「ゴッドファーザー」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|フランシス・フォード・コッポラ

ゴッドファーザー

監督:フランシス・フォード・コッポラ 1972年3月にパラマウント映画から配給

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ゴッドファーザーの主要登場人物

ヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)
ストーリー前半の主人公。マフィアのドンで、マフィアからも一般人からも尊敬されているカリスマ。

マイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)
ストーリー後半の主人公。ヴィトーの三男で大学に入り海兵隊でも活躍してマフィアとは別の世界にいるが、作中ある決意をする。

ソニー・コルレオーネ(ジェームズ・カーン)
ヴィトーの長男で組織の後を継ぐと見られているが、気性が荒く危なっかしい性格。

トム・ヘイゲン(ロバート・デュヴァル)
ヴィトーの養子で優秀な顧問弁護士として組織を支えている。

ゴッドファーザー の簡単なあらすじ

第二次世界大戦が終わった後のニューヨークでは、マフィアの五大ファミリーの組織が台頭していました。

五大ファミリーの内の一つは、イタリア系マフィアのコルレオーネ家でした。

コルレオーネ家のドンのヴィトー・コルレオーネは、そのカリスマ性で街の困りごとなどを解決する仕事を請け負っていました。

マフィアですから、解決や目的のためには、暴力や汚い手段も使います。

ゴッドファーザー の起承転結

【起】ゴッドファーザー のあらすじ①

馬の首をプレゼント

コルレオーネ家の広大な庭では、ヴィトーの娘のコニーが結婚式を挙げていて、多くの人が祝福に訪れていました。

ヴィトーの三男のマイケルは、婚約者のケイを連れて来て家族に紹介し、マイケルとケイも祝福されてその場は幸せに包まれます。

しかし、派手な結婚式の裏で、ヴィトーは部屋のカーテンを閉めて仕事の密談をしていました。

娘をレイプされたという葬儀屋の男が、その復讐をヴィトーに頼みますが、ヴィトーは断ります。

ですが、ヴィトーは君の友人としてその仕事を受けようと言ってあげます。

その後、ヴィトーの前に息子のように親しくしている歌手のジョニーが現れます。

ジョニーは映画の役を外されそうなので、なんとかしてほしいと泣いて頼んできます。

ヴィトーは、男のくせに泣くんじゃないと、情けないジョニーの顔を叩いて励まします。

ジョニーの依頼は、ヴィトーの養子で顧問弁護士のトムが請け負い、トムはジョニーを役から外そうとしているプロデューサーのウォルツを脅します。

ウォルツはマフィアの脅しには乗らないそぶりでしたが、朝起きると、ウォルツが大事に飼育していた馬の首が血だらけでベッドの中にあり、ウォルツは叫んで錯乱します。

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【承】ゴッドファーザー のあらすじ②

暗殺と復讐

ヴィトーの元に麻薬の取引をする依頼がきます。

麻薬の取引を禁じているヴィトーは依頼を断りますが、長男のソニーは麻薬の取引に乗り気の感じを見せています。

依頼者で麻薬密売人のソロッツォは、ヴィトーを殺せば後継者のソニーが依頼を受けると考えます。

ある日、ヴィトーが街で買い物をしているところに殺し屋が現れ、ヴィトーは拳銃で何発か被弾します。

死んだかに思われたヴィトーですが、瀕死ながらも助かります。

マイケルは病院のヴィトーを見舞いますが、その時病院が襲撃されると気づき、ヴィトーを別の部屋に隠してその場を切り抜けます。

ヴィトーの暗殺未遂がきっかけで、マフィア同士の抗争が起こっていましたが、父の復讐に燃えるマイケルは、抗争の和平交渉の場に出ることにします。

マフィアではないマイケルが交渉相手なので、敵の方は油断して交渉の場であるレストランに現れます。

