【ネタバレ有り】ハリーポッターと賢者の石 のあらすじを起承転結でネタバレ解説!
著者:J・Kローリング 1999年12月に静山社から出版
ハリーポッターと賢者の石の主要登場人物
ハリー・ポター(はりー・ぽったー)
本作の主人公。名前を言ってはいけないあのお方を倒し生き残った唯一の子だといわれている。
ロナルド・ウィーズリー(ろなるど・うぃーずりー)
ハリーの初めてできた友人。おっちょこちょいで憎めない一面もある。ドラコと仲が悪い
ハーマイオニー・グレンジャー(はーまいおにー・ぐれんじゃー)
この作品の頭脳。ヒロインか、と聞かれると?ですが頭脳明細で努力家。今作でその頭脳を発揮する。
ドラコ・マルフォイ(どらこ・まるふぉい)
ハリーのライバル。ずるがしこく、純潔主義で特にハーマイオニーを嫌悪している。ハリー達と仲が悪い。
セブルス・スネイプ(せぶるす・すねいぷ)
魔法薬学の教授でスリザリン寮の寮監。ハリーを嫌っているようで守っているようで。
ハリーポッターと賢者の石 の簡単なあらすじ
暗黒の時代が終わりそれはポッター家の一人息子で唯一の生存者であるハリーポッター。彼は自分が魔法使いだとは知らずマグルと呼ばれる魔法を使えない親戚の家で下げずまれながら生きていた。11歳の誕生日の時、ホグワーツ魔法学校より入学許可証が届きその時初めて自分が魔法使いだと知り、両親が偉大な魔法使いだったと知る。魔法学校で仲間を作り、異例ながら箒を所持することを許され父のようなクィディッチで活躍する。
ハリーポッターと賢者の石 の起承転結
【起】ハリーポッターと賢者の石 のあらすじ①
魔法学校に行くためにはとても大変でした。
叔父のバーノンはハリー宛の手紙を全て燃やしてしまい、ハリーを魔法学校へ行かせないようにしているのです。
叔母の姉がハリーの母にあたり、叔母の両親は喜んだそうです。
「我が家から魔法使いが出た」と。
ですが叔母は姉を両親のその感覚が理解できず家族がくるってしまったと思っていました。
そして叔母は叔父と結婚しました。
一人息子はもちろん魔法は使えない。
ハリーが魔法を使うかもしれない、という恐怖もあり、甥であるハリーへの待遇は最悪です。
階段下の物置がハリーの部屋です。
手紙が多くてまるで気がふれた叔父は、ここかなら来ないだろうと灯台に引っ越しますが今度は直接魔法学校からの使者がハリーを訪ねます。
そこでハリーは自分が魔法使いで、両親が事故死ではなく殺されたと知ります。
そして魔法学校へ行くことを決め、初めての魔法界へその使者と向かう。
新しくローブを買い、杖、教科書、薬剤を調合する鍋など様々です。
最後にペットとなりましたが、そこは使者がハリーへ誕生日プレゼントだ、と白フクロウを送ってくれ、そこで別れたのです。
【承】ハリーポッターと賢者の石 のあらすじ②
汽車で行くにもホームがわからなかったハリーはそこで「マグル」という言葉を聞く、その言葉につられてであったのがのちの親友となるロナル・ドウィーズリー(通称ロン)です。
一緒に汽車に乗り同席し、初めてのハリーにいろいろ教えてくれる。
その時にクレバーのカエルが行方不明ということでハーマイオニーが現れハリーに魔法をかけます。
初めての魔法にハリーは驚き感動します。
ホグワーツについては寮決めです。
事前の情報でハリーはスリザリンだけには入りたくない、と願います。
ですが、組み分け防止は「スリザリンに入れば偉大になるだろう、例のあの人も道は違えど偉大になった」と告げそれでもいやだと行ったハリーに「勇敢さもある」とのことでロン、ハーマイオニーと同じグリフィンドールに。
空を飛ぶ授業の時に、ハリーは父の力を受けついていたのか1年生としては異例のクィディッチのチームになり、初めての試合で勝利を手にします。
その時、スネイプの行動に何か感じますが……。
【転】ハリーポッターと賢者の石 のあらすじ③
3人で考えるもなかなか妙案は浮かびません。
