読書感想文の書き方を徹底解説!作文が苦手でもすぐ書ける◎宿題対策に必読

読書感想文

【攻略】作文が苦手でも大丈夫!すぐ書ける!読書感想文の書き方

読んでいる時、意識すること!

はじめに、読書感想文は本について書くものではありません。読書感想文の目的は、本を読んであなたが何を感じ何を考えたのか知るためです。それを通し、あなたの性格などについて、あなた自身でさえ知らなかった自分自身を発見することができたら、すばらしいです。

つまり読書感想文とは、あなたの自己紹介文でもあるのです。
そのために、本選びも大切です。

つまらない本や興味を持てない本を読むのはつらいですし、無理に課題図書で書く必要はまったくありません。とはいえ課題図書はテーマがはっきりした本が多く、登場人物も自分たちの年齢くらいの子が出てくることが多いので書きやすいとは思います。

メモる!

さっそく本題。
本を選んだら読みはじめるわけですが、読み終わった後にすぐに作文に入れるように内容や感想、思ったことを何でもいいです。とにかく!とにかくメモしましょう。気に入ったページにふせんをはるのも良いですね。
読み終わった時本の内容の細かい部分を忘れていることがあります。忘れないよと思われるかもしれませんが、いざ書こうとした時に何だっけと思うことは意外とあります
具体的に何をメモすると作文が書きやすくなるか、次に解説していきます。

喜怒哀楽

喜び、怒り、悲しみ、楽しさの4つの感情。登場人物のこれらの感情を考えると分かりやすくなります。

登場人物の感情とあなたの感情両方メモするのがおすすめです。登場人物が喜びを感じたとしても、あなたが悲しいと思うこともあり得るからです。

その中でも、怒りと悲しみを特に意識してみましょう。

人間が怒りや悲しみを感じるポイントは人によって違います。ときどき友だちが何に対して怒っているのか、悲しんでいるのか分からないことがありますよね。

また、その表現の仕方も違います。怒鳴ったり、狂気に走ったり、グレたり、陰口を言ったり、けんかしたり。人知れず泣いたり、押し殺した悲しみも多いかと思います。マイナスの感情の振れ幅はプラスの感情の振れ幅より大きくなってしまうものです。

そのため、怒りや悲しみを理解することは登場人物を理解することにつながります。

その反面楽しい、うれしいというプラスの感情は似ていることが多いと思います。本の中の登場人物の気持ちと、その気持ちによってどのような行動をとったのか、考えてみましょう。

出来事や登場人物への共感と疑問

物語の中でさまざまな出来事が起こり、登場人物が何かしらの行動に出ます。それらをメモすることで、あなた自身の考えが浮かんできます。全部でなく、印象に残った部分だけで良いでしょう。
たとえば、こんなかんじです。

【例1】『白雪姫』
行動:女王様はいつも鏡に自分が世界で一番美しいか聞く

感情:うぬぼれている、自信家、一番美しいと聞くと安心する

あなたの感情:本当にきれいなのかなあ、性格悪そう、いちいち聞くなんてばからしい
→女王様は本当は王様に愛されていない、だから自分が美しいか鏡に聞いて安心しているんじゃないか、本当は自信がないんじゃないか、女王様はかわいそう

自分の考えがすぐに浮かんでこない時もあります。難しいテーマの本だと特にそうですね。その時は疑問点などを書き出してみましょう。

疑問:『白雪姫』に王様は全く出てこないのが不思議。白雪姫がピンチなのに王様は一体何をしていたのだろう?なんで女王様は白雪姫にこんなに怒っているのだろう?
→王様と女王様の仲は悪く、王様は何も知らなかったかもしれない
→女王様は自分が美しくなければ王様に愛されないと考えていたのかもしれない

共感:愛されたい気持ちは分かる

批判:殺すほどか?

このように、疑問点を書き出し、その理由を自分なりに考えてみると頭が整理されるでしょう。そうすることで自分の気持ちや考えが浮かんできやすくなります。

また、原因と結果から考えてみるのも良いです。結果から考えると考えやすい場合もあります。

こちらの場合、原因と結果を結末から考えていっています。

【例2】『青ひげ』
結果:青ひげに殺されそうになる。

原因:入ってはいけないと言われた部屋に入ってしまう。

結果:部屋に入ってしまう。

原因:鍵を渡される。どうしても気になって、がまんできなかったから。

結果:青ひげは奥さまに鍵を渡す。

原因:青ひげは奥さまを信じたかった。自分の言うことを聞いてほしかった。など

行動:青ひげの館の地下室の小部屋には入ってはいけない。奥さまはそう言われていたののに青ひげがいない時に開けてしまう。

感情:気になって気になって仕方ない、ためらい

あなたの感情:ダメと言われるとやりたくなるのは分かる、怖い、いやな予感

→人間は好奇心には勝てない時もある、ダメと言われたことを大変なことになる、青ひげは奥さまに部屋の鍵を渡さなければ良かったのではないか、奥さまを信じていたのかもしれない

これらはほんの一例です。後で書くと大変ですし、細かい部分を忘れているので、メモが大切になってきます。自分が分かれば良いので、きれいに書かなくても大丈夫ですよ。最初に感情や行動をまとめたり、原因と結果を書いていったりして、後から考えを出していくのも良いかもしれませんね。ざっくばらんな感じでいきましょう。
次に、作文の構成を考えていきます。

「序破急」「起承転結」の流れにあてはめる!