マイケルは交渉中にトイレに隠してあった銃を持ってきて、交渉相手の2人を射殺します。

父の復讐に成功したマイケルですが、そのままニューヨークにいては危険なため、イタリアのシチリアで潜伏生活をすることになります。

【転】ゴッドファーザー のあらすじ③

抗争の黒幕

マイケルがいない間、コルレオーネ家は他の組織と激しい抗争を繰り広げていました。

その抗争にまだ負傷中のヴィトーは参加していませんでしたが、長男のソニーが活躍しており、抗争はコルレオーネ家が優勢だと見られていました。

そんな時、コニーが夫からDVを受けていることをソニーは知ります。

妹のコニーに暴力を振るう義弟のカルロに憤慨したソニーは、一人でコニーとカルロの元に向かってしまいます。

ソニーは車を運転して、高速道路の料金所につきますが、そこで激しい銃撃にあって、ソニーは殺されてしまいます。

一方イタリアにいるマイケルは、シチリアにいるアポロニアという娘に恋をして結婚しますが、マイケルの護衛に裏切り者がいて、結果的にアポロニアは車の爆破に巻き込まれて死亡します。

ヴィトーは長男ソニーの死にショックを受けて、回復途中の病み上がりの体で五大ファミリーが集まる会合に出ます。

そこでマイケルの身の安全と、抗争を終わりにして休戦することが、とりあえずは決まりました。

しかしヴィトーは長年の経験から、今回の抗争の黒幕はバルジーニという男だと、会合の場で見破ります。

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【結】ゴッドファーザー のあらすじ④

死の連鎖

ヴィトーは、潜伏生活から帰国したマイケルを後継者にすることにします。

マイケルはファミリー内の組織を改革するとして、マフィア組織の合法化を目指すとし、カルロを重要な役職にして自分のそばに置きます。

さらにマイケルは、婚約者だったケイを探し出して、ケイと結婚することになります。

マイケルとケイの間には、2人の子供が生まれました。

年老いたヴィトーは、組織の相談役になっていましたが、自分の命はもう短いと感じます。

ヴィトーはマイケルに、自分が死んだらバルジーニが動くと言います。

ある日、庭で孫と遊んでいたヴィトーは、心臓の発作を起こして亡くなります。

ヴィトーの葬儀の日、マイケルにバルジーニと会談する話が持ちかけられます。

それを聞いて、マイケルはバルジーニと会談する日を決めますが、同時にマイケルはあることをする決断をします。

会談の日、マイケルは信頼する部下を使い、五大ファミリーのドンを一斉に暗殺します。

殺す人間は五大ファミリーのドンだけに限らず、その関係者にも広がります。

マイケルは自分の組織の重要な役職にいたカルロも殺します。

カルロは裏切り者で、ソニー暗殺に関与していたことをマイケルは見抜いていました。

妹のコニーは、夫のカルロが殺されたと喚き、マイケルに激昂します。

ケイはマイケルにカルロを殺したのか聞きますが、マイケルは違うと言います。

ケイは心配そうにマイケルを見つめますが、そこにマフィア組織の人間が現れてマイケルに忠誠を誓います。

マイケルは自分の邪魔者の多くを殺して、マフィアのドンの地位を固めました。

ゴッドファーザー を読んだ読書感想

歴代の映画ランキングで常に上位にくる作品ですが、今見てもすごく面白いのでそれも当然な話だと分かります。

マーロン・ブランドは伝説の俳優ですが、そのほかにもアル・パチーノなどを含めて、登場人物の多くがすごい存在感です。

派手なアクション映画などでは見られない、俳優の重厚な演技とストーリーを堪能できます。

前半はマーロン・ブランド演じるヴィトーから、尊敬されるカリスマの魅力を感じますが、後半はアル・パチーノのマイケルがかなり冷徹で冷酷なやり方をしており、親子で対照的な人物になっています。

家族愛がテーマになっていますが、見る人の年齢によって、感想が変わるであろうところも興味深いです。

家族愛は深いテーマです。

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