映画「Sex and the city2」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|マイケル・パトリック・キング

せックスアンドザシティー2

監督:マイケル・パトリック・キング 2010年6月にワーナーブラザーズから配給

Sex and the city2の主要登場人物

キャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカー)NYでコラムニストとして成功している女性。ビッグと結婚するが、二年目にして亀裂が。サマンサ・ジョーンズ(キム・キャトラル)PR会社の社長。以前の恋人、スミスからレッドカーペットに呼ばれ、出席する。ミランダ・ポップス(シンシア・ニクソン)弁護士として生活しながら、夫と息子、家政婦とともに生活している。シャーロット・ヨーク・ゴールデンブラッド(クリスティン・デイビス)専業主婦としてリリー・ローズを育てる。しかし育児にてんてこ舞いしている。

Sex and the city2 の簡単なあらすじ

前作から2年後。

輝く彼女たちは相変わらず健在です。

しかしそれそれの変化もあります。

キャリーは魔の結婚2年目を迎え、ビッグと亀裂が。

ミランダは声をあげる度に制止する上司に辟易。

サマンサは更年期と戦い、シャーロットは育児とベビーシッターの狭間で揺れます。

そんな中ひょんなことからアブダビへ招待されたサマンサは他の3人を引き連れ新しい中東へ向かうのです。

Sex and the city2 の起承転結

【起】Sex and the city2 のあらすじ①

結婚式から魔の2年目勃発へ

4人はある場所へ。

友人が結婚すると言うのです。

シャロットのゲイ友、アンソニーとキャリーのゲイ友スタンフォードが結婚することになりました。

ゲイらしい式に圧倒されながらも、ビッグとキャリーは式場へ。

キャリーはスタンフォードの付き添いとしてタキシードを着て出席します。

式の司会はまさかのライザ・ミネリ。

そんな中でもミランダは携帯を手放しません。

嫌味な上司からの対応です。

サマンサは式場である男性と良い感じになり、一夜を共に。

シャーロットたちの部屋ではローズが夜泣き。

その部屋に挟まれたビッグとキャリーの部屋は疲れ切っています。

しかしビッグの機転で古い映画をベッドで見ることに。

翌日のこと。

サマンサは更年期を告白、そしてサプリを手にいっぱい飲んでいます。

しかしその目の前にシャーロットの家のベビーシッターが登場。

まさかのノーブラで体を張ってリリーやローズと遊びます。

男性陣はクギズケです。

シャーロットも少し心配する心が見え始めます。

キャリーはペントハウスを売り、ビッグと共に移り住みます。

素晴らしいクローゼットのあるその部屋で、ビッグはソファに足をのせ、キャリーに叱られます。

家で過ごしたいビッグと外に出たいキャリー。

最近意見の相違が目立つように。

その頃のミランダは仕事が忙しく、ブレディのサイエンスフェアすら見に行けないとがっかりさせてしまいます。

このことでミランダは退職することに。

シャーロットは自宅でローズをお風呂に入れていたエリンとハリーの中を心配し始めます。

それを電話でキャリーに話している間ローズは癇癪を、リリーはシャーロットのお気に入りのスカートを汚してしまいます。

怒鳴ってしまった自身に自己嫌悪を感じ、食料庫で涙を流すシャーロット。

そこにエリンがやってきて救われたことに気づきます。

そしてその頃のサマンサ。

ノーパンになり準備をしている最中、スミスから連絡が。

彼にパーティに誘われます。

【承】Sex and the city2 のあらすじ②

記念日でも暗雲が

キャリーとビッグは記念日を家で過ごしています。

キャリーはビッグに腕時計を渡します。

そんなキャリーにビッグは寝室に置いたテレビを見せます。

アクセサリーが良かったキャリーはがっかり。

サマンサにプレミアパーティへ招待してもらうことにしたキャリー。

プレミアの日、ビッグは乗り気ではありません。

キャリーはテイクアウトの袋を見て、嫌がるビッグを連れ出します。

プレミアでサマンサの着たドレスと同じドレスを着たマイリーサイラスまで登場し、暗雲が。

そんなパーティの中でサマンサはアブダビの映画プロデューサーと話をすることに。

その延長でアブダビへと招待されます。

キャリーはビッグの嫌な所をアンソニーに話しています。

しかしその間ビッグは美しい女性と談笑中。

キャリーも気が気ではありません。

帰宅したキャリーは相変わらず不機嫌。