「序破急」「起承転結」とは物事や文章の順番のことです。
たとえどんな内容だったとしても、この順番が最も文章を読みやすくまとめてくれると言われている順番なのです。
では、さっそくその構成を考えていきましょう。

構成テンプレート

ここで読書中に書いたメモが大いに役立つこととなります。
作文を書いていて、途中で飽きたり、何を書いているのか分からなくなった、ということはありませんか?
これにあてはめて構成を考えると、そうなってしまうのを防ぐことができます。
これらを参考に、メモを見ながら構成を組み立ててみましょう。

~序破急の例~

【例1】

序:印象に残ったセリフ
破:なぜそのセリフと場面が印象に残ったのか
急:最近の考えと今後はどうしていきたいか

*ポイント*
そのセリフは自分の行動をどう変えるだろう?

【例2】
序:なぜこの本を読みたいと思ったのか
破:物語に関連する最近体験した出来事や考え
急:本の中の出来事で考えたこと

*ポイント*
体験した出来事と本の中の出来事で何を思っただろう?

【例3】
序:物語、登場人物の好きな(きらいな)ところの紹介
破:好き(きらい)だと感じた場面の理由とそれについて考えたこと
急:特に自分が主張したいこと

*ポイント*
日頃おかしいと思うこと、あこがれるなと思うことは何だろう?

~起承転結の例~
【例1】
起:読み終えた時の気持ち
承:物語の中の状況と自分の状況を重ね合わせる
転:物語の中の状況がどうしてこうなったか考える
結:考えた問題点について自分ができること

*ポイント*
登場人物と自分、まわりの友だちには共通点、違いがあっただろうか?

【例2】
起:本を読む前の自分について
承:本の中のつらかった部分、怒りを感じた部分、疑問
転:勉強になったこと
結:読み終わった後に気付いたこと、読み終わって変わったこと

*ポイント*
読み終わって、何か発見などはあっただろうか?本は物語だけではない。ニュース、宇宙や自然の不思議などを扱ったものもある。

小学生低学年までは文字数が少なく、小学生中学年からだんだん増えていきますね。小学生低学年の人には「序破急」をおすすめします。
自分の書きたいことが効果的に伝えられるような構成で書いていきましょう。
たとえ書いている途中で変わってしまっても、それはあなたの書きたいことが変わっていったということなので、楽しんで進めて行ってくださいね。

あらすじを書きすぎると逆に書きづらくなる!

読書感想文と言うとあらすじを書かなければならないと思ってしまいますが、その必要はありません。
あらすじを短く要約して分かりやすく解説するのも大変だとは思いませんか?要約が得意な人は良いのですが、それによって構成が破たんする可能性があります。
あるいは、物語の起承転結のあらすじと同時に感想を書いていくという方法があります。しかし、それもなかなか大変ではないでしょうか。
あらすじを長く説明することで自分の思っていることが書けなくなってしまうのは残念なこと。
書くのは、自分の書きたいことに関連する部分だけにしましょう。多くても200文字くらいまでが良いのではないでしょうか。

良いことを無理に書かなくて良い!

先に述べたメモの例に、『白雪姫』の王様と女王様が仲が悪かったと書いてありましたね。それも本当にそうだったのか分かりません。
こんな考え方は正しくないのではないか、と思っても書いてみましょう。
ときどき読書感想文のまとめで世界中の人の幸せを祈っていることがあります。それも良いのですが、それは自分ができる範囲を超えています。自分ができることを書けば大丈夫ですよ。

どうしても考えが浮かばない場合

本を読み終わっても、感想が浮かばない。そんなこともありますね。

物語の「もしも」

そんな時は「もしも」を考えてみましょう。物語の展開にはありえないことを想像してみるのです。
例えば『白雪姫』で白雪姫がもしも不細工だったらどうなるでしょうか。7人の小人がたくさんいたらどうでしょうか。白雪姫が永遠に目覚めなかったら王子はどうするでしょうか。これは夢がないかもしれませんが、読んでいて「もしも」…ということを考え、それを書いてみると意外な発見があるかもしれません。

ニュースや新聞記事を見る

ニュースや新聞を見てみましょう。物語に関連する出来事が起きているかもしれません。
ニュースを見て怒りを感じたり、悲しんだり、喜んだりしたことはあるでしょうか。その記憶を思い出し、感想文に書いても良いと思います。また、ニュースや本の分からないところは周りの人に聞いてください。

本を変える

本の内容が自分に合っていない、難しすぎることも考えられます。そんな時は、変えてみるのも一つの手です。おすすめの本を友だちに聞くのも良いですね。

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