映画「花束みたいな恋をした」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|土井裕泰

映画「花束みたいな恋をした」

監督:土井裕泰 2021年1月に東京テアトル・リトルモアから配給

花束みたいな恋をしたの主要登場人物

山音麦(菅田将暉)
本作の主人公。イラストで生計を立てたいと思っています。ガスタンクの映画を作るほどガスタンク好き。

八谷絹(有村架純)
本作の主人公。麦の彼女。同棲しながらフリーターをしていましたが、家計が苦しくなり就職します。

羽田凛(清原果耶)
麦と絹が出会った頃行っていたファミレスのよく座るイスに先に座った女の子。

花束みたいな恋をした の簡単なあらすじ

終電を逃したことから知り合い、居酒屋で話すと同じ考え、同じ体験をしていて意気投合した麦と絹。

何度かデートを重ねて付き合うことにします。

就職活動で圧迫面接を受け泣いていた絹に麦は一緒に暮そうと提案。

2人は、多摩川沿いのマンションで猫を飼い楽しく暮らすのでした。

しかし、麦の就職が決まり忙しくなるにつれ2人はすれ違っていき…。

花束みたいな恋をした の起承転結

【起】花束みたいな恋をした のあらすじ①

ガスタンクとミイラ展

大学生の山音麦は、自分が偶然ストリートビューに映っていたことくらいしかテンションが上がる出来事がありませんでした。

同じく大学生の八谷絹は、軽くついてないことが多い人生。

終電に乗りそこなったことで出会った麦と絹は、一緒に居合わせた社会人男女と一緒に朝まで営業している飲食店で時間を潰します。

麦は、店内に押井守が居ると興奮しますが、社会人たちはその人のことを知りませんでした。

絹は、その人のことを知っていて麦との別れ際に押井守が居ましたよねと思い切って声を掛けました。

麦と絹は、普段からよく思っていることが同じで、読んでいる本も同じで、同じ感性の持ち主でした。

その後居酒屋で飲み直していると、絹が天竺ネズミのライブを見に行き損なったチケットの話をすると、麦も行きそこなった同じチケットを持っていて大興奮です。

思わず、麦は2人が今日会うためのチケットだったのかもと言うと気恥ずかしさから気まずくなってしまい絹はトイレに行きました。

絹の携帯がなって、席を外すと麦が気になっている同じ大学の女性が居酒屋にきて「一緒に飲もう」と誘われます。

絹が戻ってくると麦はすぐに戻ると言いますが、絹は友達が泊めてくれると嘘をいい、居酒屋を出ました。

嘘を見抜いた麦が絹のあとを追いかけ、麦の家でガスタンクの映像を見ます。

途中で寝てしまった麦が起きた後帰ってしまったので、麦派嫌われたと感じます。

しかし帰りのバスに乗る時に、絹がミイラ展に行こうと麦を誘うのでした。

【承】花束みたいな恋をした のあらすじ②

多摩川沿いのマンション

ミイラ展で楽しくデートした2人。

互いに、3度目のデートで告白しなければ関係が発展しない思い、ムード作りをしますが、同じ音楽を片耳ずつ一つのイヤホンで聞いていると隣にいた音楽関係の仕事をしている知らないおじさんがイヤホンから出る音について講釈を垂れるのでした。

