100人が選んだ東野圭吾さんのオススメ人気小説ランキングを大発表!
東野圭吾さんのオススメ人気小説について100人にアンケートしました!集計結果をランキング形式で紹介しています。面白いポイントや感想を見て、結果をチェックしましょう!
第5位は「新参者」
日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。「事件で傷ついた人がいるなら、救い出すのも私の仕事です」。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。
-「BOOK」データベースより
読者の声
「ドラマ化されてさらに注目しました」
40代
男性
阿部寛さんが主演のミステリー小説の新参者は、とても好きな作品で東野ワールド全開でトリックなどもさすがの切り口で見せてくれます。2009年頃の作品ですが、いまだに読み返してみてもリアリティがある作品だと感じます。
「わたしがおススメの本です。」
20代
女性
刑事が事件の謎を解き明かしていくストーリーですが、
読んだ後にスカッとするだけの単なる小説だけではなく
すっきりしつつも読んだあとになぜか心にグッとくる
場面がありました。
人間の深い部分が描かれているところがよかったです。
第4位は「秘密」
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。
-「BOOK」データベースより
読者の声
「複雑な境遇に立たされる主人公の心理描写が秀逸です。」
20代
男性
バスの転落事故により主人公平介の娘藻奈美の体に妻直子の魂が乗り移るという物語です。自分の目の前にいる愛娘の中身は妻という、夫婦なのか親子なのか分からない境遇に立たされる主人公の心理描写がとても良く描かれていて、物語に引き込まれました。幼かった藻奈美の体が成長していくにつれてすれ違っていく二人を見て、何とも言えない気持ちになりました。ラストシーンは読者がそれぞれの解釈が出来るラストになっているので、それを読者同士で議論するのも面白いと思います。
「東野圭吾さんの独特の世界観がたまらない作品」
20代
女性
ある事故がきっかけで、娘の中に妻の魂が宿ってしまうというお話。愛する妻と娘。どちらも最愛なる相手だけども、愛し方が違う‥。妻は死んだけれども、娘の中で生きている。東野圭吾さんにしか表現できない世界観だと思います。
第3位は「容疑者Xの献身」
東野圭吾「容疑者Xの献身」のあらすじ&ネタバレと結末
【ネタバレ有り】容疑者Xの献身のあらすじを起承転結で解説! ...
天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
-「BOOK」データベースより
読者の声
「謎めいていて面白いです。」
30代
男性
ガリレオの中でも1番難しい事件だと思います。天才数学者対科学の天才のバトルがすごく面白かったです。しかも知り合いという感じがリアルで面白いです。自殺しょうとしてたのに隣人の殺人に協力してしまう感じまさかの運命的瞬間です。いろんな謎がいっぱいあってすごく考えさせられる作品だと思います。
「天才物理学者と天才数学者の対決。」
50代
女性
花岡靖子は、娘とアパートで暮らしていたが、元夫の富樫が訪ねてくる。暴力を奮う夫を靖子は殺害してしまうが、隣人の天才数学者の石神が靖子たちを助けた。刑事が湯川に相談し、事件を解析していくと石神に繋がっていた。驚くことに湯川と石神は大学時代の友人だったのだ。まさに天才数学者と天才物理学者対決だった。東野さんは、理系の出身なので、理系の事件が多くておもしろいです。このガリレオシリーズかおすすめです。
「伏線回収に鳥肌が立ちます!」
20代
女性
映画化もされていますが、絶対に本を読んでほしい作品です。
最後のどんでん返しはもちろん、何気ない風景描写だと思っていた文章が重要な伏線になっていたりします。東野圭吾さんのトリックの真骨頂とも言えると思います。
ミステリー要素の奥に人間の深い感情があり、驚きと感動を味わえます。
第2位は「手紙」
東野圭吾「手紙」のあらすじ&ネタバレと結末
【ネタバレ有り】手紙のあらすじを起承転結で解説! 著者:東野...
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
-「BOOK」データベースより
読者の声
「犯罪加害者家族の生活が切なく描かれている」
30代
女性
ある日突然、家族が犯罪者になってしまったら。人を殺してしまったら。そんな非日常とも思える出来事に直面した主人公が世間からの冷たい目に晒されながら、そして自分を苦しめているはずの兄から届く獄中からの手紙に葛藤しながら懸命に自分の生活を築いていこうとする姿に終始胸がざわざわします。主人公が就職活動中にかけられた言葉が今でもずっと胸に残っています。「我々は君のことを差別しなければならない。自分が罪を犯せば家族をも苦しめることになる。すべての犯罪者にそう思い知らせるためにも」皮肉にも加害者家族が差別される生活が犯罪抑制の一助になると言われたのです。切ない、でもそうかもしれない。家族って何だろう、こんな目にあっても大切にしなけらばならないの?と読みながら自分まで葛藤するはめになりました。切なくて苦しくなるけれど愛おしい、何だか道に迷ったときは色々考えさせられる、何度でも読みたくなる作品です。
「言葉や紙で伝わるもの、兄弟の絆や人としての思いを感じられる。」
30代
女性
小さい頃、とても仲の良かった兄弟。
ある日、
弟のために罪を犯してしまった兄。
兄の事件のために人生が変わってしまった弟。
兄は懺悔の気持ちを被害者、弟へ文章として何通も何通も返信がなくても刑務所から送る。
弟はその手紙を見るたびに自分の人生で起こる不幸な理不尽な出来事が兄の事件のせいだと思ってしまう。
弟のために事件を起こしてしまった兄。
兄のことを恨み始めてしまう弟。
この二人の未来はどうなるのか。二人は昔のような絆を持つことができるのか。
人の思いとはどのようなものか。思いの強さと兄弟の絆に心がとても揺れました。
「罪を犯すということについてここまで深く考えたことがなかった。」
30代
男性
もし自分の家族に犯罪者が出てしまったら、それも殺人者が出てしまったらどうするだろう。
遺族に対して申し訳ないと思うだろうか?
