映画「MiRACLEデビクロくんの恋と魔法」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|犬童一心

映画「MiRACLEデビクロくんの恋と魔法」

監督:犬童一心 2014年11月にアスミックエース 東宝から配給

MiRACLEデビクロくんの恋と魔法の主要登場人物

山本光(相葉雅紀)
本作の主人公。書店員として働きながら夢を追いかけて漫画を描いています。

高橋杏奈(榮倉奈々)
光の幼なじみ。子どもの頃から光を守っています。

デビクロくん(声・劇団ひとり)
光の描くサンタクロースから分離したサンタの闇・デビルクロース。

MiRACLEデビクロくんの恋と魔法 の簡単なあらすじ

幼なじみの光と杏奈。

気の弱い光をいつも杏奈は守っていました。

そんな光の特技は漫画を描くこと。

光は、サンタクロースの中にいる闇・デビルクロースを漫画にしています。

2人は大人になり、光は漫画とデビクロ通信を描きながら書店員をしていました。

杏奈は、造形作家となりイベントに参加する若きクリエーターとなります。

そんな時、光の前に運命の女性が現れ、杏奈は、光の恋を応援しようとしますが…。

MiRACLEデビクロくんの恋と魔法 の起承転結

【起】MiRACLEデビクロくんの恋と魔法 のあらすじ①

光の運命の女性

近所に住む幼なじみの光と杏奈はいつも一緒。

光はチビで優柔不断で、いじめられることもありましたが、そんな時は体の大きい杏奈がいつもかばうのでした。

光は絵の才能があり、月の光を浴び赤い衣をまとい、左に知識、右にヒョウを携えた女性が運命の人だとノートに書いて杏奈に見せていました。

大人になった光は、漫画家を目指しながら書店で働いています。

いつも優しくなくてはいけないサンタさんの中にある闇が外に飛び出して、デビクロくんと化す、そんな漫画を光は描いて自分の心にいるデビクロくんと対話しているのでした。

一方杏奈は、造形作家となり、照明デザイナーである韓国人のソヨンのイベントの若きクリエーターの一人に選ばれていました。

ある日、光は素敵な女性とぶつかります。

その人は、赤いコートを着てヒョウの模型と本を持ち、まるで光が子どものころに描いた絵のような女性でした。

嬉しくなった光は、杏奈に運命の人と出会ったと打ち明けると、その女性の特徴を聞いた杏奈は、それがソヨンだと気が付きます。

その後、仕事でソヨンに会った杏奈は、創作により手が汚れている自分とキレイなソヨンを比べてしまうのでした。

【承】MiRACLEデビクロくんの恋と魔法 のあらすじ②

デビクロ通信

光は、休日になるとコミックマーケットに自分の作品を出しますが、なかなか人が集まってくれません。

しかし、一人光の漫画を買ってくれる人が居て光は嬉しくなるのでした。

そのコミックマーケットで、学生時代漫研で一緒だった北山くんに偶然会います。

北山くんは、コミックマーケットで大人気の漫画家キタヤマ・イチローでした。

その帰り、自分の書いた漫画が捨てられているのを見て光は落ち込みます。

そんな落ち込んだ時は、光はデビクロ通信を描いて街中に貼るのでした。

デビクロくんは、サンタの心の闇であるのと同時に光の心の闇でもありました。

光は杏奈からある本を渡され、それをソヨンに渡すために待ち伏せます。

光は、無事ソヨンにお詫びの本を渡しますが、お元気でと言って別れてしまうのでした。

しかし、杏奈はその本に光の名刺を挟んでいて、後日ソヨンから連絡が来ます。

光は、杏奈に勉強しなさいと渡された雑誌に書いてあった通りにソヨンを食事に誘うのでした。

杏奈は、光の髪と服を整えデートの練習をします。

杏奈は、いつもよりカッコよくなった光にドギマギするも光は、いつもとは違うドレッシーな服装をしている杏奈に気が付くのが遅いのでした。

杏奈は、光とのデートの練習の後、子どもの頃の自分と光を思い出します。

早くに父親を亡くした杏奈は、友達の前では涙を見せませんでしたが、光の前では泣いていました。

光は杏奈を慰めるために、マンションの屋上の地面に描いたデビクロくんを見せます。

