映画「ロード オブ・ザ リング」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|ピーター・ジャクソン

映画「ロード オブ・ザ リング」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|ピーター・ジャクソン

監督:ピーター・ジャクソン 2002年2月にニュー・ライン・シネマから配給

ロード オブ・ザ リングの主要登場人物

フロド(イライジャ・ウッド)
ビルボの甥。指輪をビルボから託される。

ガンダルフ(イアン・マッケラン)
魔法使い。フロドを助ける。

アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)
人間の王イシルドゥアの末裔

ビルボ(イアン・ホルム)
フロドの叔父

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ロード オブ・ザ リング の簡単なあらすじ

中つ国を支配しようとするサウロンが強い魔力を持つ指輪を作りました。

サウロンは一旦滅ぼされサウロンの指輪も人間が手にしますが力を欲する人間は指輪の魔力に勝てず、火の山に指輪を葬ることができませんでした。

指輪はサウロンの元に戻ろうと人間の王イシルドゥアを滅ぼし、ひょんなことからホビット族のビルボに渡ります。

その指輪はフロドに託され、フロドはサウロンの手に指輪が渡らぬよう、指輪を葬る旅に出ます。

ロード オブ・ザ リング の起承転結

【起】ロード オブ・ザ リング のあらすじ①

サウロンの指輪

ホビット族のビルボの111歳の誕生日、ホビットの里シャイアに魔法使いガンダルフが現れます。

ビルボはかつて、魔力を持つサウロンの指輪をゴラムとの謎なぞゲームに勝ち手に入れました。

今、サウロンは力を取り戻しつつあり、指輪を手にすれば決定的に力を取り戻します。

サウロンはすでに指輪がシャイアにある事を知っておりナズグルと言う、かつて人間の王であった9人の追っ手を放っています。

指輪はビルボの甥であるフロドに託されフロドは庭師のサムと共にシャイアを出ます。

途中、友達のメリーとピピンに出会い一緒に旅をします。

ガンダルフと落ち合う予定の宿でうっかり指輪をはめてしまったフロドは他の人から姿が見えなくなります。

しかし指輪をはめた事でナズグルに感づかれます。

放浪の身ですが実は人間の王イシルドゥアの末裔のアラゴルンに助けられナズグルの追っ手をかわします。

昔の砦でナズグルに襲われフロドは刀傷を受けます。

刀は物凄い毒を持っていてフロドは瀕死の状態に陥りますがエルフのアルウェンに助けられます。

【承】ロード オブ・ザ リング のあらすじ②

旅の仲間

フロドはアルウェンにより裂け谷に連れて来られ手当を受けます。

そこでビルボに再開します。

裂け谷にエルフ、ドワーフ、人間、ホビットが集まり指輪を火の山に放り込み破壊する役目を誰がするか話し合います。

結局意見がまとまらず口論になり、フロドが立候補し、サム、メリーとピピン、アラゴルン、エルフのレゴラス、ドワーフのギムリ、人間の国ゴンドールの執政官の息子ボロミア、そしてガンダルフが指輪を持ってモルドールの火の山を目指す事になります。

白の魔法使いサルマンがサウロン側に寝返り一行を妨害します。

彼らはドワーフの地下王国モリアを通ります。

しかしモリアはドワーフの死骸で溢れ返りモリアの領主バーリンの墓も見つかります。

オークの群れに襲われフロドは槍に倒れますが無事でした。

ミスリルと言うドワーフの宝である鎖帷子を着ていたので助かります。

モリアの地下でバルログと言う古代の悪鬼との戦いでガンダルフが地の底に落ちます。

旅の一行は失意に陥りますが旅を続けロスロリアンの森を目指します。

【転】ロード オブ・ザ リング のあらすじ③

ロスロリアンの森で水鏡を見る

ロスロリアンの森にはエルフの女王ガラドリエルがいます。

ガラドリエルはボロミアの心に話しかけます。

ボロミアは何か後ろめたそうに冷や汗をかいています。

フロドはガラドリエルに促され水鏡を覗きます。

するとシャイアが見えます。

火に包まれ、サム達が鎖に繋がれています。

ガラドリエルはフロドに、もし指輪を破壊する役目を失敗したら未来がこのようになると言います。

それから旅の仲間の内の誰かが指輪を奪おうとするであろうと言います。

フロドはガラドリエルに指輪を差し出すとガラドリエルは指輪の誘惑と戦い悪魔のような姿になります。

しかし誘惑を打ち破りガラドリエルは元の美しい姿に戻ります。

小さき者でも未来を変えられる、もしフロドにできないのならば他の誰にも出来はしない、そのようにガラドリエルはフロドに言います。

ガラドリエルは全ての光が消えた時この光が照らすであろう、と美しい瓶に入った光をフロドに渡します。

一行はガラドリエルに見送られてまた旅を続けます。

【結】ロード オブ・ザ リング のあらすじ④

旅の仲間は散り散りに

フロド一行は小さな船でそれぞれ河を下ります。

岸に上がり一休みし、北からモルドールに入るとアラゴルンが計画します。

フロドとボロミアの姿が見えません。

フロドはボロミアに指輪を自分に渡すよう説得されます。

ボロミアは豹変しフロドを襲います。

その内にウルク=ハイ率いるオークの群れに襲撃されます。

ボロミアはウルク=ハイの矢に倒れとどめを刺されそうなその時アラゴルンが助けます。

アラゴルンはウルク= ハイを倒しますがボロミアは死にます。

メリーとピピンはオークにさらわれます。

フロドは一人でモルドールを目指しますが、サムが追いかけて来ます。

泳げないのにフロドのカヌーを泳いで追いかけます。

溺れて沈んでいく所をフロドが助け上げます。

サムはガンダルフに言われたように絶対離れないと言い、一緒に行きます。

アラゴルン、レゴラス、ギムリはメリーとピピンを助けるためオークを追います。

モルドールが見える所まで来て、フロドはサムがいてくれてよかったと言います。

ロード オブ・ザ リング を観た感想

フロドに課せられた重荷、サウロンの指輪をモルドールの火の山に葬る事にフロドが耐えて頑張る姿に感動します。

ガンダルフの言葉が印象的です。

誰でも自分に苦難が降りかかった時、どうして自分がこんな目に遭わないとならないのかと思うけれども、それを背負う運命であって、出来ることをやるのだと。

フロドはビルボがゴラムを殺していればゴラムがサウロンに捕まり指輪のありかをおしえなかったであろうから今頃自分はこんな目に遭わずに済んだと言いますが、ガンダルフが諭します。

いつかビルボの情けが皆を救うことがあるかもしれない、ゴラムにはゴラムの役目があるかもしれない、と。

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