映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|三木康一郎

映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|三木康一郎

監督:三木康一郎 2016年6月に松竹から配給

植物図鑑 運命の恋、ひろいましたの主要登場人物

河野さやか
本作の主人公。好奇心旺盛な性格のOL。家事が苦手。

日下部樹
植物に関する豊富な知識を持つ青年。全国各地を旅していた際に、さやかと偶然出会い、共同生活を始める。

竹沢陽平
さやかの同僚。明るく仕事ができる好青年。さやかに好意を持っている。

植物図鑑 運命の恋、ひろいました の簡単なあらすじ

料理が苦手で、出来合いのものばかり食べる怠惰な生活を送っていたOLの河野さやか。

そんな中、お酒を買いにに出掛けた帰りに、住んでいるマンションの近くで、行き倒れているという青年・日下部樹と出会います。

樹に振る舞ってもらった朝食をきっかけに、さやかは樹に2人で暮らすことを提案します。

それから、植物に関する知識を学ぶさやかの新しい生活が始まるのでした。

植物図鑑 運命の恋、ひろいました の起承転結

【起】植物図鑑 運命の恋、ひろいました のあらすじ①

ふいに訪れた運命の出会い

河野さやかは、OLとして毎日仕事によるストレスを感じながら、出来合いの料理を食べて家事をどうにかこなす生活を送っていました。

そんな中、冬のある日の夜中に外出したさやかは、帰宅する際に1人暮らしをしているマンションの近くで同世代の青年・日下部樹と出会います。

旅をしているものの数日間何も食べておらず行き倒れていると話す樹を、さやかは自分の部屋に招き入れてカップ麺を出します。

それから、お酒を飲んでいて眠くなっていたさやかはそのまま眠ってしまい、目覚めると樹が朝食を作っていました。

一瞬状況が整理できなかったものの、自力で昨晩の出来事を思い出し、さやかは樹と一緒に朝食を食べます。

さやかは、樹の朝食に懐かしさと温かさを感じて、誰かに作ってもらう朝食のありがたみを実感します。

それから、樹が手持ちのお金がなく住む場所もないと知ったさやかは、樹に共同生活をしようと話します。

樹は、驚きつつもさやかの話を受け入れて、共同生活を始めるのでした。

【承】植物図鑑 運命の恋、ひろいました のあらすじ②

植物を通して縮まる2人の距離

さやかと樹は共同生活を始め、樹は家事が苦手だというさやかの代わりに自ら家事全般を担い始め、家事や家計の管理をしながらさやかが会社に持っていくお弁当も作るようになりました。

さやかは、樹が作ってくれる弁当を食べながら、不条理なことも起こる仕事に一生懸命立ち向かいます。

それから、さやかは毎日樹と顔を合わせて、何気ない会話をしたり一緒に食事を取ったりしながら誰かとともに暮らすことの安心感と心地よさを感じていきます。

そんなある日、さやかは休日に樹から自転車で近所にある河原に行こうと提案されます。

インドアであまり運動もしていないさやかは、樹からの提案に戸惑いつつも一緒に時間を過ごせるならと樹とともに自転車で河原に行きます。

春になった河原には、幾つもの花が咲いていて、野草も豊富に生い茂っていて、さやかは樹と一緒に花や野草を大量に摘んで帰ります。

そして、帰宅後樹から植物に関する知識を学びつつ、野草を使った料理を樹に作ってもらい、さやかはこれまで出会ったことがない料理に感動するのでした。

【転】植物図鑑 運命の恋、ひろいました のあらすじ③

変わり始める2人の関係性

さやかは、樹が植物に関して詳しいと知ってから植物に興味を持つようになり、図鑑を購入して植物について自分で調べたり、植物について気になったことを樹に尋ねたりしながら樹とますます仲良くなっていきます。

しかし、樹に対して恋愛感情を持つにつれて、さやかは樹に関して詳しい情報をあまり知らないことに不安を覚えるようになりました。

その後、さやかは樹に無断で、樹がアルバイトをしているコンビニを訪れたことがきっかけで言い合いになってしまい、気まずい気持ちを抱えたまま会社で仕事をこなします。

すると、急きょ会社で飲み会が行われることになり、樹と会いたくないさやかは飲み会に参加します。

それから、樹がアルバイトに出掛けている間に帰ろうとしたさやかでしたが、職場の同僚である竹沢陽平に付きまとわれて最寄り駅まで一緒に帰ることになってしまいます。

そこに、アルバイトを休んでさやかを迎えに来た樹が合流し、竹沢と話をつけてさやかを救います。

そして、2人はお互いに恋愛感情を持っていることに気づき、恋人として付き合い始めるのでした。

【結】植物図鑑 運命の恋、ひろいました のあらすじ④

突然の喪失感と再び手にした幸せ

樹と恋人として共同生活を送り始めたさやかは、樹から毎日さやかに対する気持ちを伝えてもらうなど、幸せに浸る毎日を送っていました。

そんな中、8月になり誕生日を迎えたさやかに、樹は誕生日ケーキとさやかが欲しがっていた植物図鑑をプレゼントとして渡し、さやかは樹が自分の誕生日を盛大に祝ってくれたことに嬉しさを爆発させます。

しかし、後日樹はさやかに何も告げずに、さやかが仕事に行っている間に姿を消してしまい、さやかは行き先の手掛かりもなく呆然として、悲しみに暮れながら毎日を過ごします。

それでも、樹がさやかのために置いて行ってくれた料理のレシピが明記されたノートを頼りに、さやかは時に野草も積みつつ料理を作って樹と一緒に過ごした日々を振り返っていきます。

それから、月日が流れてさやかの誕生日になり、樹からさやか宛に樹が製作を手伝ったという植物図鑑が届けられます。

さやかは、植物図鑑を手掛かりに樹のところに行き、樹と再会して結婚することになるのでした。

植物図鑑 運命の恋、ひろいました を観た感想

「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」を観て、「違う世界を知っていくさやか」と「2人の関係性の変化」が特に魅力的だと思いました。

まず、違う世界を知っていくさやかについてです。

仕事が忙しくなかなか趣味などに時間を使うことができていなかったさやかが、樹との出会いを通して植物について知って毎日を輝かせていくところに、羨ましさを感じながら観ていました。

次に、2人の関係性の変化についてです。

さやかと樹が、共同生活を通して仲を深めていき、なかなか恋愛に踏み出せない期間を経て恋人になっていく過程に、キュンキュンしながら観ていました。

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