【ドクザクラ】第2話『裏アカ』のあらすじ・ネタバレ

ドクザクラ第2話

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【ドクザクラ】第1話『約束』のあらすじ・ネタバレ
アツシの目に映る数字物語は小さな男の子と女の子が、"おねがい...

サクラがアツシに抱く異常な愛

アツシは夜風サクラとの再会の瞬間、まるでスローモーションのように感じました。なんとなく覚えてるのは車の音。跳ねる鼓動。異様に刻まれた数値だけでした。

サクラは幼少期にアツシが暮らしていた孤児院の隣に住む女の子でした。15年前の事故で意識が戻らなくなっていました。

突然現れた少女に本当に夜風サクラなのかと、アツシは問います。サクラは自分がアツシに嘘をつくはずがないと、夜風サクラである事を肯定しました。

アツシは立て続けに、なぜエミの事を知っているのか、もういないとはどういう意味かと、サクラに食って掛かります。

しかし、サクラは全く聞く耳を持たず、アツシの家へ帰り婚姻届を書こう、洗濯カゴのパンツは洗っておいたと、興奮気味に話すのでした。

知らぬ間に家に入られていた事、狂気に満ちた表情に、強い恐怖心を抱きサクラの傍を駆け足で離れました。

エミを自殺に追込む身に覚えのないポルノ画像

ユメノに頼み自分の部屋の鍵を変えようと考えながら、エミの部屋のへと辿り着きます。

インターホンを鳴らしても出てこない為、扉を開くと鍵がかかっていませんでした。エミの不用心を心配しながら奥へと廊下を進むと、浴室で全身水浸しのエミがリストカットしようとしている所でした。

すぐさまエミに駆け寄り、事情を問いただします。エミは嗚咽を漏らしながら、『私のインスター…』と発しました。

アツシがエミの裏アカを確認します。そこにはエミの自撮りしたと見受けられる、挑発的な格好の全裸写真がアップロードされていました。

エミは『私じゃない!』と取り乱して叫びます。こんな写真撮るはずもないし、自分のスマホでなければ更新もできないはずだと、主張しました。加えて、裏アカにも関わらず、同じ大学の生徒に拡散されてしまっていると言います。

アツシは自暴自棄になってしまったエミに、イヤなものはわざわざ見る事ない、大学に行きたくなければ行かなければいい、だから死ぬなんて言うなと、言葉をかけなだめながら、サクラの策略ではないかと考えを巡らします。

ドクザクラ第2話、エミの自殺行為

マインド‐アイ2つ目の使い方

後日、大学はエミの噂で持ちきりでした。アツシは裏アカに載った写真が拡散されたからには、必ず大学関係者が関与していると推測します。そこでマインド-アイの2つ目の使い方で真相を探ります。2つ目の使い方とは音楽や言葉など音を聞いた人間の耳を見て、その聴覚情報に対する好意を数値化する能力です。その際の数値は相手の耳元に表示されます。

アツシは大学構内でエミの噂を聞いて-60、-61、-67の数値を耳元に示す3人の学生を発見します。ミスコンでエミに負けた顔ぶれでした。

-60は暴力的行動には至らないけれど、悪戯等で危害を及ぼすレベルです。

常日頃、人の好意が見えていたアツシは、3人の弱みを握っていました。その事実を拡散しない代りに、エミと同じような全裸写真をインスタにアップするよう交渉します。3人がその条件を飲み、実際にミスコンメンバー達の全裸写真が各々のアカウントで出回る事で、エミの件もコラージュ画像だったと、噂は次第に収束していきます。しかし、全てが解決したわけではありませんでした。彼女達は元から覗いていた裏アカに、例の写真が上がっていたから拡散しただけでした。

サクラと目のあったるるなに異変

アツシは出回ったエミの写真が、コラージュ画像でない事は胸のほくろで分かっていました。どうやって撮られたのか考えに沈んでいた所、るるなから連絡が入ります。『変な女がずっとマンションの外に』、そのメッセージでまたサクラが現れたと確信し、るるなのもとへ急いで向かいます。

到着したアツシを、るるなが部屋のドアを開けて向かい入れました。るるなはアツシの後方を見ながら『連れてきたんですか?そのコ』と言い困惑した表情を見せます。アツシが振り返るとそこには、エミのマンションに来た時と同じ白いワンピース姿でサクラが立っていました。

危険を感じたアツシは、すぐさまるるなを部屋へ押し込みドアを閉めます。中に入って一安心と思ったら突然、るるなが服を脱ぎ始めました。気がつくとるるなの頭上の数値が100000096へ変わっているのでした。第3話へ続きます。

ドクザクラ第2話、るるなに起こる異変

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