それとも家族ではあるけれど、自分がやったことではないから関係ないと思うだろうか。
この本は罪を犯すということの、真の意味について考えることができた。
堂々の第1位は「白夜行」
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。
-「BOOK」データベースより
読者の声
「腑に落ちないかんじがある東野さんの作品で一番おすすめ!」
20代
女性
ドラマを見て好きな作品で本を読みました。2人の絆の強さを感じた。男と女の恋愛もあり合わせてみていくうちに作品のなかに入り込みたい気持ちになっていく。 あと、すごく面白い作品だったし、ドラマの山田孝之が本の雰囲気をそのまま表現してくれているかんじでたまらない。
「登場人物たちの運命の行く末が気になります」
40代
女性
不幸な環境に置かれて重い罪を背負わざるを得なかった子供たちが、その後表向きには別々の人生を歩きながら裏ではしっかりと心を繋げ合って、またも罪を犯しながらなんとか彼らなりの幸せをつかもうとあがいていく姿が哀れで仕方ありません。とても暗い物語なのにどうしても目が離せず、最後まで一気に読み通してしまいます。
「何十年にもわたって犯罪を行われ続けてきた壮大な物語。」
40代
男性
子供の頃に人を殺した子供が、その後の成長の中でも、犯罪から逃れられず、罪を犯し続けながら生きていく物語。そうしなければ生きていけなかったのだろうが、なかなか共感はできない。本来なら主人公に共感できない小説にはのめり込まないのだが、証拠をつかませない犯行、それが故に何十年も逃げ延びる要領には感心させられる。
「何とも言えない深い暗い愛。」
30代
女性
父親殺しの罪を雪穂がかぶった瞬間から始まる亮二と雪穂の深い暗い絆。亮二は数々の罪を重ね続けつつ、雪穂は容疑者の娘として自分を隠し続けつつ、「時効が終わるとお日さまの下を二人で歩こう」という約束を果たすためにお互い努力し生き続ける。二人の決して幸せにはなれない深い暗い愛に胸を打たれる。
「小説が醸し出す薄暗い雰囲気に一気に飲み込まれる一冊」
30代
女性
殺人事件の被害者の息子と容疑者の娘の物語。2人は憎み合う関係にあるのに次第に惹かれあっていくという設定と、そこに謎のミステリーとが絡み合います。なんとも言えない暗く物悲しく切ない気持ちが入り交じる最後まで目が離せない展開の小説です。
以上100人に聞いた東野圭吾さんのオススメ人気小説ベスト3でした!よかったらリンクからぜひご購入ください!
アンケートの内訳
以下の性別、年齢層の方にアンケートをとりました。
回答者の男女比
東野圭吾さんのオススメ人気小説 番外編!
TOP5には入らなかったが根強いファンがいた作品
「パラレルワールドラブストーリー」
「切ないがハマる作品です。」
40代
男性
パラレルワールドラブストーリーは少し分かり面いもあるので良く確認しながら読んで見るといつの間にかハマっていてやっぱり東野圭吾の作品は面白いと改めて思いました。内容的には複雑で切なさを感じる作品になってます。
「人魚の眠る家」
「生死の定義について考えてしまう深い内容」
20代
女性
最初は脳死状態になった子どもを最新の機器を駆使し、人形のように生かし続ける母親をとても哀れに感じました。しかし、次第に母親に感情移入していまい、子どもを思う母親の強い意志に胸が切なくなりました。「脳死とは死なのか」、「死の定義とは」、「生きることへの倫理観」など難しいテーマでしが、引き込まれて読み進めてしまいます。読み終わっても深く考えさせられる小説です。
「流星の絆」
「物語の一貫性」
10代
男性
なんといっても最後の黒幕でしょう!散々他の人を犯人呼ばわりしていたくせに、最後の最後犯人はとても身近な存在である。なんて卑怯な話なんでしょうか!名探偵コナン以上にハラハラドキドキする事件展開が最高です!
「赤い指」
「加賀刑事が犯人検挙だけでなく、人間性を教えてくれる」
40代
男性
女の子殺しの罪を認知症の母親になすりつけて、息子をかばう両親。しかし、慧眼の加賀刑事は、全てをお見通し。巧みな話術で、両親の人間性をついていく。ただ犯人を検挙するのではない。人間性を取り戻させた上で、エンドに導く。泣ける話でした。
「片想い」
「恋愛要素もあるミステリー小説です!」
20代
女性
とにかく人間模様が複雑で、最初は恋愛小説なのかな?と思うぐらい登場人物の心情がリアルに描かれています。昔の幼なじみと再会し、「人を殺したんだ。」と衝撃的な一言から物語は始まります。性同一性障害という現代社会で問題視されているテーマも盛り込まれているので、内容が深い小説です。
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