映画「ボディーガード」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|ミック・ジャクソン

映画「ボディーガード」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|ミック・ジャクソン

監督:ミック・ジャクソン 1992年11月25日(米)にワーナーブラザーズから配給

ボディーガードの主要登場人物

フランク・ファーマー(ケビン・コスナー)
凄腕のボディーガード。元アメリカのシークレットサービスだったが、自身が非番だった日に起こった大統領暗殺未遂事件に責任を感じ、辞職。以降は個人でボディーガードを営んでいる。

レイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)
大人気の女性歌手。数か月前から身辺で不審な事件が起きており、ついに殺人の脅迫状が送られてくる。息子を持つシングルマザーでもある。

ビル・デヴァニー(ビル・コップス)
レイチェルの付き人であり、フランクにボディーガードの依頼をする。

ニッキー・マロン(ミシェル・ラマー・リチャーズ)
レイチェルの姉であり、ステージのサポートを務める。かつて歌手を目指していたが人気者の妹にその座を奪われた。

グレッグ・ポートマン(トーマス・アラナ)
フランクの元同僚。

ボディーガード の簡単なあらすじ

ストーリーの概要や、話題になった点、キャッチコピー等の映画の簡単な紹介。

====================元シークレット・サービスの凄腕ボディガードが人気女性歌手の警護を担当することになり、最初はお互い反目しあう。

しかし、お互いの内面を知っていくうちに徐々にひかれあっていく。

それと共に彼女の命を狙う黒幕に迫る、アクションラブストーリー。

ボディーガード の起承転結

【起】ボディーガード のあらすじ①

人気歌手の警護

フランク・ファーマーはかつて、アメリカ大統領ロナルド・レーガンのを警護を務めたことがある、凄腕のシークレットサービスでした。

しかし、母の葬儀に出席するため警護を休んだその日、レーガン大統領の暗殺未遂事件が起きてしまいます。

フランクは事件に責任を感じ、シークレットサービスを退職してしまいます。

その後、個人のボディーガードとして決まった敬語対象を持たず生計を立てていました。

ある日、フランクのもとに今大人気のスーパースター歌手であるレイチェル・マロンの付き人・ビルがやってきます。

レイチェルの周りでこの数か月にわたり不審な出来事が相次いで起こっていると言います。

そしてついに殺害予告の脅迫状が届いたため、フランクに身辺警護を依頼するためにビルがやってきたのです。

フランクは、芸能人の警護は未経験なため、依頼を断ろうとしますが1週間で3000ドルという高額な報酬を提示され、渋々依頼を引き受けることにしました。

 

【承】ボディーガード のあらすじ②

レイチェルとの出会い

フランクはレイチェルの豪邸を訪れます。

しかし、わがままなレイチェルの態度や彼女を取り巻くスタッフの危機感のなさにうんざりし、依頼を断ろうと立ち去ろうとします。

しかし、ビルの懇願を受け渋々警護を引き受けることにします。

フランクは豪邸の警備を強化し、防犯システムを充実させていきますが、当のレイチェルは「生活を変えられたくない!」と大反発します。

そんなレイチェルをよそに、フランクは運転手のドライビングテクニックも向上させるべく特訓を行います。

フランクに怒り心頭のレイチェルは、宣伝担当のサイ・スペクターと共謀し、ナイトクラブで新曲発表することを決め、強行します。

ところが、控室に脅迫状が届き、レイチェルは恐怖のあまり発表会を中止にすることを考えます。

しかし、フェンの声援を耳にし、発表会をスタートさせるのです。

会場では興奮したファンが暴徒と化し、あわやレイチェルは襲われそうになってしまいます。

しかしフランクが仕込んでおいた発信機のおかげで救い出され、事なきを得ました。

この一件により、レイチェルはフランクを信頼するようになり、感謝の意を述べるのです。

【転】ボディーガード のあらすじ③

レイチェルに迫る危機

すっかりフランクを信頼したレイチェルは、「お礼」と称しフランクをデートに誘います。

2人の距離は近づき、惹かれあいそのまま一夜を共にしてしまいます。

翌朝、依頼人と一線を越えてしまったことに自己嫌悪に陥ったフランクはレイチェルのことを冷たく突き放すような態度をとってしまいます。

傷ついたレイチェルはフランクへの当てつけに、フランクの元同僚のグレッグ・ポートマンをデートに誘い、フランクに無断で外出するという問題行為を起こします。

そんなレイチェルに、もうこれ以上警護できないと判断したフランクはビルにレイチェルの警護を辞めることを告げます。

しかし、その直後にレイチェルの一人息子フレッチャーの名をかたった犯人から脅迫電話が入り、レイチェルは強いショックを受けます。

二度とフランクを裏切る行為はしないと誓ったレイチェルはすべてのスケジュールをキャンセルし、スタッフにも休暇を告げます。

フランクはレイチェルとフレッチャー、そしてレイチェルの姉ニッキーを連れてオレゴン州の田舎にある自身の父ハーブの家にかくまうことにします。

つかの間の安息の時間でしたが、フレッチャーが乗ったボートが危なく爆破されそうになり、犯人の手がすぐ近くに迫っていることをフランクは感じます。

そして、この地をすぐに後にするのです。

【結】ボディーガード のあらすじ④

明らかになる犯人

フランクは事件の後から言動がおかしくなったニッキーが何かを知っているのではと確信し、詰問します。

するとニッキーは、レイチェルへの嫉妬心から酒場で出会った見知らぬ男にレイチェルの殺害を依頼したことをフランクに打ち明けます。

すぐに依頼を取り消そうと思いましたが、ニッキーは男の連絡先もわからず、どうすることも出来ずにいました。

その直後、ニッキーは何者かに殺害されてしまいます。

フランクは殺しの手口から、プロの犯行であることを予想しました。

一方、レイチェルは主演映画がアカデミー賞にノミネートされたことから、授賞式に出席することを決断します。

フランクは出席を辞めるように諭しますが、レイチェルの意思は固いものでした。

覚悟を受け取ったフランクは、一層の警備の強化を行い、皆と全力で警備に当たります。

会場でフランクは、別の警護をしているというポートマンに会いますが、関係者はポートマンのことを知らず、フランクはポートマンこそ犯人であると確信します。

壇上では受賞したレイチェルが登壇し、まさにポートマンの凶弾に倒れそうになりましたが、間一髪のところでフランクが盾になり、レイチェルは無事でした。

一命をとりとめたフランクは、新地に引っ越すレイチェルを見送りに飛行場にやってきます。

いったん別れる二人ですが、レイチェルがフランクのもとに駆け寄り、二人は熱い抱擁と口づけをかわしました。

レイチェルはフランクへの思いを胸にステージに立ち、フランクは新しい依頼主の下で警護についていました。

ボディーガード を観た感想

ケビン・コスナーの魅力前回な作品でした。

警護する姿、スーツがほんとにお似合いで、一番かっこいい時期のケビンを堪能できる作品かとおもいます。

犯人の殺人動機が若干弱いところが気になりますし、危機感の薄いレイチェルの取り巻きにもモヤモヤさせられました。

しかし、ホイットニー・ヒューストンの歌声がすべてかき消してくれますね。

演技はいまいちと当時は酷評されましたが、私にはわからなかったです。

わがままなスーパースターを地で演じることが出来たのではないでしょうか?個人的には最後お互い想いあっていながら離れるというラストが大好きで、大人のラブストーリーの金字塔とおもいました。

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