映画「ドント・ブリーズ2」のネタバレ&あらすじと結末を徹底解説|ロドサヤゲス

映画「ドント・ブリーズ2」

監督:ロドサヤゲス 2021年8月13日にソニー・ピクチャーズから配給

ドント・ブリーズ2の主要登場人物

ノーマン・ノードストローム(スティーブン・ラング)
フェニックスと一緒に暮らしている盲目の老人、フェニックスに自分が父親だと言っている

フェニックス(マデリン・グレイス)
本作の主人公。同年代の友達がいなくてさみしがっている

ヘルナンデス(ステファニー・アルジェラ)
元アメリカ陸軍レンジャーであり、ノーマンの旧友

デューク(ロッチ・ウィリアムズ)
不審な集団のリーダー。フェニックスの実の父親

ドント・ブリーズ2 の簡単なあらすじ

ノーマンとフェニックスが暮らしていたある日、フェニックスが月に一度の町に出かけた際に、不審な男と遭遇した。

その日の夜に、不審な男は仲間を連れてフェニックスの住む家に侵入するのであった。

彼らは人の命を殺めるのにためらいがない。

しかし、ノーマンは盲目でありながら、異変に気づき不審な男たちを次々と殺していくのだが、一体なぜ、不審な男たちはフェニックスを狙うのだろうか

ドント・ブリーズ2 の起承転結

【起】ドント・ブリーズ2 のあらすじ①

娘の孤独

冒頭は、家が火事になっていてそこから逃げたフェニックスがノーマンに助けられるという場面から数年後、フェニックスが犬に追いかけられて逃げるシーンから始まるのですが、それは父親ノーマンが娘のフェニックスに外に出たときの生き方(逃げ方、戦い方)などを教えていることが分かります。

娘も、父親が盲目なので、身の回りの世話や、髪を切るなど親子らしい生活を送っていました。

父親は娘に厳しく「テストに合格しなければ外に行かせない。」

と言うのですが、その日は、ノーマンの旧友のヘルナンデスが仕事のために親子の家に立ち寄っていて、ノーマンに「たまには娘を外に出してあげなさい。」

ということを助言され、娘は、ヘルナンデスと一緒に町に行くことになりました。

その時、公園で同年代の子供たちが遊んでいるのを見て自分も仲良くなりたいと思っていました。

家に帰った後も娘は孤独を感じていて父親とそのことで言い合いになり喧嘩になってしまいます。

【承】ドント・ブリーズ2 のあらすじ②

狂気との出会い

娘とヘルナンデスが町に出かけて娘が一人になった時に、不審な男に出会います。

このときはなんとか、逃げることが出来ましたが、「また会うことになる。」

と男が言って去って行きました。

その日の夜、ヘルナンデスが娘を送り届けた帰り道に、不審な男の集団に惨殺されてしまいます。

その後も、ノーマンの愛犬を殺して、家に侵入するのでした。

一方森の中で愛犬の亡骸を発見し、悲痛の感情に浸るノーマンが異変に気づき家に戻ると、まさにフェニックスが誘拐されそうになっている瞬間でした。

ノーマンは何のためらいもなく侵入者を一人一人残虐に殺していきます。

それは、フェニックスにとってもショックを受けるほどの怖さでした。

これらの流れから、フェニックスが町で不審な男と出会い、そこから狂気に巻き込まれていき、その中で自分の父親の残虐さそして狂気を感じて、恐怖してしまうことから普段の日常から非日常になっていくことが分かるのでこのようなタイトルにしました。

【転】ドント・ブリーズ2 のあらすじ③

衝撃の真実

ノーマンが侵入者と戦闘を繰り広げているとき、家にさらなる増援がやってきます。

そこには、彼らのリーダーであるデュークがいました。

ノーマンと娘が隠れているときに、デュークは、衝撃の真実を打ち明けます。

それは、実は自分たちは敵ではなくノーマン自身が敵であると、ノーマンは、フェニックスの本当の親ではないと言います。

この発言に怒り切ったノーマンがデュークを殺そうと飛び出しますが、デュークたちの集団に囲まれピンチになります。

娘がノーマンを助けるために出てきますが、デュークに出会いさらに真実を知ります。

今まで育ててくれたノーマンは本当の父親ではなく、自分が本当の親であるということを知ります。

これを聞いて娘は、ノーマンとデュークどちらを信じればいいか分からなくなってしまいそのままデュークたちに連れ去られてしまいます。

ノーマンは、娘を救うために、戦いますが、猛犬を放たれ、その後家に火をつけられるなど絶対絶命になってしまいます。

娘が目を覚ますと、ボロボロの廃墟にいて、そこにはデュークがいました。

そこで、デュークにいろんな質問をするのですが、そこで自分には母親がいること、自分の本当の名前はタラであるなどを知ります。

娘が去ろうとしたとき自分の本当の母親に出会い、母親、父親と思い出を聞いているとそこで母親から、自分を救って欲しいと言われ母親は実は心臓が悪くもうすぐ亡くなってしまいそれを直すには、娘の心臓を移植しなければならないと打ち明けられ娘の飲み物には睡眠薬をまぜられていてそのまま娘は眠ってしまうのでした。

【結】ドント・ブリーズ2 のあらすじ④

復讐

ノーマンが気がつくとそこは、外で家は焼け落ちボロボロになってしまいました。

ノーマンが娘を連れ去られたことで悲しんでいるとき、デュークたちの集団の犬がそこにいてノーマンは、その犬について行き、デュークたちの拠点に行き娘を救うことを決意します。

一方、デュークたちのアジトでは、心臓移植の準備が進んでおり、娘は拘束されていて、絶対絶命のピンチに陥っていました。

手術が、始まる瞬間突然の停電になり、配線元に行くとそこにはノーマンがいて、盲目でありながら水を利用して足音を聞いて敵を次々と殺していくのでした。

逃げるデュークたちに追いつき決戦になり、デュークとの戦いになんとか勝利するのですが、娘に対して、もう自分に近づくな、自分は今までいろんな残酷なことをしてきたと告げます。

しかし、生きていたデュークに刺され、とどめを刺されそうになった時フェニックスがノーマンを救います。

ノーマンの血は止まらず、娘が助けようとしますがもう救われたと言い残し亡ってしまいます。

最後は、フェニックスが冒頭の同年代の子供たちがいる養護施設を訪れて終わりました。

ドント・ブリーズ2 を観た感想

自分はこの映画の前作であるドント・ブリーズを視聴してから見たのですが、前作とは違い敵のような役割だったノーマンが娘を守るという役割になっていた所と、物語が進むに連れ様々な真実が分かり物語が二転三転するところが前作の完全なホラーとは違った面白さがありました。

また、今作も前回と同じように盲目のノーマンが家に来る侵入者と戦うアクションシーンがたくさんあってとても楽しむことが出来ました。

前作とのつながりはノーマンが出る所以外特につながりがないので前作を見ていない人見ても楽しめるような作品になっていました。

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