監督:ポール・W・S・アンダーソン 2011年10月にギャガ/テレビ朝日から配給
三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船の主要登場人物
ダルタニアン(ローガン・ラーマン)
銃士見習い
アトス(マシュー・マクファディン)
三銃士のメンバー
ポルトス(レイ・スティーブンソン)
三銃士のメンバー
アラミス(ルーク・エヴァンズ)
三銃士のメンバー
三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 の簡単なあらすじ
若き剣士ダルタニアンと三銃士の活躍を描いたアクションストーリーフランス宮廷には三銃士と呼ばれるアトス、ポルトス、アラミスがいました。
宰相のリシュリューはダ・ヴィンチが残した兵器の設計図によって、イギリスと密約を交わし実権を握ろうとしています。
しかし仲間のミレディの裏切りに合い失敗しますが、あの手この手を使って陰謀を巡らせるのです。
若い剣士ダルタニアンは三銃士と共に、フランスをイギリスの魔の手から守るため冒険を繰り広げていきます。
三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 の起承転結
【起】三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 のあらすじ①
フランスは各国から危機に晒されており、宰相のリシュリュー卿は権力を得るため暗躍していました。
ヴェニスでは三銃士のアトス、アラミス、ポルトスが、アトスの恋人のミレディと共にダ・ヴィンチの蔵に込んでいます。
彼らは一本の巻物を見つけ、祝杯をあげる三銃士とミレディですが、ミレディ以外にめまいが襲います。
敵のイギリス・バッキンガム公爵が現れて、親しげにミレディと話しました。
ミレディは裏切り者で、バッキンガム公爵はダ・ヴィンチが作成した兵器の設計図を取っていきます。
1年後、ダルタニアンは家宝の剣を持って銃士になるため、パリに向かいました。
道中ロシュフォールと一悶着を起こし決闘になりますが、ロシュフォールは背中越しにダルタニアンを銃撃します。
止めを刺されかけたダルタニアンですが、通りかった女性がロシュフォールを止めに入りました。
女性はミレディで、命拾いしたダルタニアンはパリへと到着します。
ダルタニアンは三人の男性と騒動を起こしてしまい、決闘の約束をしました。
三人はアトス、ポルトス、アラミスで、その頃城ではリシュリューとミレディが密かに会っており、イギリスがダ・ヴィンチの兵器を完成させたと告げます。
ダルタニアンが三人に会うと、相手が三銃士だと分かりました。
決闘を行う場所で、彼らはリシュリューの警備隊に囲まれてしまいます。
ダルタニアンは警備隊の相手をし、三銃士も加わって警備隊を退散させるのです。
ダルタニアンはコンスタンツに声をかけますが、女性は彼を田舎者と呼んで去って行きました。
【承】三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 のあらすじ②
三銃士はダルタニアンを家に招き、ダルタニアンが途中出会った男を名を言うと、リシュリューの右腕だと分かります。
リシュリューは国王であるルイ13世に対して、警備隊に反抗した三銃士について処罰を求めました。
国王は三銃士やダルタニアンを呼びますが、アンヌ王妃が現れて侍女のコンスタンツからダルタニアンたちの武勇を聞かされたと言います。
国王は一転して4人を賞賛するのですが、リシュリューは王妃が障害となっていると思いました。
そこでミレディを使い、王妃とバッキンガム公爵が関係しているとスキャンダルを捏造しようとします。
バッキンガム公爵がベルサイユ宮殿にやって来ますが、乗り物はダ・ヴィンチの飛行船でした。
バッキンガム公爵はフランスを見下し、リシュリューと密会して開戦への陰謀を巡らせます。
ミレディは王妃の部屋に忍び込み、王からの首飾りを盗みました。
リシュリューは捏造した公爵からの手紙を利用するよう命じますが、リシュリューは彼女を信用しておらず、ミレディも彼を信用していません。
