監督:ベン・スティラー 2016年2月にパラマウント・ピクチャーズから配給
ズーランダー No.2の主要登場人物
デレク・ズーランダー(ベン・スティラー)
元男性トップモデル。
ハンセル(オーウェン・ウィルソン)
元男性モデル。ズーランダーのせいで顔に傷を負う。
ヴァレンティーナ・ヴァレンシア(ペネロペ・クルス)
インターポールファッション部門捜査官。
ズーランダー No.2 の簡単なあらすじ
ズーランダーはかつて男性トップモデルでしたが、会社の建物が崩壊し、妻は建物の下敷きになり、友達のハンセルは顔に傷を負います。
その後息子は、虐待容疑で取り上げられ、ズーランダーは山奥にこもります。
アレグザーニャの招待でローマに出ていきハンセルと共にショーに参加しますが、年齢が若くない彼らは時代遅れ、とコケにされます。
ムガトゥの犯罪を阻止するため再びズーランダーとハンセルは協力し、その過程でそれぞれが抱える問題と向き合っていきます。
ズーランダー No.2 の起承転結
【起】ズーランダー No.2 のあらすじ①
元男性トップモデルのズーランダーは1人山の奥にこもっています。
外は吹雪です。
ノックの音でドアを開けると外には友達のビリー・ゼーンが立っています。
久しぶり、と挨拶し中に入り小包を配達しに来たと言います。
小包はファッション界の女王アレグザーニャからで、ローマであるファッションイベントに招待する、と言うものでした。
ズーランダーはモデルはもうやめた、と拒絶します。
ビリーはもう自分を責めるのをやめろと言います。
ズーランダーは自分のせいで会社の建物が崩れ、妻が下敷きになり死んでしまいました。
その上、虐待容疑で子供を取り上げられ、モデルも引退しました。
ビリーはアレグザーニャの招待を受け、もう一度社会のメンバーである事を証明すれば子供を取り戻せる、と説得します。
ズーランダーはやってみる、と言い、ローマヘ旅立ちます。
場面が変わり、砂漠でハンセルがヨガのポーズをとっています。
ビリー・ゼーンが現れ、ズーランダーに渡したものと同じ小包を渡します。
ハンセルもローマに向かいます。
【承】ズーランダー No.2 のあらすじ②
ズーランダーがローマに着き空港で荷物を取ろうとするとハンセルと出会います。
ハンセルはズーランダーのせいで負った顔の傷を金のマスクで隠しています。
ハンセルはまだズーランダーの事を怒っています。
二人はホテルに送られて一緒の部屋になります。
話をしている内にまた昔のように打ち解け仲直りします。
ズーランダーがハンセルに、顔の傷がどんなに醜くても、君がどんな人間か知っているから大丈夫と言います。
ハンセルはマスクを取り、ズーランダーはやっぱり醜いからマスクをして、と言いますがハンセルはもう逃げるのはおしまいにして、色んなことに立ち向かおうと言います。
彼らは髭を剃り、ファッションショーの準備をします。
ショーに行ってみると若い人ばかりいて、自分達はおっさんで、そのくたびれた感じがいい、と褒められたのか馬鹿にされたのかわかりません。
ショーでは「時代遅れ」など書かれた服を着せられ、プルーンを上からぶっかけられ、コケにされました。
もうたくさん、とズーランダーは帰りかけます。
そこにインターポールのファッション部門の捜査官であるヴァレンティーナが現れ、ジャスティン・ビーバーをはじめとするポップスターが死んだ事件の捜査に協力してくれと言います。
かわりに、ヴァレンティーナはズーランダーの息子がピッコロクリータスと言う孤児院にいることをおしえてくれます。
【転】ズーランダー No.2 のあらすじ③
ズーランダーとハンセルは孤児院に行きます。
そこで息子を見つけますが息子は母の死はズーランダーのせい、そして自分を見捨てた、と反抗し、あなたのようにはなりたくない、とズーランダーの元を去ります。
ズーランダーは悩みます。
ハンセルも実は、パートナーが妊娠し自分が父親になる事で悩んでいます。
ハンセルには父親がいなかったからです。
そこにバレンティーナが現れ一連の事件にムガトゥが関係していると突き止めたと言います。
また、ハンセルにかかってきた怪しい電話の主と教会で会い、実はその人物はスティングでした。
スティングはアダムとイブ、そしてスティーブの伝説をおしえてくれます。
スティーブの子孫の心臓から流れる血を飲めば、永遠の若さを得られると言うのです。
その子孫と言うのがズーランダーの息子、デレクJr.だと言います。
ムガトゥはデレクJr.の命を狙っているのです。
ファッション界の刑務所に収容されているムガトゥの元をズーランダーとハンセル、ヴァレンティーナが訪れます。
ムガトゥはズーランダーを面会に指名しており、ズーランダーが一人入っていきます。
ムガトゥはズーランダーの顔を真似たマスクと自分の顔のマスクを作っており、ズーランダーの馬鹿正直さを利用し、自分とズーランダーを入れ替えて脱獄に成功します。
飛行機で逃げますがハンセルが後を追います。
【結】ズーランダー No.2 のあらすじ④
ヴァレンティーナがズーランダーを助け出し、ファッション界の大物が全て集うイベントに向かいます。
そのイベントにムガトゥとデレクJr.、尾行するハンセルも向います。
会場の中央にデレクJr.が縛り付けられています。
ムガトゥが儀式を行おうとするその時、ズーランダーとヴァレンティーナが現れます。
ムガトゥはアダムとイブ、そしてスティーブの伝説など嘘だと言います。
ファッション界の皆を一堂に集め、爆弾で皆殺しにする計画を明かします。
その会場はカラカラ浴場の地下で、そこのマグマに爆弾を落として爆発させようとするムガトゥでしたが、ズーランダー、デレクJr.、ハンセル、そしてハンセルの父親だと名乗りスティングが加勢し、爆弾を止めました。
ところでその爆弾はラメ爆弾で、爆弾しましたがラメが飛び散っただけでした。
ズーランダーとデレクJr.は仲直りし、親子揃ってモデル界で活躍します。
ハンセルは子供が生まれ、父親になります。
ズーランダー No.2 を観た感想
前作ズーランダーを観た方は、前作の名シーンが出てきてとても楽しめます。
前作でズーランダーと友達がはめを外しすぎて、ガソリンスタンドでガソリンのノズルで遊んでいてタバコの火が引火して大爆発を引き起こしました。
今回もズーランダーがデレクJr.をドライブに連れて行って、スマホで自撮りをするとき、対向車とぶつかりかけて車が何回転もした大事故を引き起こしました。
ズーランダーのとぼけぶりが炸裂していてすごく面白いです。
それから喧嘩をしても、やっぱりすぐ仲良くなる、ズーランダーとハンセルの関係も良いです。
二人で励まし合って自分達が抱える問題に向き合います。
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