映画「ジュラシックワールド」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|コリントレヴォロウ

映画「ジュラシックワールド」

監督:コリントレヴォロウ 2015年6月にユニバーサルピクチャーズから配給

ジュラシックワールドの主要登場人物

オーウェングレイディ(クリス・プラット)
本作の主人公です。ラプトルの調教師であり、四頭のラプトルの育ての親です。

クレアディアリング(ブライス・ダラスハワード)
ジュラシックワールドのパークの管理責任者です。オーウェンの元恋人でもあります。

グレイミッチェル(タイシンプキンス)
クレアの11歳の甥です。恐竜好きで豊富な知識を持っています。

ザックミッチェル(ニックロビンソン)
クレアの16歳の甥で、グレイの兄です。恐竜には疎いですが、機械に精通しており、壊れたジープを修理し走らせられるようにします。

サイモンマスラニ(イルファーンカーン)
ジュラシックワールドのオーナーです。ハモンドの意思を継ぎ、パークを実現させました。

ジュラシックワールド の簡単なあらすじ

インジェン社を買収したマスラニ社は、ハモンドが夢見た恐竜のテーマパークを実現させました。

そこで新種のハイブリッド恐竜インドミナスレックスが産み出されましたが、それが脱走する事件が発生します。

暴れ回るインドミナスとそれを止めようとする人類の戦いによりパークは壊滅状態となりますが、インドミナスは死に、パークに平穏が訪れます。

ジュラシックワールド の起承転結

【起】ジュラシックワールド のあらすじ①

実現した恐竜のテーマパーク

イスラヌブラル島で起こったジュラシックパークの惨劇から22年後、マスラニ社がインジェン社を買収し、ハモンドが夢見た恐竜のテーマパークを実現させ、今や世界中から毎日二万人の旅行者が訪れる人気の観光施設として成功を収めていました。

パークの運営責任者のクレアは、訪ねてきた甥のザックとグレイに構う間もないほど多忙な日々を送っていました。

クレアは二人をアシスタントに任せ、パークのオーナーであるマスラニ氏に新種のハイブリッド恐竜インドミナスレックスを見せました。

マスラニ氏は、インドミナスを飼育するための防壁が適当かどうか、ラプトルの調教師であるオーウェンに評価させるようグレイに命じました。

その頃ラプトルの飼育場では、オーウェンがラプトルの調教をしていました。

インジェン社の警備部門長であるホスキンスはオーウェンによって調教されたラプトルを見て、ラプトルを兵器として軍事利用する話を持ちかけますがオーウェンはそれを拒否します。

その後オーウェンは自身のバンガローでクレアと面会し、彼女からマスラニ氏の要請を伝えられます。

オーウェンはインドミナスの飼育エリアに到着したものの、そこにいるはずのインドミナスはなぜか姿を消しており、生体反応も確認されない上、内部の防壁に真新しい爪痕が残されていました。

クレアは直ちに恐竜が脱走したとの報告をパークのコントロールルームに連絡します。

この時オーウェンと二人の職員は脱走したと思われる防壁の爪痕を調べるため飼育エリア内に入ってしまいます。

しかしインドミナスは最初から脱走しておらず、自らの生体反応を隠蔽し待ち伏せしていたのです。

クレアはコントロールルームからの連絡でインドミナスが脱走していないことをオーウェンに伝えようとしますが、時すでに遅く、インドミナスは飼育エリア内にいたオーウェンらを襲撃、職員二人を捕食し脱走してしまいます。

【承】ジュラシックワールド のあらすじ②

インドミナスの追跡

管理棟に戻ったクレアは捕獲部隊を出動させインドミナスの捕獲作戦を開始します。

しかしインドミナスは自分の身体を擬態化させるカモフラージュ能力により部隊を撹乱し、返り討ちにしてしまいます。

この事態を受け、マスラニ氏はインドミナスのDNAを設計したウー博士を問い詰めると、様々な生物のDNAを組み込んだことでインドミナスにはカモフラージュ能力や体表からの赤外線放射を抑制し飼育エリアに配置された赤外線カメラを欺く能力が備わっていたことが判明します。

その頃ザックとグレイはジャイロスフィアと呼ばれる操縦式のカプセルで恐竜たちを間近で見るアトラクションに参加していました。

しかしそこでインドミナスの襲撃を受けてしまいます。

二人は滝壺に飛び込んで危機を逃れ、ジャングルの中を歩き、旧ジュラシックパークのビジターセンターに到着します。

そこに放置されていた古いジープを二人で修理し、パーク中央へと向かいます。

一方、インドミナスを抹殺する作戦でマスラニ氏は自らヘリコプターを操縦しながらインドミナスを追いますが、インドミナスは翼竜ドームのガラス壁を突き破りドーム内部へと侵入します。

