ネオは負けたかと思いますが、トリニティーは夫からネオの元にきました。

ネオとトリニティーが手を取り合うとスパークが起こり、アナリストたちは吹き飛ばされます。

エージェント・スミスが登場して、アナリストを銃で撃ちます。

店を出た二人はアナリストによりボット化された、たくさんの人の襲撃を交わしてバイクで逃走しました。

ヘリコプターをビルの屋上に誘うと、ミサイルを跳ね返して撃退します。

朝日が昇り静寂が訪れると、ネオとトリニティーはキスして手を繋ぎながら屋上から飛び降りました。

ネオは飛行能力を失っていましたが、代わりにトリニティ—は能力を手に入れていました。

救世主はトリニティーで、プラグを抜かれてから目を覚まして二人はやっと出会うことができたのです。

ネオとトリニティーは覚醒しており、アナリストの前に立ちます。

トリニティーはアナリストを殴りこれまでの鬱憤を晴らすのです。

マトリックス レザレクションズ を観た感想

1999年「マトリックス」は当時の最新CG技術を駆使しており、今までにない映像世界で圧倒しました。

レジェンド的なSFアクション作品になっており、「リローテッド」や「レボリューションズ」が公開されます。

アイデンティティや意志などを問うストーリーになっており、公開から20年たった現在に復活した作品です。

さまざまなアクションシーンが描かれており、愛をテーマに作品が作られています。

ネオもトリニティーも健在で、第1作から見ておいた方が楽しめるでしょう。

当時の俳優陣と変わっているキャラクターがいますが、作品を見ていると違和感なく話に集中することができます。

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