監督:ジェイク・カスダン 2019年12月にソニーピクチャーズエンタテイメントから配給
ジュマンジ/ネクストレベルの主要登場人物
<現実世界>スペンサー(アレックス・ウルフ)主人公。前作で無敵のブレイブストーンになり、その活躍が忘れられずジュマンジに戻ってしまう。マーサ(モーガン・ターナー)スペンサーの彼女。スペンサーを助けようとジュマンジに入ることを決意する。フリッジ(サーダリウス・ブレイン)スペンサーの親友。苛立つと感情を抑えられず、激しい口調になる。ベサニー(マディソン・アイズマン)仲間の力を借りて、時間差でジュマンジへ戻ることに成功。<ジュマンジゲーム内キャラクター>ブレイブストーン(ドウェイン・ジョンソン)本作ではスイッチブレードが弱点。ルビー・ランドハウス(カレン・ギラン)通称男殺しの動く武器。フランクリン・マウス・フィンバー(ケビン・ハート)武器運びの動物学者。ケーキが弱点。シェリー・オベロン(ジャック・ブラック)地図製作が得意。本作では幾何学がスキルとして増えている。
ジュマンジ/ネクストレベル の簡単なあらすじ
前作から1年後の物語です。
大学生となった4人が地元で再会しようと約束しますが、スペンサーだけが現れません。
壊したはずのゲーム、ジュマンジの中にいると気づいた3人はスペンサーを助けようと後を追うことを決意します。
ひょんなことからスペンサーの祖父エディと、エディのかつての友達マイロが加わることとなり、しっちゃかめっちゃかの冒険が始まります。
各々のスキルを活かし、スペンサーと合流することに成功します。
さらにベサニー、アレックスに助けられながら、ジュマンジ救出という目的を果たし、やっとのことで現実世界に戻ることができたのです。
ジュマンジ/ネクストレベル の起承転結
【起】ジュマンジ/ネクストレベル のあらすじ①
前作から1年、成長した皆は各々の生活を楽しんでいます。
フリッジは大好きなアメフトに没頭しジムに通う毎日を送り、ベサニーはボランティア活動をしながら各国を回り、自然に癒される毎日です。
マーサは大学デビューをし、友達に囲まれている様子をインスタにアップしています。
しかしスペンサーだけは大学とアルバイト先の往復の生活に悶々としています。
久しぶりに再会の約束をしますが、今の自分に自信がないスペンサーは皆に会う勇気がありません。
マーサとは冷却期間として距離を置いていました。
そこでブレイブストーンを思い出します。
約束の時間に現れないスペンサーを不思議に思った3人はスペンサーの自宅を訪れます。
そこにはスペンサーの祖父エディと、エディと15年前から喧嘩中のマイロがいました。
招き入れられると、ジュマンジ特有の太鼓の音が聞こえてきます。
壊したはずのゲーム、ジュマンジがあることで、スペンサーはゲームの中にいると確信した3人。
助けに行こうとしますが、壊れているためキャラクター選択ができず、勝手に吸い込まれていきました。
しかし、ベサニーだけはジュマンジに行くことができず、その場にとどまっていたのです。
【承】ジュマンジ/ネクストレベル のあらすじ②
再びジュマンジへと来たマーサは、すぐにブレイブストーンを見つけ安堵します。
しかし、前作ではスペンサーだったはずの彼が、本作では祖父のエディになっているのです。
さらにフランクリン・マウス・フィンバーはマイロで、オベロン教授はフリッジです。
ジュマンジとは何か、を全く理解していない、かつ老人である2人が加わったことで、一から説明しなければならず、なかなかゲームを進めることができません。
マーサとフリッジは「敵のユルゲンが宝石ファルコンを盗んでしまった。
取り返して太陽にかざしながら、叫ぶよその名をジュマンジと」と案内人ナイジェルに言われ、前作と違うことに戸惑いますが、否が応でも危険にさらされます。
動物学者のマウスフィンバーは、要点を得ることが苦手な上に話が長いマイロであるため、ダチョウに襲われる寸前まで、危険である、と教えてくれません。
ブレイブストーンは力はありますが、その使い方を間違え、、勇敢の名のもとに皆を危険にさらします。
それでもなんとかライフを保持しながら、街にたどり着き、入った店で泥棒を捕まえます。
それがなんとスペンサーだったのです。
