100人に聞きました!伊坂幸太郎さんのオススメ人気小説ランキング

アヒルと鴨のコインロッカー

100人が選んだ伊坂幸太郎さんのオススメ人気小説ランキングを大発表!

伊坂幸太郎さんのオススメ人気小説について100人にアンケートしました!集計結果をランキング形式で紹介しています。面白いポイントや感想を見て、結果をチェックしましょう!

第5位は「死神の精度」

死神の精度
https://ara-suji.com/novel/633/

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

-「BOOK」データベースより

読者の声

「生きがいや将来に悩む人に元気をくれる素晴らしい小説です。」

20代
女性

タイトル通りに死神が現れます。舞台は現代、私たちが生きる今の社会です。スマホがまだ登場していないくらいの時間設定です。
短編がいくつか連なって1つのストーリーになっているので、読みやすい小説です。死神の視点から、色々な人の生き様を見て、生きる意味につい考えさせられるお話です。

「主人公千葉さんのキャラクターのよさ」

30代
男性

 

ミュージック好きの死神を主人公とした連作短編。主人公の死神である千葉さんはマイペースで死神なのにどこか親しみやすがあり、緻密に張り巡らされたストーリーの伏線が最後に回収されることで短編ごとに驚きがあります。

 

死神の精度は続編も出版されています、こちらも合わせておすすめです!
https://ara-suji.com/novel/1753/

第4位は「重力ピエロ」

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。

-「BOOK」データベースより

 

読者の声

「人間ドラマとミステリーが絶妙に合わさった作品です。」

 

20代
男性

 

泉水と春の兄弟が連続放火事件の謎解きを始め、その過程で家族の暗い過去もリンクしていく物語です。春は母親が男に強姦されたことで産まれた子供で、泉水とは異父兄弟になります。暗い過去を抱えている家族を通して、「家族とは?」という問いに向き合っていく姿を描いており、読者も考えさせられます。扱っているテーマがテーマなので普通は重くなりがちですが、作者特有のユーモアを交えた軽快な文体のおかげで、重くなり過ぎず丁度良い塩梅で書かれているのが流石だなと感じました。人間ドラマとしてもミステリーとしてもとても深い作品です。

 

 

「文字にひかれた」

 

20代
女性

 

ミステリーにありがちな内容であって
展開が読め、スルスルと読めてしまいます。
上手に家族というテーマを描いているとおもいます。
文章もとても丁寧な印象をうけました。
おもしろい内容もあり、よく通勤帰りにみていました

 

 

「映画化もされています、必読!」

 

 

20代
女性

 

私が本作品と出会った際は映画化前でした。本屋の店頭でオススメコーナーにあったことから手に取りました。
2人の兄弟を中心にした話で、放火事件とスプレーで描かれるグラフィティーアート。この二つの関係性を追って行くうちに明かされる真実。引き込まれること間違いありません。映画化もしているので馴染みのない方も読み始めにはぴったりの作品となっています。

 

 

第3位は「ゴールデンスランバー」

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない―。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

-「BOOK」データベースより

 

読者の声

「伊坂さんの持つ躍動感溢れる文章。」

 

50代
女性

 

1人の生真面目などこにでもいる好青年が、大学時代の友人に久々に逢います。その友人との会話の中でふと眠りについてしまう青年…目覚めた時から様々な困難が彼を待ち受けていた。もうスピードで話は展開していく。逃げ迷う中でひと筋の光を見出だして行くのです。

 

 

「逃走がとても面白いです。」

 

30代
男性

 

大きな爆発が起きてただの運転手なのに犯人にされてしまうとか地獄のような1日のじまりでとても面白いです。そこからの逃走をくりひろげるのがとても面白くて見ていて飽きないのでいいと思います。読めば読むほど犯人が気になっていきます。

 

 

「首相暗殺犯として指名手配された男の心境がとてもおもしろいです」

 

 

50代
女性

 

まるであのケネディー大統領の暗殺犯リー・ハーヴェイ・オズワルド のようになてしまうと
首相暗殺犯として誤解された男の心境と謎の男ギルオとの関係性がとてもおもしろい作品でした。
何度読んでもおもしろい作品とはこのような小説だと感じます。

 

 

第2位は「オーデュボンの祈り」

「オーデュボンの祈り」
https://ara-suji.com/novel/2558/

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。

-「BOOK」データベースより

 

読者の声

「不思議な世界に一瞬で引き込まれる。」

 

20代
女性

 

伊坂幸太郎さんのデビュー作。外界と閉ざされた島にやって来た主人公と、その島に住む不思議な住人たちの物語。読み始めると独特で不思議な世界にすぐに引き込まれた。このような設定、物語展開の小説は読んだことがなかったので、すごく斬新だった。色々な箇所に伏線が置かれ、それを回収しながら読み進めるのがすごく楽しい。何度でも繰り返し読みたくなる作品である。

 

 

「不思議な世界観が魅力。」

 

30代
女性

 

伊坂幸太郎さんのデビュー作であるこの作品は、主人公である伊藤がコンビニ強盗からの逃走中、外部との接触を持たない島に迷い込んでしまうお話なのですが、この島の住人がクセの強い人ばかりなだけでなく、言葉を話すカカシまで登場する不思議な世界観で、いつの間にか物語に惹き込まれてしまいます。

 

 

「読み終わった後に爽快感があります。」

 

 

20代
女性

 

伊坂幸太郎さんのデビュー作です。
現実的のようなファンタジーのような作品で、途中は時系列が分からなくなり、何度も前の部分を読み直したりもしました。ただ、ラストはとてもすっきり紐解かれていき、苦労して読んだ分爽快感がありました!この爽快感は先にも後にもこの作品が一番です!