そんな中、ある時ハリーは「みぞの鏡」というかがみを見つけます。
その鏡に映っていたのは、ハリーとその両親。
ですが実際にはハリーだけ。
それでもうれしかったハリーはロンに自分の両親を合わせたいとかがみに招きます。
ですがそこでロンが見たのは自分がクィディッチの選手で優勝カップをもって喜んでいるところ。
そうです、このかがみは人の心の望みを映す鏡だったのです。
ハリーはかがみに魅入られてしまいそれからそこに通い詰めてしまいます。
そんな中校長であるダンブルドアは、これの場所を移す、と。
それにハリーは悲しみますが、これにもわけがあったのです。
クィディッチの時勝利を収めたのはよかったのですが、その時ハリーの箒が異様な動きをしていました。
ロンとハーマイオニーはそれをスネイプのせいだと思っていて、さらにハリーはクリスマスプレゼントでもらった透明マントでスネイプがクゥレルに対し脅しな表現をしているのを見たり、賢者の石、というキーワードを得ます。
【結】ハリーポッターと賢者の石 のあらすじ④
トロールが出たりケルベロスがいたりで何かを守ろうかと、何かを得ようかという動きが見えます。
ハリー達はそれが「ニコラス・フラメル」なる人物が作った「賢者の石」だと判断し、それを守ろうと動き出します。
賢者の石のある場所に行くにはケルベロスの下にある扉をくぐりぬけ、植物の特性を思い出しくぐりぬけ、飛行術、ハリーの箒さばきで潜り抜けロンの特異なチェスでロンが犠牲になったり、魔法薬学の試練でハリーだけ先に進み、ハーマイオニーはロンを助け、このことをダンブルドアへ伝えるため戻ります。
最後の部屋、そこにいたのは悪者だと思っていたスネイプではなく、気弱でおどおどしていていかにも弱そうなクゥレルでした。
クゥレルは吸血鬼に襲われた後、名前を言ってはいけないあの人、ヴォルデモート卿を憑依させ、賢者の石を手に入れ完璧になろうとしていたのです。
その部屋にはみぞのかがみもあり、ハリーのポケットに賢者の石が現れそれを奪われそうになりますが、ハリーがクゥレルに触れたところから焼けただれ、魔法を使うも失敗し、クゥレルは死に、憑依していたヴォルデモートはハリーの体をとおりすぎ消えます。
そこでハリーは気を失い、しばらく経過しますが、ハリーだけでなくほかの二人も無事で周りからたくさんのお見舞いが来ていたことも知ります。
そしてその日は1年のおしまい。
大講堂はスリザリンカラー一色でしたが、最近の出来事を追加しなければ、とロン、ハーマイオニー、ハリーの追加点をもらいますがそれでは同点。
ですが、ハリー達が動いたあの夜、仲間と戦うこととなったとしても、グリフィンドールを守りたい危険な思いをしてほしくないと普段はひどいいわれようの生徒、ネビル・ロングボトムの仲間を思いやる勇気も加点されグリフィンドールが優勝したのです。
こうして濃い一年が過ぎ、ハリーはまた帰りたくない親戚の家に帰るのでした。
ハリーポッターと賢者の石 を読んだ読書感想
児童文学ですが挿絵が読みにくく、やはり海外の本なので特殊な言い回しがありますが、キャラクター一人ひとりがきちんと立っており、役目も伏線も、すべてに意味があるのでドキドキしながら読むことができます。
誰が犯人なのか、どうしてこうなったのかのハラハラな場面もありますが、最後のハーマイオニーの魔法薬学の試練にはさすが!と手を打ってしまいましたし、ロンがチェスが得意で、しかも勝利のためには自分が犠牲になるしかないとわかっていながらもあとは任せた!と二人を説得しそこで降りるのも有機がいると思いますし自分より周りを、みんなを、に感動しました。
ネビルの普段は残念ながらも仲間のための勇気にネビル、すごい、と思いました。
ハリーが主人公でタイトルもハリーですが、この本はキャラクター一人ひとりが主人公だといっても過言ではありませえん。
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