監督:細田守 2009年8月にワーナー・ブラザース映画から配給
サマーウォーズの主要登場人物
小磯健二(神木隆之介)
数学が得意な都内に通う高校2年生
篠原夏希(桜庭ななみ)
健二と同じ高校に通う一つ上の先輩
佐久間敬(横川貴大)
健二の同級生であり、同じ物理部に所属している
池沢佳主馬(谷村美月)
夏希の従兄弟であり、格闘ゲームの世界チャンピオン
サマーウォーズ の簡単なあらすじ
インターネットの普及によって現在ではインターネット上の仮想世界の中に自分のアバターを使ってショッピングやゲームなどが楽しめる時代となっていました。
しかしそんなある時にその仮想世界のOZが何者かが作った人工知能によって乗っ取られてしまいます。
そんな状況を打開するために健二やその周りの人たちが協力して奪い返そうとします。
サマーウォーズ の起承転結
【起】サマーウォーズ のあらすじ①
インターネット上に存在する世界があります。
通称「OZ。」
インターネット上に自分のアバターを存在させ、その中でショッピングやゲームなどをすることが出来る便利な時代となっていました。
沢山の人がそのOZを使用するため、個人情報は厳密に守られていました。
そんなある日健二は夏希にあるバイトをお願いされました。
それは夏希の曽祖母の90歳の誕生日を祝うために多くの親戚が集まってくるため、そのおばあちゃんも喜ばせるために婚約者のフリをして欲しいとお願いされました。
動揺する健二出会ったが、学校のマドンナ的存在である夏希のお願いであることもあり引き受けることにしました。
そして健二と夏希は夏希の実家に向かうことでありました。
そこには夏希の従兄弟である佳主馬もいました。
佳主馬はOZ内の格闘ゲームの世界チャンピオンであり、その凄さからスポンサーもつくほどの実力の持ち主でありました。
そんな彼は「キングカズマ」というウサギ型のアバターを扱うことで知られていました。
【承】サマーウォーズ のあらすじ②
そんなこんなで夏希の曽祖母の誕生日会を楽しんでいるところに突然、健二の携帯電話に奇妙な羅列をした数字が送られて来ました。
健二は数学が得意なことが裏目に出てしまい、この数字が何かの問題なのではないかと勘違いしてしまい、そのメールに対して回答をしてしまいます。
しかしそのメールは罠であり、OZが乗っ取られてしまいました。
その乗っ取った相手は人工知能のラブマシーンと呼ばれました。
OZはインターネット上では大きな役割を果たしています。
OZは現実世界とも連携しているので、街のインフラや交通機関にも大きな影響を与えてしまい、人々は大きく混乱してしまいます。
それに追い討ちをかけるように夏希の曽祖母が突然亡くなってしまいました。
悲しみにくれる夏希達であったが、早くOZを取り返さなければならないために健二たちはラブマシーンに勝負をするのでありました。
一度はラブマシーンを封じ込めることに成功したが、それも失敗してしまいしました。
【転】サマーウォーズ のあらすじ③
人工知能ラブマシーンは時間が経つにつれてOZの中にあるアカウントたちをどんどん自分の物に吸収し続けていました。
その数は4億まで膨れ上がってしまいました。
流石に格闘ゲームの世界チャンピオンである佳主馬もこの多すぎるラブマシーンには全く歯が立たちませんでした。
それにラブマシーンはOZが現実世界と密接に関わっていることを利用して宇宙にある小惑星探査機の「あらわし」を世界のどこかの核施設に落とすことを計画を考えます。
。
もし落ちてしまえば大変なことになるため何とか止めようとする健二は花札でラブマシーンと勝負することにします。
花札が得意であった健二は一時は優勢に進めていき、少しずつラブマシーンに乗っ取られたアカウントたちを排除することに成功しました。
時にラブマシーンも卑怯な手を使ってきたが上手く交わしていった健二であった。
そして大体のアカウントをラブマシーンから排除することに成功したため、この問題は解決したかに思われました。
【結】サマーウォーズ のあらすじ④
しかしラブマシーンは最後の手段に出ました。
それは小惑星探査機を核施設から夏希の実家に落とそうと決断しました。
パソコンの画面から明らかに夏希の実家が映されており、このまま墜落したしまえばこの家も夏希や健二たちの命も危ぶまれてしまいます。
それを回避するためにはラブマシーンから最後に送られた暗号を解読する必要がありました。
数学が得意な健二であったが、この暗号解読に苦労してしまいます。
いくらやっても解除することが出来ませんでした。
時間も迫ってきて、周りの人も諦めかけていた時でも最後まで戦い続けた健二はなんとか時間ギリギリに暗号解読に成功することが出来ました。
そして何とか家への直接墜落を免れることに成功しましたが、家の庭に墜落しました。
その影響で多少なりと家にダメージはありましたが、みんな無事でした。
大喜びする人たちでした。
夏希も健二のことを今回で大きく見直しました。
そして最後に夏希は健二にキスするのでありました。
サマーウォーズ を観た感想
最後まで本当に面白かったです。
特に健二の諦めない姿勢は本当に応援したくなりましたし、自分にとっても良い刺激を受けました。
現代のインターネットの普及を物語るかのような話で進んで行ったので実際にこれから起きてもおかしくないとも感じました。
そして個人的に好きなのは家族の団結力がとても良かったです。
一度はOZに直接関わりはないけれど、制作に関与した人物によって家族はバラバラになりかけそうでしたがそんな困難も家族みんなで最終的には力を合わせて行くのは面白かったです。
夏希や健二も含めた家族の心温まる映画でもありました。
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