そのせいで、終電の時間が近づいて店を出ようとしましたが、お店の人が間違えてパフェを持ってきたので、食べることにしました。

気分が変わり麦は絹に付き合ってくれませんかと告白するのでした。

絹は是非と答えます。

帰りの信号待ちで2人はキスをしました。

付き合いはじめた2人は、麦の家でダラダラ過ごします。

就活が上手く行かない絹は、電話で泣きます。

焦った麦はすぐに会いに行き「一緒に暮らそう」と絹にいいました。

多摩川沿いのマンションで一緒に暮らし始めた2人です。

麦は、イラストの仕事を始めて、絹はアイスクリーム屋で働き始めます。

大学を卒業した2人はフリーターになりました。

麦は、絹とのこの暮らしを現状維持するのが夢だと思っていました。

【転】花束みたいな恋をした のあらすじ③

すれ違い出す2人

ある日、麦の両親が新潟から出て来て、地元に戻って就職しなければ仕送りは打ち切ると言われてしまいます。

どんどん生活を切り詰めなくてはならなくなった2人。

絹は、医療事務の資格を取り歯医者の受付事務の仕事につきます。

麦はイラストの仕事の単価がどんどん下がり、就活を始めます。

やっと決まった就職先は、物流会社。

定時に上がれると聞いていたのに麦は残業続きで、土日も出張が入ってしまいます。

割と時間にゆとりがある絹と生活のリズムが狂い始めるのでした。

ささいなケンカをしながらも、互いに気遣って生活していました。

ある日、絹は麦に相談もなく転職を考えます。

事務の仕事は自分には合っていなかったから友達から紹介されたイベント会社に転職すると麦に言うと、考え方を麦に否定されます。

楽しく生きていたいという絹に「じゃあ、結婚しよう。

家にいて好きなことをしていていいから。」

とキレられます。

「これってプロポーズ?」と思っていたプロポーズと違った絹は嘆きますが、2人はこのことを無かったことにして普段通りに接するのでした。

【結】花束みたいな恋をした のあらすじ④

2度目のプロポーズ

そして、絹はイベント会社に転職して楽しく仕事します。

一方、麦は仕事の責任が大きくなっていくのでした。

ある日、麦の大学の先輩が亡くなります。

悲しい気持ちの麦は、一日中絹と先輩の話をしたかったのに絹は先に寝てしまいました。

絹と麦では、先輩への想いが違っていたのです。

さすがに申し訳なく思った絹は、朝そのフォローをしようと思いますが、麦は話を聞かずに会社に行ってしまいます。

それがきっかけで2人は、2人の関係がどーでもよくなっていきました。

麦の大学時代の友達カップルが結婚し、麦と絹は結婚式に参列し、2人ともこの結婚式のあと別れようと考えていました。

2人は、家で会話もありませんでした。

結婚式の2次会に出ないで、麦が乗ったことの無い観覧車に乗ります。

そして、帰りに2人で良くいったファミレスに寄るのでした。

いつも座っていた席は先客があり、2人は別の席へ。

絹は、結婚式の写真と昔の写真を見て「楽しかったね。」

といい、2人は本題に入りますが、麦は別れ話を切り出そうとしますが結局「別れたくない。

結婚しよう。」

といいました。

恋愛感情の無い夫婦なんて世の中にたくさんいると。

しかし、いつも2人が座る席に初々しいカップルが座り、かつての自分達を思い出し麦も絹も泣き出しました。

結局別れることになった2人でしたが、すぐに家が決まらずそのまま3か月仲良く暮らしました。

別れた後、カフェで再会する2人。

お互い、今のパートナーと一緒でした。

家に帰ってからお互いがお互いのことを思い出します。

麦が、2人でよく行ったパン屋のことをストリートビューで探すと、かつての2人が映っているという奇跡が起こるのでした。

花束みたいな恋をした を観た感想

麦君はとてもいい子で、結婚相手には良いタイプだと思います。

最初、ものすごく気の合った二人に見えたけれど、好きだから多少合わせていたということがのちにわかります。

そういうこともあり、さらに絹は最初麦君が狙っていた女性はムリ目のいい女だというのを知っていました。

ムリ目の女より自分を選び、夢よりお金を選ぶ麦君のそういうところにイラついてしまったのでしょう。

でもそれは、若いから。

このまま年を重ねて、きっと思い出すのは麦君と暮した多摩川沿いのマンションの事だと思います。

映画には描かれなかったけれど、再会してその後やり直す可能性も無くはないと思いました。

小さなネタがツボる作品でした。

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