さらにデビクロ通信第1号を杏奈に渡すのでした。

そこには、「泣いてもいいよ。

僕が笑う。

笑ってもいいよ。

僕も笑う。」

と書いてありました。

【転】MiRACLEデビクロくんの恋と魔法 のあらすじ③

杏奈のフランス行き

ソヨンとのデート当日、杏奈と練習で入ったお店は事故により臨時休業。

そこで、ソヨンは自分の行きつけの居酒屋を光に案内しました。

ソヨンは、居酒屋で誰かを待っている素振りを見せ、居酒屋の店主もまた一緒にと言いかけ、光に気遣って言葉を飲むのでした。

酔いつぶれたソヨンの家がわからず光は自分の家にソヨンを泊めます。

デビクロの覗きに行けと言う悪魔のささやきを振り切り、運命の人が現れたらデビクロは消えるという子どもの頃に考えたルールに従いデビクロを封印します。

光の家から朝帰るソヨンを、杏奈は見かけてしまうのでした。

その後杏奈は、イルドフランス芸術賞オブジェ部門特別賞を受賞してフランス行きが決まりました。

一方、光は北山に編集者を紹介してもらう約束をします。

そして、光は泣いているソヨンと偶然再会。

ソヨンには、ロンドン時代に恋人がいて2人とも夢を追いかけていました。

イベントで来日し、恋人に会いに行ったけれどケンカになり終わったと泣いていたのでした。

ソヨンは一緒に夢を叶えるのは難しいと言います。

光はクリスマスイブに行われるイベントの点灯式でソヨンに告白をしようと考えます。

光の家に来ていた杏奈は、自分を練習台にしてといいますが、光が告白するのが辛くなり、フランス行きを報告し、光は3年も杏奈が居ないことに戸惑いますが杏奈は帰ってしまいます。

杏奈は、姉に抱きしめられて泣くのでした。

【結】MiRACLEデビクロくんの恋と魔法 のあらすじ④

僕はいる。

昔も、今も、未来も。

光は、北山に漫画を持って来てと言われオフィスに向かいます。

すると、北山のオフィスを訪ねてきたソヨンを見てしまうのでした。

光は、ソヨンの想い人が北山だと知ります。

スランプに陥っている北山は、光の漫画を見て読者のことを考えてもっと必死に描けと光の甘さを指摘します。

しかし、自分が光に八つ当たりしていることを分かっている北山は、デビクロ通信を渡し光が描いていると気づいていたと言い光の漫画はこのままでいいと話します。

杏奈は光から届いた「杏奈。

ごめん。」

というメールに腹を立て光の働く本屋に来ました。

ソヨンさんと漫画を諦めたという光に杏奈は「居なくなるよ。

3年だけじゃないずっと。

これ以上痛いのは無理。」

と言い捨て行ってしまうのでした。

そして、クリスマスイブ。

北山はソヨンを抱きしめて「漫画を最初に読んで欲しいのは君なんだ。

これからは2人で夢を叶えよう。」

と無くしてからソヨンの大切さに気が付いたのでした。

イブなのに仕事が終わらない光の前にデビクロが現われてマジックを渡します。

光は慌てて点灯式へ行きますが、杏奈はすでに空港へ向かっていました。

やっと空港についた光は杏奈を探します。

杏奈を見つけた光は力尽きてしまいますが、杏奈の手に「僕はいる。

昔も、今も、未来も。」

とデビクロ通信を描くのでした。

光は、いっぱい漫画を描いて待っていると杏奈に言うと杏奈から光にキスをしました。

光の運命の人は杏奈だとわかり、デビクロくんは消えたのでした。

MiRACLEデビクロくんの恋と魔法 を観た感想

映画「勝手にふるえてろ」や「私をくいとめて」のような内気な主人公がもう一人の自分と対峙するストーリーですが、相葉雅紀さんが主演ということでそれらの映画よりは可愛らしいリアルファンタジーとなっていました。

デビクロくんは、光のイマジナリーフレンドだと思って映画を見ていましたが、杏奈がずっと一緒にいるのにイマジナリーフレンドは必要無い気がします。

と、考えるとデビクロくんは杏奈のイマジナリーフレンドなんだと感じます。

杏奈にも光が居ますが、臆病で優柔不断の光は、杏奈を守ることが出来ずデビクロくんの力を借りて父を早くに亡くした杏奈を守ってきたのです。

光が主人公ですが、杏奈の物語だったのだと思います。

コメント