映画「劇場版コード・ブルーードクターヘリ緊急救命ー」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|西浦正記

映画「劇場版コード・ブルーードクターヘリ緊急救命ー」

監督:西浦正記 2018年7月に東宝から配給

劇場版コード・ブルーードクターヘリ緊急救命ーの主要登場人物

〈名前〉藍沢耕作(山下智久)〈説明〉本作の主人公。専門は脳神経外科。トロントから帰国。口は悪いが性根はいい人。〈名前〉白石恵(新垣結衣)〈説明〉救命のリーダー。専門は救急医学。人望が厚い。〈名前〉緋山美帆子(戸田恵梨香)〈説明〉専門は産婦人科。ツンデレな性格。〈名前〉藤川一男(浅利陽介)〈説明〉医者としての技術は他のメンバーに劣るが人間性は抜群。専門は整形外科。

劇場版コード・ブルーードクターヘリ緊急救命ー の簡単なあらすじ

トロントから戻った藍沢が成田空港に着いた時、乱気流に巻き込まれた他の航空機に乗っていた患者の救助にあたります。

そこでケガをし救助した富澤未知は、実はスキルス胃がんに侵されている末期ガン患者で、婚約者がいたものの、結婚を諦めていました。

一方、看護師の雪村の母が頭に包丁が刺さった状態で、救急外来へ来ました。

雪村は、アルコール依存の母から逃げていたのです。

そんな雪村に藍沢は…。

劇場版コード・ブルーードクターヘリ緊急救命ー の起承転結

【起】劇場版コード・ブルーードクターヘリ緊急救命ー のあらすじ①

藍沢降臨

中堅の医師になった藍沢耕作、白石恵、緋山美帆子、藤川一男でしたが、藍沢以外は、まだまだ雑用的な仕事に追われる日々が続いていました。

そんな時に、航空機が乱気流に巻き込まれ成田空港に向かって欲しいとドクターヘリの要請が入ります。

白石と部下の灰谷俊平と看護師の冴島はるかは、現場に向かいました。

先に何者かが患者をトリアージしていて、それは、トロントから戻ったばかりの藍沢でした。

重傷者をヘリで運び、藍沢の声が医局に響くと皆ざわつきますが、緋山は藍沢が重症患者を呼んでると皮肉をいいました。

フェローの灰谷俊平、横峯あかり、名取颯馬の3人は、久しぶりに藍沢から厳しくされ、以前のような活気が戻ります。

成田からヘリで搬送された富澤未知は、肋骨骨折と肺挫傷で重症でしたが、元々スキルス胃がんに侵されていました。

余命が短い富澤は、だんだんいろんなことが出来なくなる自分に苛立ち、冴島にあたります。

しかし、冴島のウェディングドレスのアドバイスをするのでした。

本当は、富澤は、彰生と結婚する予定だったのです。

一方、キッチンで転んで包丁が頭に刺さった患者が救急外来に来ました。

それは、看護師・雪村双葉の母でした。

アルコール依存症の母をあえて姉が、双葉の病院に連れてきたのでした。

富澤は、お見舞いにきた元婚約者・彰生と揉めてしまいますが、本当は会いにきてくれて嬉しかったのです。

一方、雪村は母の治療方針に無関心ですが、藍沢は罪悪感を抱く必要はないと雪村の態度を肯定します。

しかし、雪村は、医者になった藍沢には自分の気持ちはわからないと、藍沢を拒絶するのでした。

【承】劇場版コード・ブルーードクターヘリ緊急救命ー のあらすじ②

ダメな親からは逃げていい

彰生が残されることを辛く思う富澤は、緋山から冴島の過去を聞かされ、残されても不幸じゃない生き方が出来ると力をもらいます。

その後、富澤は彰生と結婚式を挙げることにしました。

そんな時、富澤が吐血し、ICUに入ります。

結婚式まで1か月持つか心配した緋山でしたが、冴島と藤川が自分たちの挙式を譲ります。

しかし、結婚式の途中で富澤は吐血してしまいました。

富澤は、冴島に結婚式は悪くないからちゃんと挙げてと言うのでした。

そんな時、フェリーが海ほたるに衝突する事故が発生し、ヘリ要請がきました。

負傷者が多いこの事故に、藍沢、白石をはじめとする医師たちは、順次現場に向かいます。

 そこには、鉄パイプが体に刺さった患者がいて、その患者の息子は、雪村と同じく親がどうなってもいいと思っていました。

このままでは患者がもたないと判断した藍沢は、勝算はないが、レスキューを待たずパイプを切断しようとします。

リスクが高い手術なので、息子に既往症を聞くと、子どもの頃に親に殺されそうになって逃げてから会ってなかったから何も知らないといいました。

