監督:河合勇人 2019年9月に東宝から配給
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の主要登場人物
白銀御行(平野紫耀)
本作の主人公で生徒会会長。一般階層の出でありながら天才。
四宮かぐや(橋本環奈)
本作の主人公で生徒会副会長。四宮グループの令嬢で超お嬢様。
石上優(佐野勇人)
生徒会会計
藤原千花(浅川梨奈)
生徒会書記
早坂愛(堀田真由)
かぐや様お付きの使用人
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 の簡単なあらすじ
名門校・秀知院学園の生徒・四宮かぐやは、超がつくほどのお嬢様で生徒会の副会長。
頭脳明晰で会長の白銀御行は、実は貧乏で奨学金で学園に通っています。
かぐやと御行は、御互い気になっているもののプライドが高すぎるために素直になれず、恋愛は好きになったほうが敗北者だと思っていて、相手から誘わせたり告らせようと頭脳戦を繰り広げるのでした。
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 の起承転結
【起】かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 のあらすじ①
かつて士族や華族の家系が通う名門校・秀知院学園の生徒・四宮かぐやは四宮グループの超がつくほどのお嬢様です。
一方、生徒会の副会長会長の白銀御行は、一般階層の出でありながら天才であり生徒たちに慕われています。
ある日、生徒会書記の千花が映画のペアチケットが余っていると持ってきました。
素直に御行と一緒に映画に行けば良いものの、御行から映画に行こうと誘って欲しいかぐや。
かぐやも御行もプライドが高すぎて、恋愛は好きになった方が敗者という考えを持っていたのです。
この映画のチケットも元はといえば、かぐやが御行と映画を見たいという思いから、千花に懸賞であたったかのように見せかけ送ったものでした。
御行が誘いやすいように、かぐやはババ抜きで負けた人が勝った人の願いをかなえるというルールを提案します。
ババ抜きではあれこれ攻防戦を繰り広げますが、勝ったのは御行。
御行は、かぐやの誘って欲しいという思惑を見抜き、チケットを1枚だけもらいたいとお願いしました。
超お嬢様でたくさんの使用人がいるかぐやは、その人材を駆使し、偶然を装い御行と一緒に映画を見ることを試みます。
しかし、生粋のお嬢様ゆえ映画の席選びのシステムを把握しておらず、御行が隣に座れるようにヒントを与えたのにも関わらず勘違いし二人は別々の席になってしまうのでした。
【承】かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 のあらすじ②
千花の下ネタで笑ってしまったかぐや。
千花の悪乗りのせいでかぐやは、御行から変態と言われたショックのため熱を出し学校を休んでしまいました。
学校のプリントをかぐやに届けるため、四宮家を訪れる御行。
熱があるかぐやは甘えん坊になる性質があり、御行をベットに誘います。
目が覚め我に返ったかぐやは、御行が隣で寝ていることに驚き、変態といい追い出しました。
その後気まずくなってしまった二人でしたが、夏休み前に仲直りしたいと考え、かぐやも御行も友達に相談するのでした。
二人ともプライドが高いため、自分のことだとは伏せて友達のこととして相談すると、二人ともどうしてケンカになったのか真実が見えてくるのでした。
御行はかぐやが寝ている間に実は指で唇をツンとしたことを告白し謝ります。
かぐやは自分に魅力が無かったと落ち込んでいましたが、御行の唇にツンとしてこれでチャラだと言うのでした。
かぐやの思いがけない行動に御行は、もしかしてこれはキスできるのではと興奮するのでした。
【転】かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 のあらすじ③
プライドが高いかぐやと御行は、せっかくの夏休みにお互い誘うことが出来ず、無駄に時間が流れていきます。
学校に行けば会えると思いかぐやも御行も行動しますが、二人はすれちがってしまうのでした。
そんな時、千花から生徒会のみんなで花火大会を見に行こうと誘いのラインが届き、やっと会う理由ができた二人です。
かぐやは、使用人の早坂と一緒にたくさんの浴衣の中からコーディネートを決めますが、父に映画を見に行ったことがバレ花火に行くことが許されません。
一方、御行は、浴衣をもっておらず制服で花火大会に向かい、なかなか来ないかぐやを待ち続けるのでした。
かぐやは、おとなしく家から花火を眺めていましたが、家を抜けだし花火大会に向かいますが間に合わず、涙をこぼします。
御行は頭脳を駆使し、かぐやの行動を把握していたので二人は会うことが出来ました。
かぐやが家を抜け出したことを確認し、プライドの高いかぐやは人目を避けて泣いていると推測したのです。
花火大会をみれなかったかぐやのために生徒会のメンバーで、まだやっている房総の花火大会へとタクシーを使って移動します。
4人は一緒にタクシーから花火を見ることをでき、催告の仲間との夏の思い出を作ったのでした。
【結】かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 のあらすじ④
季節は秋になり生徒会は解散します。
しかし、荷物を運び出す際、かぐやは倒れてしまうのでした。
学校に復活したかぐやは、生徒会の会長に立候補して自分が会長になり今のメンバーともう一度生徒会活動をしたいと考えます。
しかし、御行は早坂からかぐやの母も心臓病で早世したと聞き、かぐやにそんな重労働をさせられないと思います。
かぐやが会長になるのを阻止するために、御行も会長に立候補するのでした。
かぐやは千花に応援を頼み、御行は石上に応援を頼みます。
しかし、かぐやは、早坂から千花と御行が二人で会っている映像を見せられ、選挙演説でそれについて触れます。
真実は、かぐやの健康のためストレスをなくしたいと考えた御行が、千花からソーラン節を習っていただけだったのでした。
お互い想い合い誤解していたと気が付いたかぐやと御行。
かぐやは倒れた理由は好きだからと演説中にも関わらず素直に愛の告白をします。
それに対し、御行も俺の方が好きだと告白します。
しかし周りが唖然としていることに気が付いた二人は、慌てて生徒会が好きなんだと言い直します。
結局選挙では僅差で御行が会長となり、「俺のそばにいろ」と副会長にかぐやを任命。
キス出来そうないいムードになりますが、千花と石上に邪魔され、しかし千花が二人を押した瞬間にキスしてしまいます。
そのことについて、キスがしたいがために千花が押したことを利用してキスをしたと、お互い胸のうちでそんなに自分とキスがしたかったのかと思うのでした。
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 を観た感想
恋愛頭脳戦で二人の攻防となっていますが、タイトル通り「かぐや様は告らせたい」わけで、どちらかと言うと天才ゆえ御行は、かぐやの行動や気持ちに気が付いていながらそれでも自分からは言わずにかぐやに素直になるように促しているように見え、御行の方が一枚上手に感じました。
しかし、プライドが高い上に二人とも天然で勘違いしやすいタイプにより、恋愛がこじれていくのが面白かったです。
かぐやと対照的に年柄年中制服で過ごすお金がない御行ですが、自分を卑下することもなく勉学に邁進しているのは、プライドが高いからであって御行のプライドの高さは、恋愛以外では良いように作用しているように感じました。
唇に指でツンとするかぐやの返しは、恋愛頭脳戦ではかなりの偏差値の高さを感じ、圧倒的勝利でしたが、恋の病で倒れるほど御行が好きなのですでに敗者なのが笑えます。
そこは恋の病ではなくキンプリの主題歌と合わせて病名は恋煩いにしてほしかったと思います。
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