監督:川村泰祐 2012年9月に松竹から配給
ひみつのアッコちゃんの主要登場人物
加賀美あつ子( 綾瀬はるか)
魔法の鏡を手に入れた小学5年生の女の子。しかし、この映画では成人に返信して化粧品開発メーカーにてアルバイトをする。
早瀬尚人(岡田将生)
あつ子アルバイトする化粧品メーカーのやり手社員だが、あつ子とある前はちょっとしたスランプに陥っていた。
青山マリ(吹石一恵)
尚人の会社の女子社員。大人の魅力があるが、その後、あつ子への理解も深め始める。
守衛さん(塚地武雅)
あつ子がアルバイトする会社のメインゲートでいつも挨拶してくれる、感じの良い守衛さん。実は、会社株主の一人でもある。
鏡の精(香川照之)
鏡の国の妖精。あつ子のもとに現れ、魔法の鏡を提供してくれる。
ひみつのアッコちゃん の簡単なあらすじ
このドラマは、国民的アニメである、「ひみつのアッコちゃん」を綾瀬はるかさんを主演に迎えて、初めて実写化した映画です。
小学校5年生の心を持った、女の子の姿が、大人になり、一流企業で働いたら、どんなことになるのかが見事に描かれた映画でもあります。
そして、ラブストーリーとしても完成度が高く、子供向けアニメであるということを忘れてしまうような、大人向けの夢物語です。
ひみつのアッコちゃん の起承転結
【起】ひみつのアッコちゃん のあらすじ①
この物語は、加賀美あつ子という小学5年生の女の子が主人公です。
彼女は母親に隠れて、母親音化粧付け心地んを使って化粧を倒しむおませさんでした。
そして、彼女は普通のお嫁さんになりたいということが夢の平凡な女の子でもあったのです。
しかし、彼女がお気に入りだった、コンパクトが割れてしまったことから始まりました。
あつ子は、割れてしまったコンパクトのために、自分の家の庭にお墓を作ってしまうような優しい女の子です。
不思議な出来事は、その日のうちに起こりました。
彼女が寝ているところに、鏡の精が現れるのです。
鏡の精は、このコンパクトにある呪文を唱えると、なんでもなりたいものに返信できるというのです。
あつ子は、半信半疑ながらも、そのコンパクトの力を試してみることに。
このコンパクトの力が本物だと知った彼女は、キャビンアテンダントになったり、警察官になったり、大人になってみたりして大いに楽しみました。
そして、画工の仲間とと共に遊園地に行った時には、婦人警官の姿になって、悪者を懲らしめるなど、このコンパクトの能力を楽しみ始めてもいました。
【承】ひみつのアッコちゃん のあらすじ②
そんなアッコちゃんも、いよいよ冬休みに。
そんな時、偶然遊園地の観覧車で一緒に乗り合わせた男性に興味を持ってしまいます。
そして、冬休みに突入したアッコは、塾にいくのもやめてしまい、毎日大人に変身しては、街中に繰り出すようになりました。
大人にへしんしたアッコはとても美しい女性。
そんな時、ある百貨店の化粧品売り場でモニターにならないかとモチかかられ、存分に最新の化粧を楽しんでいます。
そして、あの、観覧車で出会ったあの男性と再会できるのです。
そして、彼は、アッコのことを「綺麗な女性」と言ったことに、アッコは有頂天。
でも、この化粧品会社の役員であるこの男性に、「化粧品が高い」、「おばさんくさい」などの斬新な意見を言い、彼はたちまち彼女のことを気に入り、アッコをアルバイトに受けいるれることt提案します。
アッコはルックスは立派あ女ですが、心の中は小学校5年生。
彼女が職場でいうセリフは、滑稽なことばかりで周りからの顰蹙を受けながらも、化粧品会社の役員の尚人にとっては、斬新な意見だと彼女を受け入れる体制万全なのです。
【転】ひみつのアッコちゃん のあらすじ③
いよいよ、アッコは、化粧品メーカーで働き始めました。
彼女のデスクは、子供向けのアイテムで満載です。
そして、コピー機なんて使ったことがないアッコは、コピー機とも大格闘。
でも、ランチタイムは、社食のスイーツに大満足でウキウキの毎日です。
でも、アッコもだんだん大人の社会の派閥などの面倒なことに巻き込まれていきます。
そして、尚人の前に前社長の姿に変身して、尚人にアドバイスに現れるしまつ。
しかし、アッコは、大人の社会と子供の社会のギャップに戸惑いながらも、どちらの言い分も分かろうとします。
しかし、彼女のピュアな心は尚人の心を捉え、その他の社員からも次第に意見を聞いてもらえることになり、ちょっとだけ、調子に乗ります。
そして、筆頭株主の元に直接意見をしにいくなどの大胆な行動も見せるようになるのです。
何より、彼女の原動力は、自分の勤めている会社のブランドである「赤塚化粧品」の大ファンで、その品質の高さを存分に知っていることです。
この先、アッコは会社に貢献できるのか?
【結】ひみつのアッコちゃん のあらすじ④
アッコは、尚人に協力しながら化粧品ブランドの赤塚化粧品の復活を目指します。
最大の出来事は、株主総会でした。
そこでは、赤塚化粧品の存続に向けた重要な会議でした。
そこに意見してくれたのは、筆頭株主の大庭鶴子でした。
彼女は、アッコのピュアな意見に感銘を受け会社に賛同してくれました。
そして、決議は多数決に持ち込まれます。
結果は、同膣投票で、いわば、同点でした。
後1点が欲しい。
そんな時現れたのが、アッコに好感を持っていた意外な人物である、守衛さんでした。
彼の出現により、会場は騒然としますが、アッコの「人の話を聞きなさいって、小学校で習わなかった?」という発言でした。
彼女の小学生の心が、株ぬ爽快の修羅場を救った音です。
そして、赤塚化粧品の復活は達成できました。
そして、いよいよ、アッコの冬休みもおしまいです。
尚人からの告白を受けながらも、アッコは姿を消し小学校5年生の女の子に戻ってしまいました。
そして、それから数年の月日が経ちます。
舞台となるのはとある化粧品会社の新人採用試験現場でした。
そこには尚人の姿がありました。
そう、赤塚化粧品の入社試験だったのです。
直人は、いかにも、興味がない様子で出席しています。
そこに、ある女性が「早稲田大学算数学部の加賀美あつ子です」という声が。
そう、アッコが本当に大人になった姿で尚人の前に現れたのです。
直人は、思わず顔をあげ、にっこりと微笑むのでした。
ひみつのアッコちゃん を観た感想
このドラマは、かつての名作アニメのひみつのアッコちゃんの実写版ですが、個人的には、子供向けのアニメが立派に、大人向けのドラマに仕上がったものだとお思いました。
ストーリー的には、アメリカ映画のトムハンクス所以のビッグに近いものがありましたが、日本のドラマとしてここまで、楽しい静画を作ってくれたことにとても感心しています。
子どもならではのピュアな心で、働いていると、下手な大人よりも正論を言っていることを知り、働くことにおいて、もっとピュアな心を持つことが大切なんだなと気づかせてくれた映画です。
主演が綾瀬はるかさんだったことも良かったですね。
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