 

 

堂々の第1位は「アヒルと鴨のコインロッカー」

アヒルと鴨のコインロッカー
https://ara-suji.com/novel/627/

引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。

-「BOOK」データベースより

 

読者の声

「終盤に明かされるどんでん返し!」

 

30代
女性

 

洒脱な言い回しとどんでん返しが印象的な作品。所々に張り巡らされた伏線を味わいたくて、何度でも読み返したくなります。伊坂作品では定番の仙台を舞台にしたミステリーで、過去と現在の話が交互に進み、話が交差するところがこの小説の最大の盛り上がりだと思います。個人的には不思議な穏やかさとドキドキが交差しながら読み進められました。ページも少ないので、伊坂作品をまだ読んだことが無い人にオススメしたい作品です。

 

 

「そんな話だと思わなかった。」

 

30代
男性

 

友人にすすめられて読んだのですが、終盤は驚きでした。
普通の青春小説だとばかり思って読んでいたものですから、なおさらです。
主人公達が本屋に泥棒に入って、盗んだのが広辞苑一冊というのも、今からすれば怪しいと思うべきだったのです。
すごく面白い小説でした。

 

 

「二つの時間軸で平行に進む物語が最後の最後に一つに繋がります」

 

 

30代
男性

 

現在の時間軸で、大学に入学するために引っ越してきた椎名は、怪しい隣人河崎にそそのかされて本屋から広辞苑を奪う手伝いをします。
過去の時間軸では、琴美とブータン人のドルジがペット殺しの少年達と出会えいます。
この2つの話が最後の最後にびっくりするような展開でつながるのですが、その謎がとけたとき思わず声をあげてしまいました。読み終わったあとのスッキリ感がすごいです。伊坂さんの作品でも飛び抜けて面白いと思います。

 

 

「伊坂幸太郎の小説家としての手腕に感服。ワザが炸裂しています!」

 

 

30代
女性

 

過去と現在が交互に語られる構成なのですが、物語の構成がとてもうまくて、伊坂幸太郎さんの小説家としての手腕に感服しました。読みおわった後は、なんとも言えないやるせないような切なく悲しい気持ちになりますが、どこかおしゃれで優しいその世界の中にももっと浸っていたいような気持ちになります。

 

 

「最後にどんでん返しがあるところ」

 

 

10代
男性

 

やはりなんといっても河崎のカリスマ性は圧巻で、女の子を口車にのせて取っ替え引っ替えしているという不真面目極まりない面もあれば、ドルジに日本語を教えてあげるという世話焼きで面倒見がよく、学のある面もあり、その能力の高さに惹かれてしまいます!また、気が弱いがために物語の渦中に巻き込まれていってしまう椎名の素直な人間性にも共感できると思います。そしてなんといっても二つの時間軸を同時並行で描き、最終的に一つに繋がるという独自の書き方は伊坂先生にしかできない離れ業です。皆さんも是非、この伊坂トリックに存分に溺れてください!

 

以上100人に聞いた伊坂幸太郎さんのオススメ人気小説ベスト3でした!よかったらリンクからぜひご購入ください!

アンケートの内訳

 

以下の性別、年齢層の方にアンケートをとりました。

 

回答者の男女比

 

 

男性 33%
女性 67%

伊坂幸太郎さんのオススメ人気小説 番外編!

 

TOP5には入らなかったが根強いファンがいた作品

「チルドレン」

「読みやすく、心温まり、没頭してしまう連作短編集です。」

 

50代
男性

 

「俺たちは奇跡を起こすんだ!」独自の正義感で、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心に起こる不思議な事件の数々——。何気ない日常に起こった5つの物語が、1つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、温かい短編集です。読みやすいですよ!

 

 

「グラスホッパー」

「それぞれの繋がりが見えた時、おもしろいと思えた」

 

20代
女性

 

それぞれ3人の無関係だった男が、ひとつの事件をきっかけに交錯し始める面白い小説でした。殺し屋をテーマとしてますが、そんなにグロくなくて、読みやすかったです!なかでもナイフ使いの蝉は可愛い!一番好きなキャラクターです!

 

 

「バイバイ、ブラックバード」

「ほかでは読めない連鎖短編です」

 

20代
女性

 

伊坂幸太郎作品の中では少し変わったテイストで、珍しい連鎖短編ですが、伊坂ワールド全開の個性的なキャラクターたちと伏線。主人公は五股をかけていた、そして「あのバス」で連れていかれる…と現実感がないストーリーなので逆に軽く読めますが味わい深い、何度でも読める作品です。そして絶妙なセリフ回しが大好きです。

 

 

「ホワイトラビット」

「伊坂幸太郎さんの初期の頃を思い出させる一作です。」

 

20代
女性

 

普通一人の人の目線で物語は進んでいきますが、ホワイトラビットは1つの事件を様々な人の目線で描かれていて面白かったです。
話を読み進めていくうちに真相が見えてきて終盤は驚きの連続です。最後まで飽きることなく読むことが出来ます。

 

 

「ラッシュライフ」

「徐々に交差していく登場人物たちと伏線回収の技量に驚きです。」

 

20代
女性

 

泥棒、カウンセラー、職を失った男など様々や境遇の5人の男女のそれぞれの日常が徐々に交錯していく群像劇。
ミステリーのようなそうでないような、今まで読んだ小説とは一線を画す作品です。最大の魅力は伏線の回収が鮮やかなことで、後半はページをめくる手が止まらず一気に読めてしまいました。
泥棒を生業とする黒澤がクールで魅力的。深い名言も多々あります。
他の伊坂作品にも出ているのでぜひ読んでいただきたいものです。

 

 

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