その結果、割れた穴から多くの翼竜が次々と逃げ出していき、マスラニ氏の乗るヘリコプターはその翼竜達の襲撃を受け、翼竜ドームへと墜落してしまいます。

脱走した翼竜の群れはそのままパークのメインエリアに飛来し、そこに避難していた多くの来場者を襲います。

ジープでの帰還を果たしたザックとグレイはオーウェンと一緒にいたクレアと再会を果たし、翼竜の群れを掻い潜って管理棟を目指します。

管理棟では、パークの実質的指揮権を握ったホスキンスがラプトルを兵器として利用する実地テストを兼ねてインドミナスを追う作戦を立てていました。

【転】ジュラシックワールド のあらすじ③

ラプトルでの追跡

ホスキンスの作戦に不本意ながらもオーウェンは協力することを同意します。

そしてオーウェンはブルー、デルタ、エコー、チャーリーの四頭のラプトル達の頭にカメラを付けて放ち、援軍のチームとともにバイクで後を追います。

ラプトル達はインドミナスを発見しますが、インドミナスはラプトルのDNAを有していたため、ラプトル達と意思疎通し、オーウェン達を襲うよう仕向けます。

チームが次々とラプトル達に襲われ殺されていく中、インドミナスはジャングルの中へと逃げ去って行きます。

その頃クレアは兄弟をトラックに乗せて走らせ、デルタとエコーの襲撃にあいながらもなんとか回避し、ラプトルの襲撃から生き残ったオーウェンと合流します。

四人はパークのメインエリアに戻り、遺伝子研究所へ入って行きます。

そこで証拠隠滅と逃走を図るホスキンスと鉢合わせします。

突然そこへ侵入してきたデルタがホスキンスを襲い殺害します。

四人はその隙に研究所から抜け出すも外でブルーとエコーそして追いついてきたデルタに囲まれてしまいます。

そこでオーウェンはラプトル達に語りかけます。

それにより三頭は調教師であるオーウェンとの絆を思い出し再び彼の味方につきます。

そこへインドミナスが現れ、ラプトル達が反旗を翻したと知るやブルーを壁に叩き付けます。

オーウェンは銃を手に、エコーとデルタ二頭のラプトルと共にインドミナスに立ち向かいます。

しかしインドミナスに圧倒的な強さにデルタとエコーは殺され、オーウェンもザック、グレイと共にインドミナスに追い詰められてしまいます。

【結】ジュラシックワールド のあらすじ④

Tレックスvsインドミナスレックス

結 Tレックスvsインドミナスレックスクレアはインドミナスに対する最後の対抗策として、Tレックスを飼育エリアから解放し、発煙筒でインドミナスのもとへ誘導します。

相見えた二頭の肉食恐竜は激突し死闘を展開しますが、インドミナスの力はティラノサウルスをも凌駕していました。

手負いのティラノサウルスにインドミナスがとどめを刺そうとした刹那、意識を回復したブルーが現れインドミナスに飛びかかります。

小型のラプトルを相手にインドミナスはてこずり、その隙にティラノサウルスが反撃に転じます。

ブルーとTレックスの猛攻を受け、インドミナスは湖の縁へと追い詰められます。

インドミナスは重傷を負いながら尚も二頭に対して闘志を?き出しにします。

しかしそこで湖から跳び出してきたモササウルスに喰らい付かれ、水中へと引きずり込まれ、インドミナスは湖深くへと消えていきます。

戦いが終わり、ティラノサウルスは目の前のブルーを一瞥したものの襲うことなくその場を後にし、ブルーもまた、オーウェンとの別れを惜しむかのように去っていきました。

騒動が収まり、オーウェンら四人は無事、コスタリカの避難所に到着します。

ザックとグレイは両親と再会し、オーウェンとクレアは共に生きる道を選びます。

そしてイスラヌブラル島では、死闘を終え、自由となったティラノサウルスが、崩壊し無人となったパークを見下ろしながら咆哮を轟かせます。

ジュラシックワールド を観た感想

第一作のジュラシックパークの頃から見ていたため、シリーズのファンとしてはパークが開園した事の嬉しさを自分の事のように感じました。

恐竜もよりリアルに描写されており、見ていて本物のように感じました。

インドミナスレックスとTレックスそしてラプトルの闘いのシーンは見応えがありました。

三頭の戦闘シーンをオーウェン達の動きと同じカメラアングルにする事で恐竜同士の戦いはこういう物だろうと想像力が刺激されました。

また物が壊れたり、ラプトルが飛ばされたりとその場にいるような臨場感を得る事が出来ました。

CGの映像とはいえ、本物の恐竜の世界に入り込んだような体験をする事が出来ました。

コメント