ビッグはテレビを見て寛具中、彼にキャリーは不満をぶつけます。

不満の募ったキャリーは仕事をしに前のアパートへ。

結果締切までキャリーはアパートへ。

久々に4人で昼食を取ると、サマンサからアブダビへの旅行の話が。

シャーロットだけはなかなか首を縦に触れません。

しかし説得され、頷きます。

仕事を終えたキャリーをビッグが迎えに来ます。

旅行当日、ビッグはある提案をします。

週に2日間離れる日が欲しいと言います。

キャリーは困惑しながらキャリーはアブダビへ。

個室になっている飛行機の中、沸き立つ4人。

アブダビへ降り立った4人。

しかしサマンサのホルモン剤は没収。

しかしその中でもシャーロットはハリーと連絡を取ろうと必死です。

中東であるアブダビは女性が顔を隠すので有名。

街に繰り出したキャリーとミランダ。

一人で歩いているキャリーの前に元彼、エイダンが。

歩み寄る2人。

後に夕食を共にすることを約束し別れます。

その後の4人は砂漠の中へ。

そこでサマンサは運命の男性に出会います。

デンマークの建築家リカルドと出会います。

【転】Sex and the city2 のあらすじ③

保守的なアブダビ

そんな中キャリーのコラムがニューヨーカーで批判を受けます。

ショックを受けるキャリーに声を上げる女性が悪いのか?と討論になります。

その夜、キャリーはエイダンと夕食へ。

そのことにシャーロットが強く抗議すると、キャリーはシャーロットに浮気の心配をし過ぎと揶揄します。

シャーロットはその言葉に傷つき、寝込んでしまいます。

キャリーと言えばエイダンと食事をし、良い雰囲気に。

そしてその流れでついキスを交わしてしまいます。

驚いて逃げ帰るようにしてホテルへと戻ったキャリー。

ミランダとシャーロットは子育てと夫婦関係の大変さを語り合い、その中でシャーロットは夫とシッターが浮気をして大変と感じたのは、シッターがいなくなったらどうしよう!?と思ったことでした。

そこにキャリーのキス事件。

すぐさまサマンサのところへ行き、宥められます。

そうしてビッグに話すべきかを問いますが、皆は止めます。

しかしキャリーは電話をすることに。

サマンサはそのまま夜のアブダビへ。

そこでリカルドと良い雰囲気になった物の、保守的なアブダビではご法度でした。

そのため通報され、サマンサは逮捕されることに。

キャリーはビッグへ電話をかけ、エイダンとのキスを話します。

しかしビッグは良い気持ちになるはずもなく電話を切ります。

そんな中のサマンサの事件。

ミランダとキャリーが驚いて迎えに行くも、翌日にはホテルを追い出される始末。

急いで支度をしますが、皆パニックです。

【結】Sex and the city2 のあらすじ④

もう一度結婚の誓いを

アブダビの街中でも騒動を起こすサマンサに他の3人は辟易。

しかしそこをアブダビの女性たちが助けてくれます。

彼らの伝統衣装の下には美しいファッションがありました。

そんな彼女たちの助けを借り、タクシーを色仕掛けで止め、無事に空港へ。

帰宅したキャリーをビッグは待っていませんでした。

その夜、帰宅したビッグは手に指輪を持っていました。

そしてキャリーにそれを付け、もう一度結婚の違いを立てるよう言います。

キャリーは改めてビッグに誓いました。

その後、サマンサは改めてリカルドとデートをしました。

ビッグとキャリーは週2の休日をどんどん少なくして行きます。

しかしその代わり、シャーロットには週2日の休日を得ることができるようになりました。

ミランダは新し職場で声を上げることが出来るように。

それぞれ幸せな日々が続くのでした。

ちなみにシャーロットがずっと気にしていたベビーシッターはレズビアンであり、恋人がいるというオチが付きでした。

Sex and the city2 を観た感想

前作よりも少しペースダウンした感じの今作。

テレビ版で一番お似合いだったのでは?とも思えるエイダンが再び登場します。

3人の子の父になった彼、ますます魅力的でした。

なかんか保守的すぎるアブダビにはいたるところで驚かされました。

まだ女性蔑視が色濃く残るこの国はサマンサには狭いだろうな、と感じました。

本当に女性たちが美しく、素敵な国なんだろうなと感じました。

砂漠のシーンであったり、バトラーのガウラウの妻のはなしなど、なかなか共感してしまう部分も多かったです。

素敵なエピソード満載の今作、とても面白く魅力も満載でした。

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