【ドクザクラ】第8話『刑事』のあらすじ・ネタバレ

ドクザクラ第8話、事情聴取

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問われる『白いワンピースの少女』との関係

サクラがキョウコの身体で挽回を宣言したあの日、アツシはこれ以上余計な事をしないで欲しいと切に願ったのでした。その願いも虚しく、アツシに捜査協力を求める刑事が今目の前にいました。

アツシは動揺を飲み込み、『白いワンピースの少女』についての質問をはぐらかしました。警察が何を知ってここに来たのかを見誤れば窮地に立たされる。そう考えてアツシは、差し障りのない質問で返します。

それに対して山之内は警察が捜査状況を話せるわけないと不敵なエミを浮かべ、再度アツシに『白いワンピースの少女』との関係を問いました。まるでアツシと『白いワンピースの少女』が知り合いである事が前提かのような言い方でした。

山之内の質問に対して少女とは関係がないと答えれば、『白いワンピースの少女』を知っている事になってしまう。あるいは少女の事は知らないと答えれば、『白いワンピースの少女』等という抽象的な表現で特定の個人をイメージできた事になってしまう。山之内の質問に二重の罠を感じたアツシは、『白いワンピースの少女』なんて大学に沢山いるからよく分からないと答えました。

アツシの回答に満足しない山之内は、アツシとの距離を詰め耳元で確認します。”白いワンピース一丁”の女の子は毎日あなたの家に来ているのに本当に知らないのかと。アツシは毎日という表現に内心戸惑いますが、知らないで貫き通しました。

ドクザクラ第8話、アツシの思い

不幸中の幸い

山之内は渋々納得しながら、今度はエミと二人で話がしたいと言います。アツシは関係ないのでと制止しますが、エミと話したら今日の所は立ち去ると言い残しアツシから離れていきます。

エミは裏アカを拡散される直前、マンションの外にいるサクラの姿を目撃しています。山之内に話さないでいてくれと、祈るような気持ちでアツシはエミを遠目から見守っていました。

山之内が立ち去った後、すぐにアツシはエミの元へ駆け寄りました。エミは去っていく山之内に不審な目を向けながら、あの人はなんだったのかとアツシに問います。

エミは山之内の話す距離が近く不愉快な思いをしたようで、不信感でいっぱいでした。アツシは港区に在住する一民間人として聴取を受けたと説明します。

アツシはエミに何を話していたのか確認しました。アツシと同じ大学か、大学にはきちんと通っているのかと聞かれたという話しでした。エミは当たり前だと怒ったと言います。それからまだ5月で肌寒いけど『白のワンピース』一枚で登校する女子学生がどれくらいいるか、聞かれたと答えました。

山之内がした最後の質問の意図に、アツシははっとしました。エミが『白のワンピース』一枚で登校する女子学生はあまりいないと答えれば、アツシがサクラを意識して嘘をついたと勘づかれると思い焦ります。

不幸中の幸いで、エミは山之内に対する嫌悪感から、敢えて『白のワンピース』一枚で登校する女子学生はたくさんいるだろうと答えていました。

山之内の捜査官としての嗅覚

港区3億円事件の本部長、貴戸フミヒサはやっと電話が繋がった山之内に、指示に外れた単独行動を止めるよう忠告します。輸送車の運転手を聴取する事が山之内の仕事でした。山之内は指示された仕事は刺激がない、あと一件調べたら戻ると言って電話を切ってしまいました。

電話のやりとりを聞いていた他の部下が、山之内を連れ戻しますかと貴戸に確認しますが、貴戸はそれを断りました。

貴戸は捜査官としては優秀だと山之内を評価している為、ある程度は身勝手な言動も大目に見ていました。今回も事件の真犯人に関して、逮捕の足かがりを掴んでいると確信し泳がせていました。

山之内が向かったのは、ユメノが働くアンサージです。”ユメコ”として働くユメノは、指名を受け山之内の隣に座ります。お酒を勧めるユメノに、職務中だからと断って警察としての聴取を始めました。第9話へと続きます。

ドクザクラ第8話、仕事中のユメノ

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