そんな息子に、藍沢はよく逃げたと肯定します。

「ダメな親を持った場合、子どもができることはただ一つ逃げること。

君は勇敢だった。」

と、藍沢が言うと息子は泣いて「助けてください。」

とお願いするのでした。

藍沢の英断により、その患者はヘリで搬送されました。

【転】劇場版コード・ブルーードクターヘリ緊急救命ー のあらすじ③

藍沢の危機

まだまだ、患者は現場にいてエンジンルームに向かった藍沢、白石、雪村でしたが、漏電のせいで雪村が感電しそうになったのをかばった藍沢は感電し、高所から転落。

必死にAEDをし、手当をしますが藍沢は意識が戻りません。

他の重症患者はもういなかったため、最優先で藍沢を乗せてドクターヘリで戻ります。

白石は、藍沢を助けるためにエクモを入れますが、回復しません。

そういえば、この日は藤川と冴島の結婚式だったと言う話から、白石は藤川に藍沢だけは、ビデオレターを嫌がらずに引き受けてくれた話をします。

すると藤川は「藍沢は口は悪いが優しい奴だから。」

と話すと白石は泣き出すのでした。

雪村は藍沢の家族へ連絡しているのかと心配しますが、白石と冴島から藍沢の家族のことを聞き、雪村は藍沢にひどいことを言ったことを悔やみます。

藤川は、藍沢のビデオレターを見ると、藍沢みたいになりたいと常日頃から言っていた藤川に、今は自分の方が藤川みたいになりたいと思っていて大切な人に大切だといつか言いたいと言葉を残していました。

【結】劇場版コード・ブルーードクターヘリ緊急救命ー のあらすじ④

みんなにとっての大切な人

病室でお酒を飲んでいた母を怒鳴る雪村でしたが、雪村の母は「家族はいるけど心配してくれる人はいない。

娘たちをきちんと育てて仲良くしたかった。」

と謝ります。

一方、海ほたるの事故で海に投げ出され脳死になった少年の両親は、臓器を提供することを泣く泣く決めます。

橘は、自分の息子も心臓を提供してもらったことを脳死した少年の両親に話して、心音を聞いてもらいました。

すると、橘の息子・優輔に泣きながらお礼を言うのでした。

退院した雪村の母は、自分から施設に入ると言い出し、幸村は母から逃げ出したことを姉に謝りました。

姉は、一人になるのが怖かったから謝る必要はないといいました。

そして、ようやく藍沢の意識が戻ります。

みんなは安堵しました。

そして3週間後。

藤川と冴島は、橘から病院の中庭に急患がいると聞き慌てて向かうとそこには、白石、緋山、藍沢がウエディングドレスを持って待っていました。

2人の結婚式をするために医局のみんなが中庭で準備してくれていたのです。

そこには、彰生も来てくれていました。

結婚式の終盤、藤川たちの元上司・田所から手紙が届き、藤川は涙ながらに読みました。

藤川と冴島が結婚し、緋山は周産期の産婦人科に移るために白石は寂しくなっていました。

緋山は白石に、「あんたは私の親友だから」と、藤川と冴島と抜きの結婚式の二次会の前に話すのでした。

そして、藍沢がトロントに戻る日になり、藍沢は誰よりも一緒にいた仲間に「お前たちが家族みたいなもんだ。」

と普段は伝えない言葉を残します。

その後、緋山は周産期産科の医局長になり、白石はあいかわらず救命のリーダーとして活躍し、藍沢はトロントで脳外科医として活躍するのでした。

ラスト、白石、緋山、横峯、雪村、名取、灰谷、橘、藍沢からの笑いと感動の藤川と冴島へのお祝いコメントを流すのでした。

劇場版コード・ブルーードクターヘリ緊急救命ー を観た感想

ドラマ版を見ていた人は、ドラマをギュッとさせた映画を堪能でき、見ていない人は、映画のあとドラマを見ると映画のあの場面は、こういう意味だったのかと2度楽しめます。

ドラマと映画がさりげなく繋がっていて懐かしく感じました。

藍沢の出番は少な目ですが、カリスマ性を存分に楽しめます。

藍沢と白石の関係性もイマイチはっきりしませんでしたが、最後に家族みたいなもんだと仲間に言って藍沢も大人になったなと感じました。

田所先生からの手紙は、泣かせるためのものでちょっとずるいと感じました。

医療ものと並行して、家族との関係性という裏テーマを映画でも存分に伝えていました。

続編がまたみたいです。

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