ミレディはリシュリューがすべてを命じたという念書を作らせ、公爵の下へと向かいました。
王は手紙を見つけ真偽を確かめるため、リシュリューから舞踏会で首飾りを付けるよう誘導しろと言われます。
コンスタンスは首飾りがないと気付き、王妃に報告します。
リシュリューの仕業だと王妃は確信し、コンスタンスはダルタニアンに首飾りの奪還を依頼するのです。
【転】三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 のあらすじ③
ダルタニアンたちはロンドン塔へ忍び込む作戦を作り、三銃士が囮となってダルタニアンが忍び込むことになりました。
しかしその作戦は予想されており、バッキンガム公爵の前にダルタニアンは引き出されます。
ダルタニアンが尋問されている間、ミレディはロンドン塔を出発します。
三銃士は飛行船を奪い、飛行船の武器を使ってロンドン塔を攻撃します。
ダルタニアンは脱出し、攻撃を生き延びた公爵は怨嗟を込めてアトスの名前を叫びました。
ダルタニアンは奪還に失敗したことを三銃士に報告すると、彼らはミレディが持ち歩いていることを見抜きました。
ミレディが乗る馬車は停止し、馬車の御者は三銃士の召使であるプランシュです。
ミレディの馬車は飛行船に吊り上げられ、ミレディは観念したかのように首飾りを手渡します。
ミレディはアトスに念書を渡し、船の側舷に歩いて行きました。
ミレディは銃に撃たれる前に空へ身を投げます。
ドーバー海峡の上空で飛行船は大きな飛行船から襲撃を受けます。
大きな飛行船の舳先にはコンスタンスが縛られており、ロシュフォールに捕まっていました。
コンスタンスと首飾りの交換を要求され、ダルタニアンは条件を飲みます。
取引が終わるとロシュフォールは砲撃を浴びせ、三銃士は逃走し嵐の中に入りました。
【結】三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 のあらすじ④
ロシュフォールの船は雲の中で三銃士の船を見失いました。
三銃士の船は上をとっていて、奇襲をかけてきました。
飛行船は降下していき建物の屋根に引っかかり、ロシェフォールは三銃士たちに追われながら首飾りを持って逃げます。
ダルタニアンはロシェフォールと対決することになります。
ダルタニアンにとってロシェフォールは手強く、ロシェフォールは優勢です。
父の教えが役に立ってダルタニアンは逆転し、ロシェフォールを倒すことができました。
舞踏会の準備が進んでいる王宮に、三銃士の飛行船が降ります。
リシュリューは三銃士を取り押さえようと部下に言いますが、国王がやってきます。
三銃士は国王にリシュリューの裏切りを言い、証拠の念書を示しました。
王妃がやってきて、彼女の首には国王がプレゼントした首飾りがあります。
リシュリューはその場から去って行き、ダルタニアンはコンスタンスのキスを受け取りました。
三銃士は「一人は皆のために、皆は一人のために」という銃士の精神を取り戻すのです。
王宮で陰謀が暴かれた頃、海に落ちたはずのミレディが目を覚まします。
バッキンガム公爵が側にいて、ミレディにあの世ではないと言いました。
バッキンガム公爵はアトスを追っている際にミレディを見付けて、海から引き上げていたのです。
バッキンガム公爵が率いるイギリス大艦隊は、フランスを目指しています。
三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 を観た感想
アレクサンドル・デュマ・ペールの「三銃士」を原作にしており、ダルタニアンたちは陸や空・海などにおいて冒険を繰り広げていきます。
ミレディ役のミラ・ジョヴォヴィッチが魅力に描かれており、派手なアクションシーンを見ることが可能です。
オーランド・ブルームが珍しく悪役になっており、三銃士とオーランド・ブルームとの駆け引きを楽しむことができます。
脇を固めるキャストは豪華で、フランス宮廷の豪華の雰囲気を衣装を見るのも楽しいです。
勢いのある内容で、スケールが大きくなっています。
話の進み方は軽快で、気軽に楽しめるエンターメント作品です。
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