スペンサーはミンという女盗賊のキャラクターに扮していました。
ブレイブストーンの元彼女から「カバビック兄弟がユルゲンと同盟を組もうとしている」、「ジュマンジベリーを手に入れて」と情報とヒントをもらいます。
ブレイブストーンの弱点は元彼女の旦那の名前でした。
ジュマンジベリーを手に入れた一行は、スイッチブレードから逃げるように街を去ります。
【転】ジュマンジ/ネクストレベル のあらすじ③
ユルゲンの要塞に向かう途中、エディとマイロが喧嘩を始めます、発端は2人が経営するレストランを閉店したことでした。
エディは続けたかった、マイロはやめたかった、双方の意見が相違して、15年間喧嘩していたのです。
ライフを削りつつも一つの渓谷に到着した5人。
そこには数えきれないほどの橋が迷路のようにかかっていましたが、シェリーオベロン教授の新しいスキル、幾何学が役に立ちました。
狂暴なマンドリルの大群に襲撃されますが、黒馬にのったアレックスに助けられ、ライフは削ったものの、皆無事に渡りきることができました。
本作で新キャラである黒馬はなんとベサニーでした。
防寒具に着替え、傷の手当てをします。
その間、マイロは固い表情でエディに、自分は病気でもう長くない、と伝えます。
意固地になっていた2人は雪解けの機会を得て互いに謝り、仲直りしたのです。
皆の残りのライフを確認し、出発しようという時に、フリッジが不思議な光で揺らめく川を見つけます。
キャラクター交換の川でした。
ブレイブストーン教授、マウスフィンバー、オベロン教授、ミン、馬、4人と1頭が川に飛び込み、無事、前作と同キャラとなりました。
ミンは祖父エディ、馬はマイロです。
その後、濡れた洋服を洞窟で乾かしている間、エディとマイロが敵にさらわれてしまいます。
【結】ジュマンジ/ネクストレベル のあらすじ④
スペンサーとマーサはエディ救出の途中、冷却期間について話し合い、互いの気持ちを確認し仲直りします。
そのおかげもあってか、敵に襲われても息ぴったりの2人はなんなくエディを救出。
マイロ救出に向かうフリッジとベサニーは、カバビック兄弟だと敵に勘違いされ、連れていかれました。
アレックスはライフを消費しながらマイロを救出します。
ユルゲンの元へ連れていかれたフリッジとベサニーは彼の首にファルコンがかかっているのを目にします。
あわや手にする、というところでカバビック兄弟でないとばれてしまい、乱闘が始まります。
スペンサーはユルゲンを倒そうとしますが、パンチが効かず、逆に殴り飛ばされてしまいます。
そこでポケットでつぶれたジュマンジベリーを取り出すと、ユルゲンの表情が曇るのを見ました。
混乱に乗じてユルゲンは飛行船で逃げようとします。
それを追うスペンサー。
戦いの中ユルゲンのスキル確認をすると、弱点がジュマンジベリーだと分かります。
ベリーの力でユルゲンを倒し、飛行船から落ちながらも宝石ファルコンを手に入れます。
馬のマイロがエディを乗せると、いきなり空を飛びました。
馬にもスキルがあったのです。
ファルコンを手に入れたエディはマイロとともに雲の上まで飛んでいき、太陽にかざしました。
皆でジュマンジと叫び、ゲームクリアです。
ナイジェルが登場して、現実世界へ帰ろうとすると、マイロがジュマンジに残る、と言い出しました。
病気で死ぬ運命のマイロを皆は理解し、別れを告げ、現実世界に帰りました。
4人はもう二度とジュマンジには戻らないと誓い、仲間の結束はさらに深まったのでした。
ジュマンジ/ネクストレベル を観た感想
字幕版、吹き替え版、どちらも観ましたが、とにかく俳優、声優が素晴らしいです。
途中でキャラクター変更という、前代未聞の出来事が起こるにもかかわらず、それを見事にやってのけています。
基礎は変わっていないのですが、前作とは全く違ったゲームのシナリオで、新キャラも登場し、ますますジュマンジ作品が大好きになりました。
本作は爽快アクション、ファンタジー、くすっと笑えるコメディ、そして少しの恋愛要素ありの、どこをとっても素晴らしい映画だと思います。
ジュマンジ第一作のような、続編をにおわせるようなラストだったので、是非4作目も期待しています。
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